大好きな花散歩から世界最古、アプリコット色のナミブ砂漠まで。好奇心を原動力にあちこち出かけます


by tanpopo-jyo

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カテゴリ:オーストリア( 12 )

①年末年始をウィーンで

2016年12月29日(木)

秋のお彼岸過ぎにウィーンフィルのニューイヤーコンサートのチケットが取れて、
年末年始をウィーンで過ごすことにしたとはいえ トップシーズンの航空券と宿泊予約ができたらの話。
オーストリア航空が2016年9月末で日本から撤退し、アジアの拠点を上海に移したことにより
ウィーンまでの直行便はなくなったので、どこを経由地にするかがまず問題。
フランクフルトやデュッセルドルフ、ミュンヘン経由は空席なし (;o;)
2016年1月から日本~ワルシャワの直行便を開設したポーランド航空で予約が取れました。
オットから「ポーランド経由」と聞いて、「ワレサ議長」 しか思いつかなかった私 (^^;
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出国ラッシュ覚悟でしたが、9時過ぎに入ったラウンジは意外に空いています。
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10:55 成田発 LO80便に搭乗。特筆すべきはCAさんが美人揃い!!
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14:25 ワルシャワ着。
乗り継ぎカウンターの表示がどこにもなく焦って空港の係に訊いたらまず入国手続きをですって。
ポーランドもEUでした~ (^^;
17:35 ワルシャワ発 LO225 、18:55 ウィーン着。
空港のタクシーのり場にはベンツがずらり。ドイツ圏だと再認識しました。
空港から約15分、₠40(5,000円弱)でグランドホテルGrand Hotel Wien に到着。
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ウィーン行きが決まった時、オットから 「どこに泊まりたい?」 と訊かれて
ザッハーかグランドホテルと答えましたがどちらも満室で予約できず。
リーディングホテルの会員になってようやくグランドホテルの予約ができた経緯があるので嬉しい♪
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宮殿風のグランドホテルは1860年代から営業している老舗ホテル。
大昔、ウィーンに滞在した時に泊まれなかったので思い入れがあるのです。
1989年には全日空が買収、大規模なリフォームをして1994年にANA グランドホテルとしてオープン。
2002年にJJW Hotels & Resortsに売却したため今は "Grand Hotel" と改称されています。
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お部屋は最上階にランクアップ、ウェルカムシャンパン付き。
リーディングホテルの会員っておトクかも?今夜から6泊の滞在です。
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ウィーンの旅の目次は、下記のとおりです
ウィーンの旅①年末年始をウィーンで
ウィーンの旅②ハプスブルク家、夏の離宮 シェーンブルン宮殿
ウィーンの旅③歴代皇帝が住んだ宮殿、ホーフブルク
ウィーンの旅④ウィーンのシンボル、シュテファン大聖堂へ
ウィーンの旅⑤オペレッタ「こうもり」をハシゴした大晦日
ウィーンの旅⑥ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2017
ウィーンの旅⑦国立オペラ座の日本語ガイドツアー
ウィーンの旅⑧ウィーンで霧氷ができた朝 ハルシュタットへ行く
ウィーンの旅⑨シシィも愛した温泉リゾート バート・イシュル
ウィーンの旅⑩名画の宝庫 美術史美術館へ
ウィーンの旅⑪ペーター教会でパイプオルガンの演奏を聴く

by tanpopo-jyo | 2017-01-16 19:12 | オーストリア | Comments(6)

②ハプスブルク家、夏の離宮 シェーンブルン宮殿

2016年12月30日(金)

ヨーロッパで最も美しいバロック宮殿および庭園と言われるこの宮殿は
とても人気の観光スポットなので混雑を避けて開門の8時半に到着。
今朝の最低気温はマイナス6度でしたが風はなく陽差しが気持ち良く感じられます。

青空に映えるマリア・テレジアイエローが素敵なシェーンブルン宮殿は、
16世紀の半ば、ハプスブルク家の狩猟用の土地として入手されたのが始まりで、
17世紀末から18世紀初頭に宮殿に改築され、更にマリア・テレジアが手を加えて、
1749年にこの姿になりました。左右に設けられた階段を上がり、テラスに立つと・・・
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庭園の先、丘の上に建つグロリエッテ (横幅135.3m、高さ25.95m) まで見渡せます。
もともとこの丘の上に宮殿の本館を建てるはずでしたが、残念ながらそれは実行されず、
フランツ・ヨーゼフ1世の時代には、グロリエッテでは祝典が行われたり、
朝食ルームとしても利用されたそうです。グロリエッテまでは片道、早足で15分。
こんな所まで朝食を食べに行くなんて 皇帝もラクじゃありません? ^^
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これはゲート側から見た宮殿 (グロリエッテのある庭園はこの建物の裏となります)。
宮殿前庭中央のクリスマスツリーは、明後日、元旦まで立てられているそうで・・・
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たくさんのクリスマスマーケットの屋台が、
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並んでいました。
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1830年にこの宮殿で生まれたフランツ・ヨーゼフ皇帝(在位1848〜1916)は、晩年の数年を
ここで過ごし、死去2年後の1918年、宮殿は新生オーストリア共和国の所有するところとなりました。
宮殿内には1400余の部屋があり、そのうち40室が一般公開されています。
宮殿内部はフレスコ画が素晴らしい「大広間」を始め、モーツァルトが御前演奏をした「鏡の間」、
女帝マリア・テレジアが、最愛の夫皇帝フランツ・シュテファンを1765年に亡くしてから
思い出の部屋として過ごしたという北京製黒漆のプレートが壁一面を覆う「漆の間」など
個性ある美しい部屋が数多くあります(残念ながら宮殿内部は撮影不可)。

