大好きな花散歩から世界最古、アプリコット色のナミブ砂漠まで。好奇心を原動力にあちこち出かけます
by tanpopo-jyo
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杭州観光②雷峰塔と霊隠寺
ランチのあと、向かったのは西湖の南岸に位置する雷峰塔
現在の塔は、977年に建てられた塔が1924年に倒壊したため、
2002年に建て直したもの。入り口を入るとすぐ左手に・・・
雷峰塔が見えます。
この蒸し暑さの中、真ん中がエスカレーターになっているのが有り難いです
雷峰塔の高さは71.96m。
この新しい塔は、倒壊した塔の遺跡を内部に収めて保護するように
建てられています
塔内にあるエレベーターで最上階へ。天井まで金箔が張られまばゆいこと!
各フロア毎に展示品があるので、それを見学したり、
外へ出て遠景を眺めたりしつつ、今度は階段を下りていきます。
このフロアの周囲には、白蛇伝説の物語が精緻に彫られていて見応えがありました
写真は妻が白蛇の化身と知って気を失ってしまった場面です
最上階からの西湖の眺め。西湖の名は、中国四大美女のひとり西施に由来
しており、晴れた日の西湖より霧の西湖、それよりも美しいのは雨の西湖で、
最も美しいのが雪の西湖と言われるとか。
舟の向こう側に見えるのが宋代の蘇軾が築いた全長2.8㎞の堤防「蘇堤」で、
蘇堤の向こう側は西里湖です
千年以上の歴史を持つという曹洞宗の浄慈寺も見えました
雷峰塔の後は、西湖の西に位置し、中国禅宗十大古刹のひとつ霊隠寺へ。
インドの高僧、慧理(けいり)によって建立されたこの寺は、飛来峰石窟と霊隠寺
の2つのエリアで構成されており、入場料も別々となっています。
インドの霊鷲山の小峰が飛来した岩山だ!と慧理(けいり)が語ったとされる
石灰岩の岩山には洞穴が72以上あると言われ、五代呉越国時代から
元の時代(10~14世紀)にかけて彫られた338体の石仏があります。
理公の塔
布袋さま(中国では弥勒菩薩)
飛来峰石窟群を眺めながら奥に進むと、改めて霊隠寺の入り口があります
威鎮三洲の額が掲げられていた天王殿には南宋時代(12~13世紀)に造られた
という木製の韋駄天菩薩像。威鎮三洲とは、須弥山の北は浄土なので、
韋駄天菩薩は東・西・南を守れば良いという意味だそうです。
韋駄天菩薩を拝んで、振り返ると大雄宝殿が見えます
中には奈良の大仏様より大きい19.6mという金ピカの釈迦如来像(撮影禁止)。
薬師殿には・・・
日光・月光菩薩を両脇に、薬師如来像
で、この屋根飾り。この建物だけでなく、多くの屋根に同様の飾りがあったので
ガイドさんに訊ねたのですが、「初めて気がついた」と言われてしまいました (・・?)
ゾウ、シカ、サル・・・屋根によってたくさんの種類の動物が使われています
夕食は杭州名物の乞食鶏など。
乞食が鶏を盗んだものの調理器具はなく、地面に埋めて蒸し焼きにしたら
美味しかったのが料理名の由来とか。
以前、日本で食べた時には固めた土(粘土?)のまま出てきて、木槌で割るという
セレモニー付きでしたが、このお店では既に粘土は割られ、蓮の葉に包まれた
状態で出されました。蓮の葉の香りが移って美味しかったです!!
明日は蘇州へ移動、寒山寺や運河巡りを楽しみます(次のページへ)
杭州・蘇州・上海の旅は
⑴皆既日食ツアー成田出発から杭州到着まで
⑵西湖にて皆既日食クルーズ
⑶杭州観光①花港公園と龍井村
⑷杭州観光②雷峰塔と霊隠寺
⑸蘇州観光①寒山寺と運河巡り
⑹蘇州観光②虎丘斜塔と拙政園
⑺オールド上海(豫園エリア)
⑻「古きよき上海」と「今をゆく上海」(新天地・泰康路田子坊・衡山路)
⑼第5目(最終日) 上海あれこれ
となっております。ご興味のあるページをお読みいただければ幸いです。
現在の塔は、977年に建てられた塔が1924年に倒壊したため、
2002年に建て直したもの。入り口を入るとすぐ左手に・・・
雷峰塔が見えます。
この蒸し暑さの中、真ん中がエスカレーターになっているのが有り難いです
雷峰塔の高さは71.96m。
この新しい塔は、倒壊した塔の遺跡を内部に収めて保護するように
建てられています
塔内にあるエレベーターで最上階へ。天井まで金箔が張られまばゆいこと!
