大好きな花散歩から世界最古、アプリコット色のナミブ砂漠まで。好奇心を原動力にあちこち出かけます


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カテゴリ:エジプト( 9 )

エジプトの旅 初日~2日目

はじめてのエジプトは、カイロ7泊とナイル川クルーズ3泊の合計10泊の旅。
アブシンベル~アスワン~コム・オンボ~エドフ~ルクソール~ギザ~
アレキサンドリア~メンフィス・サッカラ・ダハシュール~カイロ市内の
旅日記(写真点数169)です。

古代エジプトといっても約3000年の歴史があるわけですから、できれば
出発前に予備知識があった方がガイドさんの話もスムースに理解できると
思います。私は「太陽の王ラムセス」(全5巻)と宮尾登美子著「クレオパトラ」を
読みましたが、これだけでもずいぶん役に立ちました。


2007年9月15日(土)
航空券の手配が遅くなったため直行便は予約できずシンガポール経由に
しかも成田発は全便満席で関空発になってしまいました。
11:00関空発SQ617便
16:35シンガポール着
18:00シンガポール発SQ492便
21:55カイロ着。 乗り継ぎ時間を含めて関空から17時間の旅でした

カイロの空港でびっくりしたこと
空港ビルの敷地内に白い巨大テント(体育館がすっぽり入るほどの)が!
で、ものすごくたくさんの人々が深夜にもかかわらず出入りしているのです。
9月13日から始まっていたラマダン期間中は、メッカ巡礼のために
エジプト各地からイスラム教徒の人々が続々と集まり、このテントの中で
巡礼服に着替えて飛行機に乗るのだそうです。
男性はターバンも足首までの長い服も純白。
女性は目のところだけ開いたスカーフ(ブルカ?)と黒のロングドレスに黒手袋。
しかも鍋釜まで持っている人もいて、ちょっと異様な光景でした。
私が見た限りでは23時頃から翌朝3時頃までの間にメッカ行きの便は3便
ありましたが、いったい1日何便飛んでいるのでしょうね?


ラムセス ヒルトンホテルへチェックイン
ホテル入り口では金属探知機とX線検査。(これは、この後訪れた全てのホテルで)
玄関の車寄せには爆発物探知犬も常時いました

本日の万歩計7009

2007年9月16日(日)
この日は特に予定を入れていなかったので、
エジプト考古学博物館で過ごすことに。
博物館はホテルからすぐなのですが、問題は目の前にある立体交差の道路。
左右を見ても信号はないし、いったいどうやって渡るんだ?と思って
ベルボーイに訊ねたところ、当たり前の顔をして『ここを横断して2つ目を左』と。
片側3車線と4車線の道路を1車線づつ(前後には車がビュンビュン走っている)
進むなんて生まれて初めての経験。
カイロで生活するのは命懸けかも・・・?


エジプト考古学博物館です
この写真を撮影したのは開館直後(朝9時過ぎ)なのですが、ご覧のとおりガラガラ。
ガイドブックには開館直後は大混雑とあったので覚悟していたのですけれど。
考古学博物館の入場料は50エジプトポンド(約1000円)
ミイラ室は別途100エジプトポンド(約2000円)

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1階は後で見ることにして、まず2階のハイライトツタンカーメンの特別展示室
黄金のマスク黄金の棺を貸し切り状態でゆっくり見学できました。
ミイラ室はラムセス2世や、今年の夏にDNA鑑定の結果ハトシェプスト女王と
判明したミイラ等14体のミイラが展示されています。
また吹き抜けをはさんで、ミイラ室の反対側には動物のミイラ室があり、
巨大なワニのミイラや、サル、ヒツジ、牛のミイラなどを見ることができます。
膨大なコレクションなので、1日で全部見るのは不可能。
私たちは5日後にもう一度来ることにして、この日は6時間で見学終了。

夕方4時過ぎにホテルに戻ってランチ兼夕食を食べ、
6時前にはベッドに入ってしまいました。
翌日は午前1時半に起床しなくてはいけなかったので。
幸い(?)時差ボケもあって眠れましたけど。


本日の万歩計8975


エジプトの旅日記、目次です
日にちをクリックしていただくと、そのページへ飛ぶことができます

⑴初日~2日目
出発からラムセスヒルトンチェックインまで
エジプト考古学博物館のこと

⑵3日目 空路、カイロ→アブシンベル→アスワンと移動し、クルーズ船にチェックイン
①アブシンベル大神殿、小神殿
②アスワンハイダム
③フィラエ神殿(イシス神殿)
④切りかけのオベリスクの観光