現在この宮殿の3階と4階は賃貸アパートとして一般に貸し出されているとのこと。
間取りはひとり用タイプから100㎡超のファミリータイプまで色々あるそうです。
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8時半の開門時には閑散としていたゲートも、見学が終わった11時前には・・・
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続々と観光バスが到着して混雑して来ました。チケット売り場も行列ができていたので、
シェーンブルン宮殿の見学は早めがオススメというのは正解かもしれません。このあとは・・・
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大晦日にカウントダウンの花火が行われる市庁舎まで移動。市庁舎前にある・・・
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ブルク劇場は、ヨーゼフ2世の時代に建てられ、1874年にこの場所に移された劇場で
古典劇や現代劇を上演しているそうです。
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ブルク劇場隣に広がるフォルクス公園には、
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高さ2.5mの大理石のエリザベート像が置かれています。もう昼前だというのに池は凍っていますね!
亡くなった4年後にエリザベート像を作るコンテストが行われたものの勝者が選ばれなかったため
応募した芸術家達から抗議が殺到。
そこで再び1904年にコンテストが行われ、Friedrich Ohmannの案が選ばれて、
フランツ・ヨーゼフ1世がここに像を置くことを定めたそうです。
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ウィーンはハプスブルク家の支配の下、城塞都市として発展しました。
19世紀、実質的な最後の皇帝であるフランツ・ヨーゼフ1世は内側の城壁を取り払って、
「リンク・シュトラーセ」と呼ばれる環状道路を設置しました。
世界遺産のウィーン歴史地区は周囲約5kmのこのリンクの内側を指し、
現在は路面電車がこのリンクを走っています。(後ろの建物は国会議事堂)
主な見どころは、基本的に歩いて廻れるリンク内に集中しているのでわかりやすいです。
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英雄広場を横切って、ナポレオン軍が破壊した城壁の跡地に、
1819年に皇帝フランツ1世が整備させた王宮庭園へ。左の建物は新王宮。
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夏には赤いお花で彩られるト音記号もこの季節は目立ちませんが、
王宮庭園といえばやはりモーツァルト像。
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19世紀終わりに作られたこの像は、当初オペラ座裏のアルベルティーナ広場に
建てられていたのですが戦争で被害を受け、修復後に王宮庭園に移設されたそうです。
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台座のレリーフはオペラ 「ドン・ジョヴァンニ」 のワンシーン。
その上には様々な楽器、さらに鍵盤がデザインされています。像の裏は・・・
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チェンバロを弾く幼いモーツァルトと父、レオポルド、姉ナンネルとのアンサンブルシーン。
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そろそろ身体が冷えてきたので王宮庭園の一角にあるパルメンハウス Palmenhaus でランチを。
元々は、植物を栽培する場所として建てられ、 1901年に改築されたカフェで、
フランツ・ヨーゼフ皇帝も、ここで朝食をとりながら、美しいパノラマを楽しんだそうです
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コリアンダーが効いたカレースープがことのほか美味しく、温まります。
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あとはサラダとニョッキも。
午後は王宮 (ホーフブルク) を巡ります。 夜は「第九」もあるので滞在初日から忙しい!
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ウィーンの旅の目次は、下記のとおりです
ウィーンの旅①年末年始をウィーンで
ウィーンの旅②ハプスブルク家、夏の離宮 シェーンブルン宮殿
ウィーンの旅③歴代皇帝が住んだ宮殿、ホーフブルク
ウィーンの旅④ウィーンのシンボル、シュテファン大聖堂へ
ウィーンの旅⑤オペレッタ「こうもり」をハシゴした大晦日
ウィーンの旅⑥ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2017
ウィーンの旅⑦国立オペラ座の日本語ガイドツアー
ウィーンの旅⑧ウィーンで霧氷ができた朝 ハルシュタットへ行く
ウィーンの旅⑨シシィも愛した温泉リゾート バート・イシュル
ウィーンの旅⑩名画の宝庫 美術史美術館へ
ウィーンの旅⑪ペーター教会でパイプオルガンの演奏を聴く

by tanpopo-jyo | 2017-01-14 22:47 | オーストリア | Comments(0)

③歴代皇帝が住んだ宮殿、ホーフブルク

2016年12月30日(金)

ハプスブルク家歴代皇帝の居城として発展し続けてきたホーフブルク(王宮)。
「都市の中の都市」と形容されるように広大な敷地の中には
新旧の王宮をはじめとする宮殿群と王宮に付属する教会や図書館などがあり、
全てを見学するには最低でも1週間かかるらしいので「必見スポット」だけ駆け足で。

フランツ2世像の立つ中庭から見た・・・
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旧王宮。
ハプスブルク家が13世紀後半から1918年まで600年以上にわたって住居としてきた王宮は
増改築が繰り返され、18の棟が複雑に入り組み、2500以上の部屋があるそうで・・・
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ハプスブルク家の暮らしぶりを見せてくれる銀器コレクションのほか、
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エリザベートが婚礼前夜に着用したドレスや、ハンガリー女王としての戴冠式用ドレス(ウェスト51㎝!)、
旅行に愛用した豪華なサロン列車のレプリカ、
レマン湖畔でアナキストに襲われたあと宿泊先のホテル「ボー・リヴァージュ」へ運ばれた際に
彼女を覆っていた襟と縁取りをサギの羽根で飾った黒いマントetc が展示されているシシィ博物館や
家族の肖像画が飾られた皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の執務室や居室をまず見学しました。
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英雄広場から見た新王宮。
現在は古楽器博物館、武器・鎧博物館、エフェソス博物館が入っています。
1938年3月、ナチスがオーストリア併合を強行、ヒトラーは5月にこの中央バルコニーで演説をしました。
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王宮礼拝堂では、9月中旬~6月中旬の日曜日のミサで
ウィーン少年合唱団(1498年に皇帝マクシミリアン1世により王宮礼拝堂少年聖歌隊として結成)の
歌声を聴くことができるそうです
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王宮の一角、ヨーゼフ広場に面した所にオーストリア国立図書館に属するプルンクザール Prunksaal
という、世界で最も美しいと言われる図書館があります。
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1723年、マリア・テレジア女帝の父、カール6世の命により建設された図書館で
ハプスブルク家歴代皇帝などの蔵書から成る書籍は約20万冊。
館内はプルンクザール(=豪華なホール)とよばれるメインホールが最大の見どころです。
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左右の本棚には、1730年から19世紀に至るまでの手書きや印刷された本や地図、
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楽譜など、王宮図書館所有の書物や地球儀が置かれています。
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中央にカール6世像が置かれたバロック特有の楕円ドームがあり、
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天井フレスコ画が施されています。
フレスコ画の中央には右手に長細いピラミッドを手にした栄誉を表す人物像、
その下にはヘラクレスとアポロがカール6世のメダルを持って描かれています。
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国立図書館と同じく、ヨーゼフ広場に面した場所に入り口があるアウグスティーナ教会は、
宮廷付属の教会として14世紀前半に建造されました。
最初は、フリードリヒ美王(1286~1330年)によって、靴を履いてよいアウグスティヌス修道会が呼ばれ、
教会と修道院が作られたのですが、1631年に皇帝フェルディナント2世が、
戒律が厳しい靴を履いてはいけないアウグスティヌス修道会をプラハから呼び寄せたため、
昔からここにいた靴を履いてよいアウグスティヌス修道会は追い出されます。
その後この教会はバロック化されますが、1785年フェルディナント・ホーエンベルクによって
バロック様式が取り除かれ、ゴシックをベースにした現在の姿になったということです。

