大好きな花散歩から世界最古、アプリコット色のナミブ砂漠まで。好奇心を原動力にあちこち出かけます
by tanpopo-jyo
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ブータンの旅⑤ 車で行ける最高峰チェレラ峠へ
2016年8月28日(日)
午前8時、首都ティンプーのホテル Gakyil をチェックアウトし、
ティンプー川沿いに建つ王制百周年記念市場へ。
ティンプー市民の食を支えるこの市場では、インドからの輸入ものが1階に、
若干高めのブータン産は2階で売られているそうです。
この松茸は1キロ1500ニュルタム(約2300円)ですが、
傘の開いていないAランクのものだと$90/ ㎏ とのこと。
種類が豊富なトウガラシも キロ売り!
ブータンでは、トウガラシはスパイスではなく、野菜のひとつ。
幼い女の子がお手伝いしているのは・・・
スナックとして食べるチュゴというヤクの乳で作った干しチーズ売り。
ものすごく硬いそうです。
おばちゃんが練っているのは ツネ(石灰) と、
ビンロウジュの実を混ぜたもので、
容器に入れて売っています。このペーストを・・・
キンマの葉に包んだものをドマといい、口に含むとハイになるらしいのですが、
ブータンでは文化として定着しているとのこと。
噛むと出る赤い唾液を、吐き出しながら歩くため、道には血を吐いたような跡が
あちこちに残り、口の周りと口の中も真っ赤でドラキュラ風になるというオマケ付き。
赤米と並んで 日本のお米も売っていました。
市場を出たあとは標高4000m弱のチェレラ峠を目指します。
ティンプーから1時間余りで対岸にタチョガン・ラカンが見えたので・・・
途中下車。ラカンは寺院という意味で、
各地に108の鎖の吊り橋を造ったというチベットの高僧タントン・ギャルポが、
14世紀に創建した寺院だそうです。ここから九十九折れの道を2時間走って・・・
標高3988m、ブータン国内で車で行くことのできる最も標高の高い地点、
チェレラ峠に到着。今は雨期で雲が多く眺望は今ひとつですが
快晴の日には、遠く7,300mのジョモラリ山の雄大な姿が眺められるそうです。
峠への道は、冬季には雪が積もりますが ハ県と首都ティンプーをつなぐ
幹線道路のため 除雪をして日中3~4時間だけ通行が可能になるようです。
峠には、自然界の五大要素(天・風・火・水・地) を象徴した5色の旗や、
経典が書かれた旗のほか・・・
マニダル(またはダルシン) と呼ばれる白い祈りの旗が無数に立っています。
ブータンでは、火葬後の遺灰は川に流して お墓を作る習慣がないので
見晴らしの良い場所に108本のマニダルを立てるのだそうです。
無数の旗が強風に翻る音は読経のようにも聞こえました。
車を降りてからさらに丘を上がったので、この辺りなら4000m超かも?
ブータンでは乳幼児や子供が亡くなった場合は、鳥葬をする習慣があるそうで
赤い印の場所はそのひとつだそうです。
高山植物の宝庫でもあるチェレラ峠ですが、花のシーズンはそろそろ終わり。
それでもエーデルワイスの仲間や、
嘴がクルリンとしたシオガマギクの仲間、
Pedicularis Siphonantha (ペディクラリス シフォナンタ)、
アズマギクの仲間 Erigeron Multiradiatus (エリゲロン ムルティラディアトゥス)
は咲き乱れていました。
あと1ケ月早ければ青いケシも見られたのに・・・。
今日はピクニックランチと聞いていたので、
サンドイッチとコーヒーを想像していたのですが・・・
懐かしい? 柄のジャーやポットが出てきましたよ。。。
わぁ、これはフタを開けなくても いつものアレだとわかってしまいまして(涙)。
ランチのあとは今夜の宿泊地パロへ向かいます。
ブータンの旅の目次は下記のとおりです
ブータンの旅① 出発~パロ到着まで
ブータンの旅② 首都ティンプー観光
ブータンの旅③ ドチュ・ラ峠からチミ・ラカンへ
ブータンの旅④ 美しいプナカ・ゾン
ブータンの旅⑤ 車で行ける最高峰チェレラ峠へ
ブータンの旅⑥ 民族衣装を着て民家訪問
ブータンの旅⑦ 崖っぷちに建つタクツァン僧院へ
ブータンの旅⑧ キチュ・ラカン そして帰国へ
午前8時、首都ティンプーのホテル Gakyil をチェックアウトし、
ティンプー川沿いに建つ王制百周年記念市場へ。
ティンプー市民の食を支えるこの市場では、インドからの輸入ものが1階に、
若干高めのブータン産は2階で売られているそうです。
この松茸は1キロ1500ニュルタム(約2300円)ですが、
傘の開いていないAランクのものだと$90/ ㎏ とのこと。
種類が豊富なトウガラシも キロ売り!