⑶4日目 ナイル川クルーズ(アスワン→コム・オンボ→エドフ)
①アスワンのスークを散策
②コム・オンボ神殿の観光

⑷5日目 ナイル川クルーズ(エドフ→ホルス神殿観光→エスナの水門→ルクソール)

⑸6日目 ルクソール観光後、夕方の便でカイロへ
①ルクソール西岸(メムノンの巨像、王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿)観光
②ルクソール東岸(カルナック神殿、ルクソール神殿)観光

⑹7日目 クフ王ほかギザの三大ピラミッド、スフィンクス、河岸神殿の観光

⑺8日目 アレキサンドリアへ日帰り
カタコンベ、ポンペイの柱、国立博物館、カイトベイ要塞の観光

⑻9日目 カイロ近郊
①ダハシュール(屈折のピラミッドと赤のピラミッド)観光
②メンフィス(ラムセス2世の巨像、アラバスター製のスフィンクス)観光
③サッカラ(階段ピラミッド)観光

⑼10日目~帰国まで
①カイロ市内イスラム地区(シタデル、モハメド・アリ・モスク、ハンハリーリ市場など)
②オールドカイロ(アムル・モスク、エル・ムアッカラ教会、コプト博物館、バビロンの城砦、聖セルギウス教会)観光
③エジプト旅行の注意点(旅行時期、ラマダン、通貨、衛生面のことなど)
by tanpopo-jyo | 2007-10-14 22:02 | エジプト | Comments(0)

エジプトの旅 3日目

2007年9月17日(月)

今回のエジプト旅行の中で最も強行軍の日。
なにしろ午前1時半起床ですから!!
02:15日本語ガイドのアヘッドさんと初対面のご挨拶をしてホテルを出発。
彼とはこの日から9月24日(月)までの8日間を共に過ごします。
04:15カイロ発、エジプト航空245便にてアスワン経由アブシンベルへ
カイロ~アスワンは約1時間、アスワン~アブシンベルは約30分のフライトですが、
アスワン到着後、機内で1時間も待つのです。
なのでアブシンベル到着は06:45でした。

アブシンベルはスーダンとの国境まで50㎞と国境地帯のため、
軍の警備も厳重です。
アブシンベル大神殿は、新王国時代第19王朝の紀元前1250年頃、
ファラオの権力が永遠のものになるようにとラムセス2世が建造しました。
では何故、神殿建造にアブシンベルを選んだのか?ですが
①最愛の王妃ネフェルタリがこの地方の出身だったから
②金採掘のためにこの辺りで働いていたエジプト人も神殿に参拝できるように
③国境を越えて来た隣国人が、大神殿を見てエジプトに脅威を感じるように
など諸説あるようです。

アブシンベル大神殿(左)と小神殿(右)です
入場料70エジプトポンド(約1400円)

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大神殿正面には巨大なラムセス2世の像が4体
左が一番若く、右へいくほど少しづつ年を重ねています
入り口の真上に彫られた像は太陽神ラー・ホルアクティで、
両側からラムセス2世がラーに対して権力と宇宙創世を捧げている図です

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これはその拡大写真
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神殿の入口横、ラムセス2世の足元にあるレリーフは戦場で捕らえた捕虜の図
首がヒモでつなげられているのが見えると思います

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第1王妃ネフェルタリのために築いた小神殿
ラムセス2世には7人の王妃と数十人の愛人がいたと言われていますが、
その中でネフェルタリは最愛の王妃だったということです
入り口を中心に2体のネフェルタリと4体のラムセス2世像が交互に立っています
アブシンベル大神殿にいたのは朝7時~9時頃でしたが、容赦なく照りつける
陽差しは相当のもの。この辺り、真夏には50℃を超えることもあるそうです。

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10:15発エジプト航空248便にてアスワンへ
10:45アスワン着。 まずアスワンハイダム

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フィラエ神殿(イシス神殿)は、ナイルで最も小さな島のひとつフィラエ島にあり、
こんなボートで渡ります。
ボートは往復で20エジプトポンド(約400円)
イシス神殿入場料は40エジプトポンド(約800円)

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フィラエ神殿(イシス神殿)が見えて来ました
因みにアブシンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群は世界遺産です