1634年から1918年まで宮廷付属の教会だったので、マリア・テレジアとフランツ・シュテファン、
マリーアントワネットとルイ16世の代理人、フランツ・ヨーゼフとエリザベートなど
ハプスブルク家の結婚式が執り行なわれた教会としても知られています。
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金装飾のパイプオルガンもみごとです。
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アルベルティーナ Albertina は、17世紀後半に宮廷役所として建てられ、
1742~1745年のマリア・テレジア時代に宮殿に改築されます。
その後マリア・テレジアの娘クリスティーナと結婚したザクセンのアルベルト公の所有となり、
彼の膨大なコレクションを収めるため1795年に改築、現在美術館として公開されています。
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美術館の入口に通じる階段は、一種のアートになっていて、絵は展示内容によって変わるとのこと。
2017年1月8日までは「ゴッホ展」のため、階段は「種をまく人」になっています。
旧王宮をスタートして、ここまでで4時間余りが経過。
まだスイス宮やスペイン乗馬学校もありますが本日は時間切れ!ホテルに戻って着替えたら・・・
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コンツェルトハウス Konzerthaus へ。
1913年に完成したウィーン交響楽団の本拠地です。
皇帝フランツ・ヨーゼフI世の臨席によるこけら落としのコンサートでは、
当時の現代作曲家リヒャルト・シュトラウス作品が紹介され、続いて第九が演奏されました。
現代作品と古典の組み合わせは伝統として今日まで続いているそうです。
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本日のお目当ては20:00 ~の「第九」。指揮は若き俊英ウルバンスキ。
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開演1時間ほど前に到着してロビーでウロウロしていたら
「今朝シェーンブルン宮殿でお会いしましたよね?」と声をかけられでびっくり!ウィーンは狭い?(笑)
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皆さま、ロビーにあるベートーベンの胸像が見下ろすバーや、
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もう1ケ所あるバーでシャンペンなどを楽しみながら開演を待っていらっしゃいます。
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演奏は、1楽章、2楽章、3楽章と淡々と進んで、ちょっと物足りない気もあったのですが、
合唱も加わったあとの4楽章の迫力ある展開と追い込みは感動的でした。
完璧に合わせてハモるというより、100何人? かの歌手ひとりひとりが
感情をぶつけるようにして歌って、かつバランスが保たれているとでも言うような歌い方。
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コンツェルトハウスからグランドホテルまでは歩いて5分くらい。
場所によるのかもしれませんが、夜歩いていても危険な感じはなく良い町です♪
ウィーン一日目はつつがなく終了。
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ウィーンの旅の目次は、下記のとおりです
ウィーンの旅①年末年始をウィーンで
ウィーンの旅②ハプスブルク家、夏の離宮 シェーンブルン宮殿
ウィーンの旅③歴代皇帝が住んだ宮殿、ホーフブルク
ウィーンの旅④ウィーンのシンボル、シュテファン大聖堂へ
ウィーンの旅⑤オペレッタ「こうもり」をハシゴした大晦日
ウィーンの旅⑥ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2017
ウィーンの旅⑦国立オペラ座の日本語ガイドツアー
ウィーンの旅⑧ウィーンで霧氷ができた朝 ハルシュタットへ行く
ウィーンの旅⑨シシィも愛した温泉リゾート バート・イシュル
ウィーンの旅⑩名画の宝庫 美術史美術館へ
ウィーンの旅⑪ペーター教会でパイプオルガンの演奏を聴く

by tanpopo-jyo | 2017-01-13 19:16 | オーストリア | Comments(0)

④ウィーンのシンボル、シュテファン大聖堂へ

2016年12月31日(土)

ホテルのレストランで朝食を。
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ビュッフェスタイルですが温かいお料理だけは注文で。私はコーンドビーフ。
グランドホテルのブラッセリーはお料理もパンも美味しく、
また程よい距離感のあるスタッフもプロフェッショナルで、朝食が2回目の今日は
「昨日と同じ場所のテーブルにしますか?」 「今朝もコーヒーでよろしいですか?」と訊かれました。
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ホテルとオペラ座の間にあるケルントナー通り (終日歩行者天国) を歩いて
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シュテファン大聖堂へ。
周りに建物が密集しているため、巨大な聖堂全体をカメラに収めることは難しく、
しかも電線が写り込んでしまうのが残念 (>o<#)
シュテファン大聖堂は、12世紀半ばにロマネスク様式の教会として建設されたことに始まり、
13世紀から14世紀にかけてハプスブルク家のルドルフ4世の命により、
建物主要部分がゴシック様式に建て替えられました。シュテファン大聖堂には4本の塔が建ち、
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最も高い南塔の高さは137m。当初、この南塔と高さを揃えることになっていた・・・
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北塔(写真左端の塔)は、財政難のため工事は中断、丸屋根がつけられて現在の姿となりました。
エレベーターで北塔の上に上がると・・・
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ウィーン市内を一望することができます。建物の高さが揃っていキレイですね
矢印は、「岸辺のマリア教会」、奥に黒々と広がっているのが 「ウィーンの森」 です。
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モザイクが美しい瓦屋根。
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北面の屋根にはウィーン市の 「鷲の紋章」 を見ることができます
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全長107mに及ぶ内陣身廊の、フェンスより奥に入るには₠5.5 (イヤホンガイド付き。日本語有り)
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主祭壇に向かって・・・
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左の壁面(北塔側)には聖母マリアの生涯を描いた、「ノイシュタットの祭壇」。
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右の壁面(南塔側)にはパイプオルガン。教会の側面にパイプオルガンって珍しくありませんか?
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パイプオルガン隣には「召使い女のマドンナ像」
願いが叶うマリア像として有名なのだそうです。
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シュテファン大聖堂の身廊部分の中ほど主祭壇に向かって左側にある説教壇は、
1510~1515年にかけて石灰砂岩で作られました。一番目立つ説教壇の上部には、
アンブロジウス、ヒエロニムス、グレゴリウス、アウグスティヌスの 4人の教会博士。
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説教壇の下の のぞき窓から身を乗り出している姿は作者本人だと言われています。
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ウィーンの伝統的菓子、ウェハースのマンナーは・・・
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シュテファン大聖堂のすぐ前。(写真右に大聖堂が写っていますよね?)
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よく流行っていてレジは長蛇の列!
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今日は午後からオペレッタ「こうもり」をハシゴするのでそろそろホテルに戻って着替えないと。
ケルントナー通りをオペラ座の方へ歩いていて小さなブタを売る露店を見つけました。
オーストリアでは、ブタ、赤いきのこ、四葉のクローバーが新年のお祝いのシンボルだそうです♪
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四葉のクローバーを持ったマジパン細工のブタも(笑)
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ウィーンの旅の目次は、下記のとおりです
ウィーンの旅①年末年始をウィーンで
ウィーンの旅②ハプスブルク家、夏の離宮 シェーンブルン宮殿
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ウィーンの旅⑨シシィも愛した温泉リゾート バート・イシュル
ウィーンの旅⑩名画の宝庫 美術史美術館へ
ウィーンの旅⑪ペーター教会でパイプオルガンの演奏を聴く

by tanpopo-jyo | 2017-01-12 18:32 | オーストリア | Comments(0)

⑤オペレッタ「こうもり」をハシゴした大晦日

2016年12月31日(土)

フォルクスオーパーVolksoper は、皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の即位50周年を記念し、
建築家のフランツ・フライヘア・フォン・クラウスとアレクサンダー・グラフによって建設され、
1898年12月14日に開館しました。
第二次世界大戦終盤の数ヶ月は1,550席の映画館として使用されていましたが、終戦後、
空襲で壊滅的な打撃を受けた国立歌劇場(オペラ座)の代替役をアン・デア・ウィーン劇場とともに
しばらく担っていたそうです。

毎年9月から6月迄のシーズン内に約300公演、35演目が上演され、
中でも「こうもり」「メリー・ウィドゥ」「チャルダッシュの女王」「ワルツの夢」など、
ウィーン特有のオペレッタはフォルクスオーパーの最も得意ジャンルとされています。
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開場時間に間があったので劇場前のカフェでザッハートルテを。
周りのテーブルにもオペレッタの観客と思われる方々が次第に増えていき期待が高まります
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客席は三層構造になっています。個室(Logen)は舞台に近い側に若干あるだけで、
基本は普通の椅子席、また、立ち見席も若干あるようでした。
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演出:Heinz Zednik
舞台装置:Pantelis Dessyllas
衣装:Doris Engl
振付:Lili Clemente 、Susanne Kirnbauer
指揮:Rudolf Bibl
ウィーン・フォルクスオーパー管弦楽団
ウィーン・フォルクスオーパー合唱団
ウィーン国立バレエ団