各フロア毎に展示品があるので、それを見学したり、
外へ出て遠景を眺めたりしつつ、今度は階段を下りていきます。
このフロアの周囲には、白蛇伝説の物語が精緻に彫られていて見応えがありました
写真は妻が白蛇の化身と知って気を失ってしまった場面です
最上階からの西湖の眺め。西湖の名は、中国四大美女のひとり西施に由来
しており、晴れた日の西湖より霧の西湖、それよりも美しいのは雨の西湖で、
最も美しいのが雪の西湖と言われるとか。
舟の向こう側に見えるのが宋代の蘇軾が築いた全長2.8㎞の堤防「蘇堤」で、
蘇堤の向こう側は西里湖です
千年以上の歴史を持つという曹洞宗の浄慈寺も見えました
雷峰塔の後は、西湖の西に位置し、中国禅宗十大古刹のひとつ霊隠寺へ。
インドの高僧、慧理(けいり)によって建立されたこの寺は、飛来峰石窟と霊隠寺
の2つのエリアで構成されており、入場料も別々となっています。
インドの霊鷲山の小峰が飛来した岩山だ!と慧理(けいり)が語ったとされる
石灰岩の岩山には洞穴が72以上あると言われ、五代呉越国時代から
元の時代(10~14世紀)にかけて彫られた338体の石仏があります。
理公の塔
布袋さま(中国では弥勒菩薩)
飛来峰石窟群を眺めながら奥に進むと、改めて霊隠寺の入り口があります
威鎮三洲の額が掲げられていた天王殿には南宋時代(12~13世紀)に造られた
という木製の韋駄天菩薩像。威鎮三洲とは、須弥山の北は浄土なので、
韋駄天菩薩は東・西・南を守れば良いという意味だそうです。
韋駄天菩薩を拝んで、振り返ると大雄宝殿が見えます
中には奈良の大仏様より大きい19.6mという金ピカの釈迦如来像(撮影禁止)。
薬師殿には・・・
日光・月光菩薩を両脇に、薬師如来像
で、この屋根飾り。この建物だけでなく、多くの屋根に同様の飾りがあったので
ガイドさんに訊ねたのですが、「初めて気がついた」と言われてしまいました (・・?)
ゾウ、シカ、サル・・・屋根によってたくさんの種類の動物が使われています
夕食は杭州名物の乞食鶏など。
乞食が鶏を盗んだものの調理器具はなく、地面に埋めて蒸し焼きにしたら
美味しかったのが料理名の由来とか。
以前、日本で食べた時には固めた土(粘土?)のまま出てきて、木槌で割るという
セレモニー付きでしたが、このお店では既に粘土は割られ、蓮の葉に包まれた
状態で出されました。蓮の葉の香りが移って美味しかったです!!
明日は蘇州へ移動、寒山寺や運河巡りを楽しみます(次のページへ)
杭州・蘇州・上海の旅は
⑴皆既日食ツアー成田出発から杭州到着まで
⑵西湖にて皆既日食クルーズ
⑶杭州観光①花港公園と龍井村
⑷杭州観光②雷峰塔と霊隠寺
⑸蘇州観光①寒山寺と運河巡り
⑹蘇州観光②虎丘斜塔と拙政園
⑺オールド上海(豫園エリア)
⑻「古きよき上海」と「今をゆく上海」(新天地・泰康路田子坊・衡山路)
⑼第5目(最終日) 上海あれこれ
となっております。ご興味のあるページをお読みいただければ幸いです。
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| 2009-07-29 16:54
| 杭州・蘇州・上海
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