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フィラエ島は古代からイシス女神の聖域として信仰の対象となっていました。
何故、聖域となったのか?についての疑問を解くために、
エジプトのオシリス神話について少し触れておきたいと思います。

昔、オシリス、セト、イシス、ネフティスという4人兄妹がいました。
成人してオシリスは美しい妹イシスと結婚、善政をしいてエジプトの神々に
大変人望がありました。
それを妬んだ弟のセトは兄を殺そうとして、兄の体にぴったりの黄金の箱を
作ります。
そして神々を招待し、この箱にぴったり入る人にこれをプレゼントしようと言い、
オシリスが入ったところで蓋を閉め、クギで打ちつけてナイル川へ流して
しまいました。
オシリスの妻イシスは夫の亡骸を求めてあちこちさまよい、レバノンの川岸で
腐乱した夫を見つけると自分の奇跡の翼であおいで、オシリスを復活させたのです。
しかしセトは再びオシリスをつかまえ、今度は復活できないように体を
14個の肉片に刻んで、各地に捨ててしまいました。
イシスはまたもや14個の肉片を拾い集め、奇跡の翼であおいで復活させますが、
オシリスの局部は魚に食べられてなくなっていたため、これを恥じたオシリスは、
この世の王として生きるよりも冥界の王になると言って旅立ってしまいます。
イシスはオシリスとの間にできた子供、ホルスを大切に育て、成人したホルスは
邪悪なセトを打って闇の世界に閉じ込め、初代エジプト王になるという物語です。

各地に捨てられた14個の肉片のうち、オシリスの心臓があった場所がフィラエ島
だと言われています。

プトレマイオス12世(クレオパトラの父)が建てたイシス神殿の第1塔門
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第1塔門のレリーフは神々に供え物を捧げるプトレマイオス12世です
入り口右手のレリーフ、左がイシス女神で中央がホルス神

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神殿の中にはたくさんのレリーフが残されています
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イシス神殿の北側にあるアウグストゥスの神殿の廃虚
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イシス神殿の南東に建つトラヤヌス帝のキオスク
イシス女神の休息場所だそうです

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この後は再びアスワンに戻り、切りかけのオベリスクを見学に行きました
古代エジプト人がそれを拠り所として存続していたともいえる数々の神殿や
ピラミッド、オベリスク(巨大な1本石)、彫像などの作製に必要不可欠であった
花崗岩の主要な採掘場所がアスワンでした。
この石切り場に残された切りかけのオベリスクは長さ40m以上。
ルクソール神殿のオベリスクが25m、カルナック神殿のハトシェプスト女王の
オベリスクが30メートル弱ですから、もしこれが完成していればそれをも凌ぐ
最大のものになっていました。
作製中にヒビが入ってしまったために放置されてしまいますが、そのおかげで
オベリスクを切り出す過程が推測できるようになったということです。
それにしても、岩盤からこのように巨大な1本石を切り離すなんて今日の技術を
もってしてもかなり高度なことではないでしょうか?

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今日は午前1時半起床でしたから、カイロ→アブシンベル→アスワンと移動して、
こんなに観光してもまだ13時!!
いよいよアスワン~コム・オンボ~エドフ~ルクソールと3泊4日のクルーズをする
船にチェックインです。これが私たちのクルーズ船MS/GISELLE号

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GISELLE号はEgypt Hotelsがオーナーのクルーズ船
キャビンは56室と4室のスィートで全室禁煙(デッキとバーは喫煙可)
全室バスタブ付きで、2台のベッドと応接セット、デスク、テレビ、クローゼット等。
バスアメニティはシャンプー、コンディショナー、ボディローション、シャワーキャップと
石鹸。ビジネスホテル並み?の狭さですが、日中は観光に出かけたり、
デッキでお茶をしたりして過ごすため、寝るだけの部屋と割り切れば問題なしです。

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トランクを開けるのもそこそこにランチを食べに地下1階にあるレストランへ
すでにみなさんお食事中で、日本人は私たち夫婦2人だけ。
あとはアメリカ、オーストラリア、ニュージーランドからのツアーが3組で船は満室。
英語圏のみなさんでしたので、ほどなく仲良しになれました。
ランチの後、デッキに上がってみるとファルーカ(帆掛け舟)が。

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翌日の昼まで船はここに停泊したままなので、アスワンの町へ
出かけた人もいたようですが、私はデッキチェアーでお昼寝。ごくらく~!