主な登場人物は、
*アイゼンシュタイン:Carsten Süss(テノール)
*ロザリンデ:Ursula Pfitzner(ソプラノ)
*アデーレ:Elisabeth Schwarz(ソプラノ)
*イーダ:Klaudia Nagy
*ファルケ博士:Günter Haumer(バリトン)
*オルロフスキー侯爵:Annely Peebo(メゾソプラノ)
*アルフレード:Alexander Pinderak(テノール)
*フランク:Daniel Ohlenschläger (バリトン)
*フロッシュ:Robert Meyer
*ブリント:Gernot Kranner(バリトン)
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左右どちらの個室にも7~8歳くらいのお子さん連れの家族がかなりいらっしゃいます。
3時間ほどの芝居を飽きずに観ていられるの? と余計な心配をしましたが、何の問題もありませんでした。
幼い頃からこのような芸術に触れることができる環境は素晴らしいと思います。
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1幕のアイゼンシュタイン、ブリント、ロザリンデの三重唱、
アイゼンシュタインとファルケ博士が夜会に一緒に行くことになって浮き浮き気分で歌う二重唱、
そのあとの夫婦の本音が見え隠れする二重唱も楽しい曲でした。

2幕はオルロフスキー侯爵が歌うアリアも素敵でしたが何といっても
ロザリンデのチャールダーシュ「故郷の歌をきけば」が聴きどころ。
ウィーン国立バレエ団のダンサーに混じって踊るイーダの「下手なバレエ」、3幕のフロッシュも最高!
フロッシュがアルフレードに袖の下を要求、アルフレードは小銭を渡したあとで
「ところで、あなたはどこで歌っているの?」と訊かれ、「フォルクスオーパーだよ」と答えます。
これを聞いて、袖の下を返すフロッシュ。出演料が安くて気の毒だねと言うジョークですが、
このシーン、オペラ座でも同じセリフでした(笑)。
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幕間にピットを見に行きましたが、リングで綴じた楽譜って初めて。譜めくりしやすそう^^
フォルクスオーパーの「こうもり」 は、13:30 ~ 16:45まで。
劇場前に停まっていたタクシーに飛び乗って・・・
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オペラ座へ移動。今の季節、17時過ぎには真っ暗になります
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オペラ座横のカラヤン広場には、50㎡のLED巨大スクリーンが用意されており
4月、5月、6月と9月、12月27日〜1月1日は、天候に関わりなく、
上演中の舞台がライブで映し出されます。
8台のカメラを駆使して、最良のアングルから舞台を同時中継しているそうです。
氷点下の寒さですから年末は大変ですが、その他の季節は無料で楽しめて良いかも?
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オペラ座の「こうもり」は19:00 ~ 22:30 なので、開演にはまだ2時間近くあり、1階のカフェで・・・
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パスタの夕食。
「こうもり」をハシゴすると決めたとき、ガラディナーは諦めました (;o;)
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オペラ座の正面玄関を入ると観客が続々と集まっています。
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内部へと続く中央階段の欄干には、大理石の立像7体が並び、
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天井画も見逃せません
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ひょっとしてフォルクスオーパーとは客層が違う?
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舞台と観客席の間を仕切る幕は防火のための鉄製のカーテン。
このカーテンの絵はシーズン毎に世界の有名アーティストによってデザインされたものが
貼り付けられているそうです。
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演出:Otto Schenk
舞台装置:Günther Schneider Siemssen
衣装:Milena Canonero
振付:Gerlinde Dill
指揮:Sascha Goetzel
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン国立バレエ団

主な登場人物は、
*アイゼンシュタイン:Michael Schade (テノール)
*ロザリンデ:Regine Hangler (ソプラノ)
*アデーレ:Daniela Fally (ソプラノ)
*イーダ:Lydia Rathkolb
*ファルケ博士:Clemens Unterreiner (バリトン)
*オルロフスキー侯爵:Elena Maximova (メゾソプラノ)
*アルフレード:Norbert Ernst (テノール)
*フランク:Wolfgang Bankl (バリトン)
*フロッシュ:Peter Simonischek
*ブリント:Peter Jelosits (バリトン)
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フォルクスオーパーの席は前から5列目(₠89.00) で表情までしっかり見えたのですが
オペラ座は前から16列目(₠198.00) とかなり遠い左寄りの席しか入手できませんでした。
コートを預けて 自席で開演を待つ方、
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バーで飲み物を買って
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過ごされる方、いろいろです。
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私はピットをチェック^^ 楽譜をめくる部分が真っ黒になっています!
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第1バイオリンの楽譜も書き込みでいっぱい。
フォルクスオーパーではみなさん 真っ白な楽譜でしたがずいぶん違うのですね
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で、舞台はどうだったかというと、もう序曲が始まったとたん 「フォルクスオーパーとは別物!!」と。
オケも、歌手の皆さんも、舞台装置も、衣装も 全てが洗練されているというか・・・。
ロザリンデの響きのあるソプラノには言葉もないくらいでした。
オルロフスキー邸でのバレエのシーンはなくて、代わりにフレンチカンカンとウィンナワルツのメドレー。
最後は、全員で「シャンパンが悪酔いさせたのね」を合唱してお開きとなります。
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素晴らしくて 素晴らしくて 素晴らしい、華やかな舞台は瞬く間に終わってしまいました。
個人的な好みで言うとフロッシュとブリントの2人だけはフォルクスオーパーの役者さんの方が好き。
これぞオペレッタ!という感じでしたし。
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ホテルまでは歩いて2~3分ですが {{{{(+_+)}}}}寒ううぅ~
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ロビーが即席のカウントダウンパーティ会場に「変身」していました。
明日のニューイヤーコンサートに備えて今夜はゆっくり過ごすことに。
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ウィーンの旅の目次は、下記のとおりです
ウィーンの旅①年末年始をウィーンで
ウィーンの旅②ハプスブルク家、夏の離宮 シェーンブルン宮殿
ウィーンの旅③歴代皇帝が住んだ宮殿、ホーフブルク
ウィーンの旅④ウィーンのシンボル、シュテファン大聖堂へ
ウィーンの旅⑤オペレッタ「こうもり」をハシゴした大晦日
ウィーンの旅⑥ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2017
ウィーンの旅⑦国立オペラ座の日本語ガイドツアー
ウィーンの旅⑧ウィーンで霧氷ができた朝 ハルシュタットへ行く
ウィーンの旅⑨シシィも愛した温泉リゾート バート・イシュル
ウィーンの旅⑩名画の宝庫 美術史美術館へ
ウィーンの旅⑪ペーター教会でパイプオルガンの演奏を聴く

by tanpopo-jyo | 2017-01-11 21:46 | オーストリア | Comments(0)

⑥ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2017

2017年1月1日(日)