ブータンでは、トウガラシはスパイスではなく、野菜のひとつ。
幼い女の子がお手伝いしているのは・・・
スナックとして食べるチュゴというヤクの乳で作った干しチーズ売り。
ものすごく硬いそうです。
おばちゃんが練っているのは ツネ(石灰) と、
ビンロウジュの実を混ぜたもので、
容器に入れて売っています。このペーストを・・・
キンマの葉に包んだものをドマといい、口に含むとハイになるらしいのですが、
ブータンでは文化として定着しているとのこと。
噛むと出る赤い唾液を、吐き出しながら歩くため、道には血を吐いたような跡が
あちこちに残り、口の周りと口の中も真っ赤でドラキュラ風になるというオマケ付き。
赤米と並んで 日本のお米も売っていました。
市場を出たあとは標高4000m弱のチェレラ峠を目指します。
ティンプーから1時間余りで対岸にタチョガン・ラカンが見えたので・・・
途中下車。ラカンは寺院という意味で、
各地に108の鎖の吊り橋を造ったというチベットの高僧タントン・ギャルポが、
14世紀に創建した寺院だそうです。ここから九十九折れの道を2時間走って・・・
標高3988m、ブータン国内で車で行くことのできる最も標高の高い地点、
チェレラ峠に到着。今は雨期で雲が多く眺望は今ひとつですが
快晴の日には、遠く7,300mのジョモラリ山の雄大な姿が眺められるそうです。
峠への道は、冬季には雪が積もりますが ハ県と首都ティンプーをつなぐ
幹線道路のため 除雪をして日中3~4時間だけ通行が可能になるようです。
峠には、自然界の五大要素(天・風・火・水・地) を象徴した5色の旗や、
経典が書かれた旗のほか・・・
マニダル(またはダルシン) と呼ばれる白い祈りの旗が無数に立っています。
ブータンでは、火葬後の遺灰は川に流して お墓を作る習慣がないので
見晴らしの良い場所に108本のマニダルを立てるのだそうです。
無数の旗が強風に翻る音は読経のようにも聞こえました。
車を降りてからさらに丘を上がったので、この辺りなら4000m超かも?
ブータンでは乳幼児や子供が亡くなった場合は、鳥葬をする習慣があるそうで
赤い印の場所はそのひとつだそうです。
高山植物の宝庫でもあるチェレラ峠ですが、花のシーズンはそろそろ終わり。
それでもエーデルワイスの仲間や、
嘴がクルリンとしたシオガマギクの仲間、
Pedicularis Siphonantha (ペディクラリス シフォナンタ)、
アズマギクの仲間 Erigeron Multiradiatus (エリゲロン ムルティラディアトゥス)
は咲き乱れていました。
あと1ケ月早ければ青いケシも見られたのに・・・。
今日はピクニックランチと聞いていたので、
サンドイッチとコーヒーを想像していたのですが・・・
懐かしい? 柄のジャーやポットが出てきましたよ。。。
わぁ、これはフタを開けなくても いつものアレだとわかってしまいまして(涙)。
ランチのあとは今夜の宿泊地パロへ向かいます。
ブータンの旅の目次は下記のとおりです
ブータンの旅① 出発~パロ到着まで
ブータンの旅② 首都ティンプー観光
ブータンの旅③ ドチュ・ラ峠からチミ・ラカンへ
ブータンの旅④ 美しいプナカ・ゾン
ブータンの旅⑤ 車で行ける最高峰チェレラ峠へ
ブータンの旅⑥ 民族衣装を着て民家訪問
ブータンの旅⑦ 崖っぷちに建つタクツァン僧院へ
ブータンの旅⑧ キチュ・ラカン そして帰国へ
by tanpopo-jyo
| 2016-09-02 22:15
| ブータン王国
|
Comments(2)
Commented
by
ジョニデ
at 2016-09-07 00:16
x
いつものあれ・・(苦笑)
・・失礼いたしました
・・失礼いたしました
0
Commented
by
tanpopo-jyo at 2016-09-07 00:59
ジョニデさま はい。。。
「生きるための食事」より「楽しむ食事」が好き(^-^;
「生きるための食事」より「楽しむ食事」が好き(^-^;