本日の万歩計9952


エジプトの旅日記、目次です
日にちをクリックしていただくと、そのページへ飛ぶことができます

⑴初日~2日目
出発からラムセスヒルトンチェックインまで
エジプト考古学博物館のこと

⑵3日目 空路、カイロ→アブシンベル→アスワンと移動し、クルーズ船にチェックイン
①アブシンベル大神殿、小神殿
②アスワンハイダム
③フィラエ神殿(イシス神殿)
④切りかけのオベリスクの観光

⑶4日目 ナイル川クルーズ(アスワン→コム・オンボ→エドフ)
①アスワンのスークを散策
②コム・オンボ神殿の観光

⑷5日目 ナイル川クルーズ(エドフ→ホルス神殿観光→エスナの水門→ルクソール)

⑸6日目 ルクソール観光後、夕方の便でカイロへ
①ルクソール西岸(メムノンの巨像、王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿)観光
②ルクソール東岸(カルナック神殿、ルクソール神殿)観光

⑹7日目 クフ王ほかギザの三大ピラミッド、スフィンクス、河岸神殿の観光

⑺8日目 アレキサンドリアへ日帰り
カタコンベ、ポンペイの柱、国立博物館、カイトベイ要塞の観光

⑻9日目 カイロ近郊
①ダハシュール(屈折のピラミッドと赤のピラミッド)観光
②メンフィス(ラムセス2世の巨像、アラバスター製のスフィンクス)観光
③サッカラ(階段ピラミッド)観光

⑼10日目~帰国まで
①カイロ市内イスラム地区(シタデル、モハメド・アリ・モスク、ハンハリーリ市場など)
②オールドカイロ(アムル・モスク、エル・ムアッカラ教会、コプト博物館、バビロンの城砦、聖セルギウス教会)観光
③エジプト旅行の注意点(旅行時期、ラマダン、通貨、衛生面のことなど)
by tanpopo-jyo | 2007-10-13 21:27 | エジプト | Comments(0)

エジプトの旅 4日目

2007年9月18日(火)

ナイル川クルーズ2日目。
といっても昨日乗船してからずっとアスワンに停泊中ですけどね。
ロビーに貼りだされた今日のスケジュールをチェック。
07:30朝食
12:00ランチ & 出航(いよいよ動きます!)
15:00コム・オンボ到着。 着後、コム・オンボ神殿観光へ
16:30コム・オンボ出航
18:00エドフ入港
19:00夕食 & ガラベイヤパーティ
映画室ではチャップリンの映画とアガサクリスティのナイルに死すが
上映される予定。

というわけでお昼までに帰ってくればOKとアスワ ンのスーク散策に出かけました
下船する時はこんなカードをもらい、戻った時に返すというシステムです。
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張り切って船を下りたのにお店が開いていない!! (朝10時前で)

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聞けばラマダン中は深夜まで起きているため、朝が遅くなるのだそうです。
それでも香辛料屋さんや

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お肉屋さんや(牛肉より羊肉の方が高い。台の上は牛の足と胃袋です)
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パン売りのおじさんに会って、どんどんスークの奥へ入り込んでいくうちに
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ありました、ありました! 賑やかな朝市をしている場所が。
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丸一日、アスワンに停泊していた船もいよいよ出航
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次に着岸したのはコム・オンボ神殿の真ん前。これは便利。
コム・オンボ神殿は、紀元前2世紀頃、プトレマイオス6世によって建造が開始され、
プトレマイオス12世(クレオパトラの父)の時代に完成。
ワニの神ソベク神とハヤブサの神ホルス神を祀ってあるため、出入り口と
至聖所が2つあるという珍しい二重構造になっています。
神殿を真横から撮ったものですが、屋根も壊れ保存状態が良くないのが
わかると思います。コム・オンボ神殿入場料25エジプトポンド(約500円)

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右端がハヤブサの神、ホルス神
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ワニの神、ソベク神
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コム・オンボ神殿では珍しいレリーフをいくつか見ることができました
これは手術道具
この手術道具を発明したのは、サッカラの階段ピラミッドをジョセル王の命で
設計した宰相イムホテプで、彼は下エジプト王の財務官であり、
上エジプト王の筆頭代理人であり、王宮の管理者でもあったとか。
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出産シーンだそうです