氷点下の寒さながらよく晴れ渡った元旦。
宿泊しているグランドホテルから楽友協会までは歩いて数分の距離。
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早いかな?と思いつつも開演1時間前の開場時間に合わせて到着してみると
既に記念撮影などがあちこちで行われていました
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ちょっとドキドキしながらロビーに入り・・・あら? 意外に地味目?
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せっかく早く来たのですからコートを預けて「探検」へ (笑)
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ウィーン楽友協会 (通称 ムジークフェライン Musikverein)は1812年に設立、
カールスプラッツ広場に面した建物はデンマークの建築家テオフィル・ハンセンによって1870年に完成。
ハンセンは、デンマーク人ですがギリシャに住み、ギリシャ古典様式を学んでいたため
楽友協会ホールを「音楽の神殿」という発想で、 ギリシャ神殿的スタイルを取り入れ設計したそうです。
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舞台、床、椅子、壁などに木が使用され、
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吊り天井や、
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内部装飾などが見事に調和して、
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素晴らしい音響効果を生み出すのです。
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幸運なことに、楽友協会完成直後にすぐ横を流れるウィーン川(ドナウ川支流)に蓋がされ、
その大きな坑道が巨大な共鳴腔として機能するようになり、
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世界最高の音響効果をもつコンサートホールとなったそうです。
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楽友協会にはこの「黄金の間」のほか、小ホール(ブラームス・ザール)や、
ウィーンで活躍した音楽家の遺品や直筆楽譜、書簡、肖像画などを所蔵している資料室もあります。
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この写真がわかりやすいのですが、左右のバルコニー席には各3列の席があります。
しかし高低差がないため会場(舞台) が見渡せるのは1列目だけ。2列目・3列目の方だと思いますが
コンサートが始まると後ろの壁際に寄り掛かり、立って聴いていらっしゃる方多数。
左右のバルコニー席を買う場合は気をつけないといけませんね?
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舞台のパイプオルガン側からホール後方を見た写真です。
右下に写り込んでいるのはウィーン楽友協会合唱団が立つバルコニーの端。1階席後方の柱より奥が・・・
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立ち席で、少しでも良い場所を確保するため早朝から並ぶそうです。
こちら側から見るとTV中継用のケーブルがすごいことになっていますね!
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中継用TVカメラは舞台の左右に1ケ所ずつ。お花で飾られたところにありました。
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プログラムは (はニューイヤーコンサート初登場曲)
第1部
①喜歌劇「ウィーンの女たち」よりネヒレディル行進曲(フランツ・レハール) 
Nechledil Marsch aus der Operette Wiener Frauen
②ワルツ「スケーターズワルツ」(エミーレ・ヴァルトトイフェル) 
Les Patineurs. Walzer, op. 183
③ポルカ「帝都はひとつ ウィーンはひとつ」(ヨハン・シュトラウス2世)
S' gibt nur a Kaiserstadt,s' gibt nur a Wien. Polka, op. 291
④ポルカ・シュネル 「冬の楽しみ」(ヨーゼフ・シュトラウス)
Winterlust. Polka (schnell), op. 121
⑤ワルツ「メフィストの地獄の叫び」(ヨハン・シュトラウス2世)
Mephistos Höllenrufe. Walzer, op. 101
⑥ポルカ・シュネル「そんなに怖がることはない」(ヨハン・シュトラウス2世)
So ängstlich sind wir nicht! Schnell-Polka, op. 413

第2部
⑦喜歌劇「スペードの女王」序曲(フランツ・フォン・スッペ) ✱
Ouvertüre zu Pique Dame
⑧喜歌劇「財務責任者」よりワルツ「いらっしゃいませ」(カール・ミヒャエル・ツィーラー)
Hereinspaziert! Walzer aus der Operette „Der Schätzmeister“, op. 518
⑨歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」より月の出の合唱(オットー・ニコライ) 
Die lustigen Weiber von Windsor (The Merry Wives of Windsor), Moon Choir
⑩「ペピータ・ポルカ」(ヨハン・シュトラウス2世) 
Pepita-Polka, op. 138
⑪「ロトンダ・カドリーユ」(ヨハン・シュトラウス2世) 
Rotunde-Quadrille, op. 360
⑫ワルツ「無法者」(ヨハン・シュトラウス2世) 
Die Extravaganten. Walzer, op. 205
⑬「インド人のギャロップ」(ヨハン・シュトラウス1世)
Indianer-Galopp. op. 111
⑭ポルカ・マズルカ「ナスヴァルトの森娘」(ヨーゼフ・シュトラウス)
Die Nasswalderin. Polka mazur,op. 267
⑮ポルカ・シュネル「いざ踊らん」(ヨハン・シュトラウス2世) 
Auf zum Tanze! Polka schnell, op. 436
⑯喜歌劇「インディゴと40人の盗賊」よりワルツ「千夜一夜」(ヨハン・シュトラウス2世)
Tausend und eine Nacht. Walzer nach Motiven der Operette "Indigo"
⑰「チク・タク・ポルカ」(ヨハン・シュトラウス2世)
Tik-Tak. Polka schnell, op. 365
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素晴らしい演奏だったのですが、正直、第1部が終わったとき 「こんなもの?」って思いました。
しかし第2部の「スペードの女王」以降はグイグイとドゥダメルの世界へ引き込まれ鳥肌がたちました。
めまぐるしく拍子が変わり、 速いテンポで観客を巻き込んでいきます。
楽しくて楽しくて仕方がないという情熱がストレートに伝わる指揮。
何人もで弾いているのに完全にひとつにしか聴こえない奇跡のような弦。感動的でした。
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すべての演奏が終わり、観客のスタンディング・オベーションが続くなか、
ドゥダメル氏はオーケストラを讃える仕草を何度も繰り返していました。
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外に出ると裏口の辺りが物々しい雰囲気に。
セバスティアン・クルツ外相がいらしていたと聞きましたがその警護でしょうか?
このあとはオペラ座のガイドツアーに参加します。優雅でせわしい元旦^^
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ウィーンの旅の目次は、下記のとおりです
ウィーンの旅①年末年始をウィーンで
ウィーンの旅②ハプスブルク家、夏の離宮 シェーンブルン宮殿
ウィーンの旅③歴代皇帝が住んだ宮殿、ホーフブルク
ウィーンの旅④ウィーンのシンボル、シュテファン大聖堂へ
ウィーンの旅⑤オペレッタ「こうもり」をハシゴした大晦日
ウィーンの旅⑥ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2017
ウィーンの旅⑦国立オペラ座の日本語ガイドツアー
ウィーンの旅⑧ウィーンで霧氷ができた朝 ハルシュタットへ行く
ウィーンの旅⑨シシィも愛した温泉リゾート バート・イシュル
ウィーンの旅⑩名画の宝庫 美術史美術館へ
ウィーンの旅⑪ペーター教会でパイプオルガンの演奏を聴く

by tanpopo-jyo | 2017-01-10 17:01 | オーストリア | Comments(2)

⑦国立オペラ座の日本語ガイドツアー

2017年1月1日(日)

ウィーンフィルのニューイヤーコンサートが終わったあとはホテルに戻り、
ラフな洋服に着替えてから国立オペラ座 Wiener Staatsoper へ。

オペラ座の設計は、コンペの結果、ニルとジッカルツブルクのネオルネサンス様式の設計案が
採用されましたが非常に評判が悪く、酷評に耐えかねて1868年にニルは自殺、
ジッカルツブルクも病死してしまったため、1869(明治2)年、皇帝フランツ・ヨーゼフI世臨席のもと
「ドン・ジョヴァンニ」の上演によって行われたこけら落としの際は設計者2人共が故人だったそうです。
第2次世界大戦で爆撃を受け崩壊したのち、1955年11月、ベーム指揮の「フィデリオ」上演で再開、
現在に至っています。
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日本語のガイドツアーは15時から。
ガイドツアーのチケットを購入して、希望言語のプラカードのところで待ちます
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この日は英語、ドイツ語、スペイン語ツアーも同時に行われていました。
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ガイドはオペラ座で舞台美術の仕事をしている男性で、流暢な日本語で案内して下さいました。
正面階段を上った踊り場の壁(写真左側)には、
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二人の設計者のレリーフが飾られています。向かって左がニル。
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正面玄関上のホールはテラスもあるシュヴィント・ホワイエ。
幕間に飲み物や軽い食事を楽しめる場所で、壁面には・・・
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モーツァルト、ロッシーニ、ベートーベン・・・・などの胸像。
それぞれの作曲家の上には代表作品 (モーツァルトは「魔笛」、ベートーベンは「フィデリオ」) の
の壁画も描かれていましたが暗くて撮れませんでした。
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色大理石でオペラ上演の様子を描いた
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大理石の間は幕間の休憩用のほか、
デビュタントのバレエダンサーを選ぶオーディションの時にも利用するそうです。
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「魔笛」などの図柄が織られたゴブラン織りの部屋は出演者待合室。
オペラ座の演奏はウィーンフィルが担当していますが、その入団試験もここで行われるとのこと。
試験に受かっても その後 「3年間の試用期間」 があるそうです
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またこの部屋の片隅にはマーラーの携行用ピアノが置いてありました。
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元々は、皇帝用待合室として造られた特別席用待合室は、戦争で焼失しなかった数少ない場所で
ドアノブは象牙だそうです。
今は20分 ₠500 (約60,000円) で誰でも使うことができます(誕生日パーティもOKですって!)。
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舞台の真正面、エンジ色の壁紙のバルコニーが皇帝席。
その真上のバルコニーはなんと立ち見席で ₠3(360円位)。
舞台は遠いでしょうが、音響は良い場所ですよね!「皇帝の上」ですし。
立ち見席は567人分 あるそうですが、もちろん人気で、夜の公演のために早朝から並ぶそうです。
でも「門戸」 が広いのは良いことだと思います。
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上演中の翻訳はフォルクスオーパーは舞台上でしたが、オペラ座は前の座席に設置されています。
ボタン1回押しでドイツ語、2回押すと英語。
ジェネラルスポンサーがレクサス(トヨタ)なので、そのうち3回押すと日本語になるかも?! とガイド氏(笑)。
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最後は舞台裏。
舞台裏は舞台の2.5倍の広さがあって300人の裏方さんが3交代制で働いているそうです。
オペラ座では年間300日のシーズン中、毎日演目が変わる上に、別の出し物のリハーサルもあるため
朝7時から前夜の片づけをしてリハーサル用のセットを組み、
それが終わるとすぐ撤去して夜の演目用のセットを組むという繰り返しなのだそうです。
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オペラ座ではシーズン中に、オペラ50作品と、バレエを25作品を日替わりで上演していますが
12月31日と1月1日だけは例外的にオペレッタ「こうもり」を2夜連続上演するため
(バレエとオペラ専用劇場なので、オペレッタを上演するのも 2夜連続も この日だけだそうです)
舞台の入れ替えがなく、このように舞台裏を見学できるのだとおっしゃっていました。
入れ替え作業中は危険なので、通常は状況を見ながらになるそうです。

また、舞台下も奈落があって、幕間にセットを地下に落として後ろに回しセットの入れ替えを行うそう。
そのため、舞台は6分割されていて自由に高さを変えられるという説明でした。
さらに大道具の倉庫はオペラ座から車で20分の距離にあるというのですから大変です。
約45分のガイドツアー、大変面白く有意義でした。
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ホテルに戻る前にホテルザッハーでトルテでも と思いましたが、この行列!
氷点下の寒さの中で根性ありますw カフェ文化は一日にして成らず。。。
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元旦のディナーは、 Grand Hotel Wien “Le Ciel” で。
日本を発つ前にメールで予約を済ませてあるので安心です
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初めてのレストランで、写真を撮っても大丈夫か(ルールというより周囲の雰囲気が)というのは
気になりますよね。で、様子を窺っていたので アヴァン・アミューズ3品 の写真はなし^^
前菜はツナ。ローズヒップのソースと アボカド&ライム のオイルでいただきます。
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2皿目は蒸したレタスとロマネスコ にコリアンダーの芽が散らしてあります
歯応えがあって美味しいこと!
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メインは仔牛のリード・ヴォー&テンダーロイン をグリンピースソースで。
コールラビがくるりん♪
今まで食べたテンダーロインの中でも1、2 という感動の美味しさでした。
たかがステーキ、されどステーキ。上品な味わい、舌触りの繊細さ 全て完璧です。
テンダーロインの中でも最上の部分だけを使ったに違いない!
(前菜メニューにテンダーロインのホースラディッシュ&エシャロット マリネがあったんですもの)
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デセールはアルマニャックで香り付けをしたプラム と 柚子シャーベット
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ミニャルディーズの出し方もおしゃれです
「出発前にメール予約をした」と書きましたが、帰国してPCメールを開くと レストランからのお礼メールが。
予約の確認メールは届いても お礼メールは珍しいと思います。
「ちょっとしたこと」ってなかなかできないのですよね。
明日は日帰りでザルツカンマーグートです。大雪になぁれ \(^o^)/
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ウィーンの旅の目次は、下記のとおりです
ウィーンの旅①年末年始をウィーンで
ウィーンの旅②ハプスブルク家、夏の離宮 シェーンブルン宮殿
ウィーンの旅③歴代皇帝が住んだ宮殿、ホーフブルク
ウィーンの旅④ウィーンのシンボル、シュテファン大聖堂へ
ウィーンの旅⑤オペレッタ「こうもり」をハシゴした大晦日
ウィーンの旅⑥ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2017
ウィーンの旅⑦国立オペラ座の日本語ガイドツアー
ウィーンの旅⑧ウィーンで霧氷ができた朝 ハルシュタットへ行く
ウィーンの旅⑨シシィも愛した温泉リゾート バート・イシュル
ウィーンの旅⑩名画の宝庫 美術史美術館へ
ウィーンの旅⑪ペーター教会でパイプオルガンの演奏を聴く

by tanpopo-jyo | 2017-01-09 23:53 | オーストリア | Comments(0)

⑧ウィーンで霧氷ができた朝 ハルシュタットへ行く

2017年1月2日(月)