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壁全体がカレンダーになっています
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一部分を拡大してみると、こんなふうです
縦棒1本は「1」でnは「10」を表し、○は「日」という意味だそうです

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手を食べようとしているライオンは破壊の神様
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神殿の北側にあるハトホル女神の小礼拝堂です
中には小さなワニのミイラが3体安置されています

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再び船に戻り、エドフに向けて出航
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デッキでアフタヌーンティをいただきながら川の風に吹かれているうちに
エドフに到着。エドフの日没です。この日の最高気温39℃

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本日の万歩計8329


エジプトの旅日記、目次です
日にちをクリックしていただくと、そのページへ飛ぶことができます

⑴初日~2日目
出発からラムセスヒルトンチェックインまで
エジプト考古学博物館のこと

⑵3日目 空路、カイロ→アブシンベル→アスワンと移動し、クルーズ船にチェックイン
①アブシンベル大神殿、小神殿
②アスワンハイダム
③フィラエ神殿(イシス神殿)
④切りかけのオベリスクの観光

⑶4日目 ナイル川クルーズ(アスワン→コム・オンボ→エドフ)
①アスワンのスークを散策
②コム・オンボ神殿の観光

⑷5日目 ナイル川クルーズ(エドフ→ホルス神殿観光→エスナの水門→ルクソール)

⑸6日目 ルクソール観光後、夕方の便でカイロへ
①ルクソール西岸(メムノンの巨像、王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿)観光
②ルクソール東岸(カルナック神殿、ルクソール神殿)観光

⑹7日目 クフ王ほかギザの三大ピラミッド、スフィンクス、河岸神殿の観光

⑺8日目 アレキサンドリアへ日帰り
カタコンベ、ポンペイの柱、国立博物館、カイトベイ要塞の観光

⑻9日目 カイロ近郊
①ダハシュール(屈折のピラミッドと赤のピラミッド)観光
②メンフィス(ラムセス2世の巨像、アラバスター製のスフィンクス)観光
③サッカラ(階段ピラミッド)観光

⑼10日目~帰国まで
①カイロ市内イスラム地区(シタデル、モハメド・アリ・モスク、ハンハリーリ市場など)
②オールドカイロ(アムル・モスク、エル・ムアッカラ教会、コプト博物館、バビロンの城砦、聖セルギウス教会)観光
③エジプト旅行の注意点(旅行時期、ラマダン、通貨、衛生面のことなど)
by tanpopo-jyo | 2007-10-12 22:46 | エジプト | Comments(0)

エジプトの旅 5日目

2007年9月19日(水)

ナイル川クルーズ3日目の今日は朝食前にホルス神殿を観光。
その後は夕方、ルクソールに着くまで約100㎞をクルーズです。
バーでコーヒーとビスケットを食べて6時45分に下船。
船着場から神殿まで歩くと15分程と言うので、馬車に乗ることに。
船着場~神殿までの往復で15エジプトポンド(約300円)
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エドフのホルス神殿はエジプト遺跡の中でも保存状態の良いことで知られる神殿で、紀元前237年にプトレマイオス3世が建造に着手、多柱室は紀元前122年に
完成しましたが、最も外側の周柱式中庭と入り口の塔門は紀元前57年
(クレオパトラの父、プトレマイオス12世の時代)にようやく完成したそうです。
正門の塔門には、ネオスディオニソス王が神々の前で敵を討つ情景が
浮き彫りされています。入場料40エジプトポンド(約800円)

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塔門をくぐると32本の列柱が周囲を取りまく中庭に出ます。
中庭の先にあるのが18本の柱を持つ第1多柱室です

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多柱室入り口の左側には、上下エジプト統一を象徴する二重王冠をかぶった
巨大なホルス神像(ハヤブサ神)があります。
そしてその背後の壁面にはヴェルゲテス2世が神々にいけにえを捧げる
レリーフを見ることができます。

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多柱室の柱には神々のレリーフが刻まれ、柱頭は花形になっています
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2つの多柱室の奥にある至聖所の聖なる船
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08:30船に戻ると、その日の予定がロビーに貼りだされていて、
11:00エスナの水門通過
13:00ランチ
16:30アフタヌーンティ
17:00ルクソール到着
19:00夕食。食後はエジプト音楽とベリーダンスショーとのこと
でもまず朝食!! 2時間弱の遺跡散歩でお腹はペコペコです。