シェーンブルン宮殿の前の街路樹が雪でも降ったかのように真っ白。
それは郊外へ出るほど素晴らしい景色になり・・・
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ドライバーのイデーさん、車を停めて下さいました。
今朝の最低気温はマイナス6℃
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シ・バ・レ・ル {{{{(+_+)}}}}
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今日はウィーンから南西に216㎞、ザルツカンマーグートSalzkammergut 地方へ日帰り旅です。
ザルツカンマーグートは、オーストリアの宝石箱とも言われ、
氷河で形成された大小70以上の湖が点在したオーストリアアルプスの北側に位置する景勝地です。
ザルツカンマーグートとは「塩の宝庫」という意味で岩塩を産出する地方であったことから
この名があります。中世には塩は「白い黄金」と称されるほど高値で取引されてきたため、
この地方はハプスブルク家直轄の御料地として帝国の財政を支え続けてきました。
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ウィーンから約3時間でハルシュタットHallstatt に到着。
Hallはケルト語で「塩」、Stattはドイツ語で「場所」を意味するそうで、
町の外れには、古代ローマ以前にまで遡る世界最古の岩塩坑があります。
ハルシュタット トンネル前には昔のスタイルの坑夫像も。像の前には・・・
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船着場。
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船着場から目指す町の方角をパチリ。
ダッハシュタイン山塊の麓、ハルシュタット湖畔にある小さなこの町は、
その完璧ともいえる美しい景観から、世界で最も美しい湖畔の町のひとつに数えられています。
1997年には、「ハルシュタットとダッハシュタインの文化的景観」として、ユネスコ世界遺産に登録。
しかーし!2000m級の山々に囲まれているのに雪が積もっていないのは何故?
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メインストリートであるゼー通りを町の中心部目指して歩き始めます
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氷点下の寒さでも・・・
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それなりに観光客は歩いていました。
韓国人団体客を乗せた大型観光バスも停まっていましたし、欧米系の旅行者も多数。
歩き始めて7~8分、ゼー通りはさらに細くなり、ルーテル(プロテスタント)教会が見えてきました。
(しつこいですがゼー通りが町のメインストリート!)
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ルーテル教会の主祭壇です。この教会の前が町の中心である・・・
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マルクト広場。広場の真ん中には・・・
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クリスマス飾りがまだ残されています。
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マルクト広場前の船着場に小型の船が到着。対岸にある鉄道駅と町を結んでいるのです。
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ハルシュタット湖の透明度、素晴らしいです!
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船着場の前の道をカトリック教会の方へ・・・
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どんどん歩いて行くと! 緑のベランダの家がありましたー!!
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「春のワルツ」ではジェハがこのベランダから湖を眺めていたのです♪ どんな景色かというと・・・
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ハルシュタットで一番の撮影ポイントと言われるこの風景。
これを撮影したのは12時頃で、太陽が山の端に隠れる直前でした。
つまり緑のベランダの家を冬に順光で撮るには10時~12時頃限定となります。
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緑のベランダの家からカソリック教会を目指して戻っている時、
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船着場から12時15分発の船が出て行くのが見えました。
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創設は15世紀末というカソリック教会の
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主祭壇です。
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教会の裏手には・・・
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小さな納骨堂があり、故人の生没年と花模様などが描かれた頭蓋骨が安置されています。
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ハルシュタットはとても急峻な狭い土地に、
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張り付くように家々が建っており、墓地が充分にとれなかったため
埋葬後10~20年経つと遺骨を掘り出し、次の遺体を埋めるという風習があったのだそうです。
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ランチはマルクト広場の奥にある小さなホテル ゼーヴィルト・ツァウナー Seewirt Zauner で。
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1階はホテルのフロント、2階がレストランでした。
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オットはハルシュタット湖特産の魚「ライナンケ」のグリル。
1/4カットのレモンが添えてあるので想像できるかも? ですが、かなり大きな魚です(小顔ですが)。
全くクセはなく、淡白。そのためかオリーブオイルが添えられていました。
₠38.35 (約4600円) となかなかの高級魚です。
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私のほうれん草のシュトルーデルは ₠13.70 (約1600円) と"普通" のお値段^^
ドライバーのイデーさんには 「2時間ほどで戻りますね」 と言ったのに、
ゆっくりランチをいただいたのでハルシュタット滞在は2時間半。
今の季節16時半には暗くなるので、次の目的地バート・イシュルへ向けて出発です。
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ウィーンの旅の目次は、下記のとおりです
ウィーンの旅①年末年始をウィーンで
ウィーンの旅②ハプスブルク家、夏の離宮 シェーンブルン宮殿
ウィーンの旅③歴代皇帝が住んだ宮殿、ホーフブルク
ウィーンの旅④ウィーンのシンボル、シュテファン大聖堂へ
ウィーンの旅⑤オペレッタ「こうもり」をハシゴした大晦日
ウィーンの旅⑥ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2017
ウィーンの旅⑦国立オペラ座の日本語ガイドツアー
ウィーンの旅⑧ウィーンで霧氷ができた朝 ハルシュタットへ行く
ウィーンの旅⑨シシィも愛した温泉リゾート バート・イシュル
ウィーンの旅⑩名画の宝庫 美術史美術館へ
ウィーンの旅⑪ペーター教会でパイプオルガンの演奏を聴く

by tanpopo-jyo | 2017-01-09 17:24 | オーストリア | Comments(0)

⑨シシィも愛した温泉リゾート バート・イシュル

2017年1月2日(月)

ハルシュタットから車で15~20分程度でバート・イシュルBad Ischl に到着。
バート・イシュルは、ザルツカンマーグート地方の中心に位置し、塩の交易で中世より栄えました。
オーストリア最古の温泉の町であると同時に、皇帝フランツ・ヨーゼフが美貌のエリザベート(シシィ)に
一目惚れして結婚式が行われた地としても知られています。

そして韓国ドラマ「秋の童話」「冬のソナタ」「夏の香り」に続くユン・ソクホ監督の四季シリーズ最終章
「春のワルツ」最終回でウニョンとジェハが再会する橋がトラウン川に架かるこのエリザベート橋!
(ハプスブルク家と並列はヘン? ^^ )
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ジェハっぽい人 来ないかなー
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ウニョンに似た人 来れば良いのに って思ってもそう都合良くいくはずもなく^^
そもそも雪が全然積もってないし (-_-メ) 例年なら「とっくに積もっている」らしいです。
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バート・イシュルにはトラウン川とイシュル川という二つの川が流れていますが、
町の真ん中を流れるトラウン川の両岸には豪邸が建ち並び素敵な散歩道もあります。
皇帝が来れば貴族達も集まり、夏はウィーンの社交界が引っ越してきたかの賑わいだったでしょう。
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メリー・ウィドウなどを書いた作曲家フランツ・レハールが晩年を過ごしたのもこのトラウン川沿いで
レハール・ヴィラとして公開されています。
またヨハン・シュトラウス(2世)やブラームスの別荘もこの地にあったそうです。
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商店街のプファーガッセ Pfarrgasse を、駅の方へ向かって歩いて行くと・・・
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セレブな雰囲気のマダムがお店から出て来られました。宝石店のようですがカフェです。
帰りにここでお茶をすることにして先に進みます
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カフェの数軒先、ブルーの建物は市庁舎、
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奥のクリーム色の建物は郵便局。手前の白い建物は・・・
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トリンクハレ Trinkhalle と言って、温泉水を飲める飲泉場。
バート・イシュルはハルシュタットよりずっと豪華でセレブな雰囲気です。
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公園を抜けると左手に・・・
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温泉施設 ユーロテルメリゾート
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その向かい側が駅で、エリザベート橋から駅まで200~250mくらい。
本当にこじんまりした町です。
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さて、先ほどマダムが出てきたカフェは、
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K.u.K.(皇室御用達)と書かれたカフェ・ツァウナー Cafe Zauner
宮廷の要望に応える菓子職人がいなかったバート・イシュルに、
フランツ2世の侍医であるヴィラ―博士が、ウィーンの菓子職人 Johann Zauner を
宮廷御用達の菓子職人として呼びよせたのが始まりだそうです。
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そして1832年、ツァウナーは現在の地に自分の店をオープンします。ショップの左右に・・・
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カフェスペースがあり、ワンコ連れもOK。
店内は薄暗いのでトイレに行く時などワンコのシッポを踏まないようにね!(すみません、踏みました)
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ナッツが沢山入った生地をチョコレートでコーティングしたお菓子 ツァウナー・シュトーレンZaunerstollen
は色々なサイズがあり、小さいものは親指大くらい。大きいものはロールケーキ程度。
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エリザベートがダイエット食として好んだというバニラシュガーをかけたカイザーシュマレンには、
甘さ控えめのセイヨウスモモのソースが添えられて。
ひと口大にちぎったパンケーキのようなものですが ダイエット食になるかどうかは疑問^^
すごく美味しくて オットともまた食べたいねと話しています。
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ドライバーのイデーさんが 「時間は気にせず楽しんできて」と言って下さったのでゆっくりしましたが
エリザベート橋へ戻る頃にはヘッドライトが点く時間になっていました。
今の時期、日の出は7時45分頃、日の入りは16時20分頃なのです。
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19時15分、ウィーンのグランドホテル着。
確かな運転技術と素敵なお人柄のイデーさん、そして大変乗り心地の良いメルセデスの料金は
朝8時~19時までの11時間拘束で ₠900(11万円弱)。大満足です \(^o^)/
さすがに外に食べに行く元気はなく、この日の夕食はホテル内の「雲海」で。
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ウィーンの旅の目次は、下記のとおりです
ウィーンの旅①年末年始をウィーンで
ウィーンの旅②ハプスブルク家、夏の離宮 シェーンブルン宮殿
ウィーンの旅③歴代皇帝が住んだ宮殿、ホーフブルク
ウィーンの旅④ウィーンのシンボル、シュテファン大聖堂へ
ウィーンの旅⑤オペレッタ「こうもり」をハシゴした大晦日
ウィーンの旅⑥ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2017
ウィーンの旅⑦国立オペラ座の日本語ガイドツアー
ウィーンの旅⑧ウィーンで霧氷ができた朝 ハルシュタットへ行く
ウィーンの旅⑨シシィも愛した温泉リゾート バート・イシュル
ウィーンの旅⑩名画の宝庫 美術史美術館へ
ウィーンの旅⑪ペーター教会でパイプオルガンの演奏を聴く

by tanpopo-jyo | 2017-01-08 23:45 | オーストリア | Comments(0)

⑩名画の宝庫 美術史美術館へ

2017年1月3日(火)

朝食後、ホテルからすぐの美術史美術館へ。
ハプスブルク家が収集した膨大なコレクションを収蔵しており
「ウィーンで美術館をひとつだけ観るなら迷わずここへ」らしいので。
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正面玄関前に立つと向かい側には・・・
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同じかたちの双子の建物、自然史博物館があります。
こちらはマリア・テレジアの夫、フランツ1世のコレクションが基礎になっているそうですが
今回は時間がないので また今度(って来るつもり? ^^)。
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入館料 ₠14、オーディオガイド(日本語あり)₠4
中央大階段より左ウィングにオランダ・フランドル・ドイツ絵画、
右ウィングにはイタリア・スペイン・フランス絵画のコレクションとなっていました。
踊り場の「ミノタウロスを殺すテセウス」前で振り返ると・・・
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豪華絢爛な「ルネッサンス賛歌」が迫ってきます。中央柱の間の壁画は・・・
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若き日のクリムトの作。左は「古代ギリシャ美術の女神」、右は「古代エジプト美術の女神」
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この美術館の中で特に有名なのは世界最多の点数を誇るブリューゲルのコレクション。
ブリューゲル室があるのです!たとえば・・・
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旧約聖書の創世記に記されている伝説の塔をモチーフにした作品「バベルの塔」(1563年)。
この翌年に再び描かれた「バベルの塔」(ボイマンス美術館蔵)は東京都美術館に来日が決定しています
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フランドル地方の婚礼の様子が描かれている「農家の婚礼」(1568~69年頃)をはじめ、
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80種類以上の遊戯を描いた「子供の遊び」(1560年)や
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「雪中の狩人」(1565年)など 神でもなく、風景でもなく 「人」を描いた作品多数。
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ブリューゲル室では模写をしている方が何人か。
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その他にもフェルメールや、
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テニエルスなどの傑作が目白押し!
「ブリュッセルにおけるレオポルト・ウィルヘルム大公のギャラリー」(1651年頃)
ネーデルラントの総督でもあったウィルヘルム大公はハプスブルク家のなかでも
とりわけ熱心な絵画の収集家だったようです。
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とってもゼイタクな空間ですよね♪
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ぜ~んぶルーベンス。
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この中の1枚でも上野に来たらすごい行列になって、他の人の肩ごしに鑑賞するのでしょうけれど。
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ベラスケス 「青いドレスのマルガリータ王女」(1659年)
美術史美術館はルーブル、プラドと共にヨーロッパ三大美術館だそうです。
両者と規模の違いはありますが、ハプスブルク家のお眼鏡にかなった15~18世紀にかけての
絵画だけを収蔵しているので非常に鑑賞しやすいと思いました。それでもちょっと疲れたら・・・
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ドームの下のカフェで、
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お茶やランチをいただくことができます。
今日はウィーン最終日。まだ「やり残したこと」もあるので美術館はここまでにして・・・
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旧市街の一角、シュテファン大聖堂近くにあるカフェ フラウエンフーバー FRAUENHUBER へ。
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カフェの入口横にある記念プレートによると、
1788年にここで、マリア・テレジアの料理人 Franz Jahnがレストランを開き、
モーツァルトは1788年、ベートーヴェンは1797年に演奏したと記されています。
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Franz Jahnは1812年にこの場所を売り、その後所有者が数回変わって、
最終的に1891年に現在の名前Frauenhuberとなったそうで、
営業中のカフェとしてはウィーンで 一番古いカフェ。ほぼ満席なのにとても静かな時間が流れています。
ウィーン三大名物料理のひとつ、ヴィーナーシュニッツェル(ウィーン風カツレツ)が秀逸だというので
食べたいと思ったのです。もうひとつの名物料理は夜のお楽しみ♪
メニューを見ていたオットが「あった!」と言うので それを2つ注文。ところが・・・
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運ばれてきたコレは何!?たしかに牛肉ではありますが?
帰国後調べてわかったのですが三大名物料理のひとつ ツヴィーベル・ローストブラーテンでした。
Zwiebel (玉ねぎ) と Rostbraten (ローストビーフを焼いたもの)ということで、
ウィーン風ビーフステーキです。
ブツブツ言いながら食べていると隣のテーブルにキツネ色に揚がったヴィーナーシュニッツェルが(悲)。
さらに悪いことに私のお肉の中から爪楊枝の先くらいの金属片が!
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シェフからのお詫びのデザートです(^^;
気を取り直して午後の部、頑張りまっす
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ウィーンの旅の目次は、下記のとおりです
ウィーンの旅①年末年始をウィーンで
ウィーンの旅②ハプスブルク家、夏の離宮 シェーンブルン宮殿
ウィーンの旅③歴代皇帝が住んだ宮殿、ホーフブルク
ウィーンの旅④ウィーンのシンボル、シュテファン大聖堂へ
ウィーンの旅⑤オペレッタ「こうもり」をハシゴした大晦日
ウィーンの旅⑥ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2017
ウィーンの旅⑦国立オペラ座の日本語ガイドツアー
ウィーンの旅⑧ウィーンで霧氷ができた朝 ハルシュタットへ行く
ウィーンの旅⑨シシィも愛した温泉リゾート バート・イシュル
ウィーンの旅⑩名画の宝庫 美術史美術館へ
ウィーンの旅⑪ペーター教会でパイプオルガンの演奏を聴く

by tanpopo-jyo | 2017-01-08 11:39 | オーストリア | Comments(0)