朝食後、デッキで本を読んでいるうちにエスナの町が近づいて来ました

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エスナの水門が見えて来ると通過するところを一目見ようと
みんなデッキへ上がって来ます。

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この水門、上り下りの両方向から交互に1隻づつ通過するため、順番待ちが半日から
長い時では1日近くかかることもある
と聞いていたのに、順番待ちなしで通過。
後で聞けば、ここへ早く到着するために朝食前にホルス神殿へ行ったのだとか。
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水門の中に入ると扉を閉め、どんどん水をぬくので
水面があっという間に下がっていきます

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下流と同じ高さの水面になったところで開門!!
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これではいかにも効率が悪いですよね。で、隣に大きな水門を建設中
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アフタヌーンティを楽しむうちにルクソールが見えて来ました
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すでにたくさんの船が着岸しています
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夕食前にルクソールの町をちょっぴり散歩
でも船から夕焼けを眺める方がオススメです。
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死者の都ルクソール西岸、王家の谷へ沈む夕陽・・・
3泊4日のナイル川クルーズも今夜が最後。明朝は下船です。
この日も最高気温は39℃でした

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本日の万歩計12148


エジプトの旅日記、目次です
日にちをクリックしていただくと、そのページへ飛ぶことができます

⑴初日~2日目
出発からラムセスヒルトンチェックインまで
エジプト考古学博物館のこと

⑵3日目 空路、カイロ→アブシンベル→アスワンと移動し、クルーズ船にチェックイン
①アブシンベル大神殿、小神殿
②アスワンハイダム
③フィラエ神殿(イシス神殿)
④切りかけのオベリスクの観光

⑶4日目 ナイル川クルーズ(アスワン→コム・オンボ→エドフ)
①アスワンのスークを散策
②コム・オンボ神殿の観光

⑷5日目 ナイル川クルーズ(エドフ→ホルス神殿観光→エスナの水門→ルクソール)

⑸6日目 ルクソール観光後、夕方の便でカイロへ
①ルクソール西岸(メムノンの巨像、王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿)観光
②ルクソール東岸(カルナック神殿、ルクソール神殿)観光

⑹7日目 クフ王ほかギザの三大ピラミッド、スフィンクス、河岸神殿の観光

⑺8日目 アレキサンドリアへ日帰り
カタコンベ、ポンペイの柱、国立博物館、カイトベイ要塞の観光

⑻9日目 カイロ近郊
①ダハシュール(屈折のピラミッドと赤のピラミッド)観光
②メンフィス(ラムセス2世の巨像、アラバスター製のスフィンクス)観光
③サッカラ(階段ピラミッド)観光

⑼10日目~帰国まで
①カイロ市内イスラム地区(シタデル、モハメド・アリ・モスク、ハンハリーリ市場など)
②オールドカイロ(アムル・モスク、エル・ムアッカラ教会、コプト博物館、バビロンの城砦、聖セルギウス教会)観光
③エジプト旅行の注意点(旅行時期、ラマダン、通貨、衛生面のことなど)
by tanpopo-jyo | 2007-10-11 17:47 | エジプト | Comments(0)

エジプトの旅 6日目

2007年9月20日(木)

楽しかった3泊4日のナイル川クルーズもこの日で終わり。
朝食を食べたら船をチェックアウトです。
名残惜しかったので起きてすぐデッキへ上がると王家の谷の方角にバルーンが
あがっていました。ルクソールでバルーン観光があったなんて!! 残念・・・

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ルクソールは百門の都といわれた古代都市テーベの跡地に築かれています。
ナイル川をはさんでルクソールの東岸は生者の都
これに対して太陽が沈む西岸は死者の都として、トトメス1世以降の新王国時代の
歴代の王(紀元前1550年頃~1070年頃)がこの地に墓を造りました。
王家の谷へ行く手前にメムノンの巨像があります。
これはアメンヘテプ3世の像で、像の後ろにあった葬祭殿は300年余り後の
第19王朝。メルエンプタハ王が自分の葬祭殿建設のため破壊して石材を
持ち去ったということです。なんというファラオ!

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王家の谷へはチケット売り場からこのトラムに乗って行きます。
王家の谷の入場料は70エジプトポンド(ツタンカーメン以外の
好きな3つの墓に入場可)。トラムは往復で4エジプトポンド(約80円)
ツタンカーメン墓の入場料は80エジプトポンド(約1600円)

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正面の山、ピラミッドに似ていますよね?
この地に墓を造ったファラオ達はこの山をピラミッドに見立てたと言われています。
トラムに乗らずにこの道をテクテク歩いている人もいました。徒歩約10分だそうですが、何しろ容赦ない太陽が照りつけているのでここはトラムがオススメです

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ツタンカーメンの墓の入り口です。そっけないこと!
お墓の中も他のファラオのそれに比べてものすごく狭く小さいです。
ツタンカーメン王墓の上にはラムセス5世と6世の巨大な王墓があり、
これに隠れていたため盗掘に合わなかったと言われています

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1922年、英国人カーターによってツタンカーメン墓が発見された時の
王墓内の写真です。
狭い場所に色々な品が乱雑に詰め込まれているのがわかります

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私はこの他に王家の谷に着いてすぐ左手にあるラムセス9世の王墓(未完成)と
美しいレリーフが残っているラムセス3世の王墓、それと延々と下に降りて行き
ようやく石棺のある場所に着くメルエンプタハ王墓に入場しました。
王家の谷では今もなお発掘作業が続けられていました

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ハトシェプスト女王葬祭殿は、王家の谷のピラミッド型の山の真裏にあります。
ハトシェプスト女王葬祭殿入場料25エジプトポンド(約500円)
トラム4エジプトポンド(約80円)

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この葬祭殿はハトシェプスト女王がアメン神、父トトメス1世、そして自らのために
造ったもので、切り立った崖を背景に扇型に広がる地形を利用しており、
テラスが3段あるのが特徴です。
ハトシェプスト女王はトトメス1世とその王妃アフネスとの間に生まれた王女で、
異母弟トトメス2世と結婚して王妃となります。が、治世9年にして夫が病死。
23歳で未亡人になると、夫の側室の子をトトメス3世として娘ネフルラと結婚させ、
自分は摂政となって実質22年間エジプトを統治、45歳で亡くなりました。
ハトシェプスト女王は自らの権力を守るため、義理の息子トトメス3世に
遠征ばかりさせたため、女王の死後は一気に義理の母への憎悪を噴出させて
190体もあった彼女の像を全て打ち壊しただけでなく、その生涯を讃えた文字も
ほとんど削り取らせたということです

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とにかく巨大な建物なので階段を上がるだけでも大変です
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階段上で振り返ると早稲田隊が宿舎にしている建物が見えました
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3500年余の時を経てもなお、第2テラスの壁画には鮮やかな色が残っています。
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この後は生者の都、ルクソール東岸へ。
歴代のファラオは神と人とをつなぐものとして数々の神殿を残しましたが、
ルクソール東岸にあるカルナック神殿はエジプト最大規模。
その副殿であるルクソール神殿と共にテーベの守護神アメンが祀られています
写真はカルナック神殿です
アメン神殿を中心に南のムート神殿、北のメンチュ神殿などから形成されて
いますが、アメン神殿以外は発掘中のため未公開。
とはいえ公開されているアメン神殿だけでも広さは30ヘクタールもあるそうです。
入場料50エジプトポンド(約1000円)

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第1塔門を入った所(中庭)には牡羊のスフィンクスが並んでいます
牡羊はアメン神の聖獣とされているからだそうです

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第2塔門前のラムセス2世の巨像
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第18王朝のホルエムヘプ王が着工しラムセス2世が完成させた
第2塔門をくぐると大列柱室。その数、なんと134本。

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右は第3塔門(アメンヘテプ3世が建造)と第4塔門(トトメス1世が建造)の
間に建つトトメス1世のオベリスクで高さ約20m。
左は第4塔門と第5塔門の間に建つハトシェプスト女王のオベリスクで高さ約30m。

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聖なる池の端にある幸運を運んでくる虫(?)スカラベ
この周囲を10回まわると願い事がかなうのだそうです。もちろん廻りましたよ!

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カルナック神殿の中心、アメン神殿の付属神殿として建造されたルクソール神殿。
この神殿はアメンホテプ3世が築きましたが、多神教から唯一神信仰へ強引に
改革したアメンホテプ4世は、神殿の彫像や古い神々の名をそいでしまいました。
しかし、その後継者ツタンカーメン王の治世下で修復と拡張がなされ、
ラムセス2世も更に拡張工事を続けました。
この第1塔門前には、カルナック神殿まで続く約3㎞のスフィンクスが並ぶ
参道があります。
また、オベリスクが左側の1本しかないのは、1833年にムハンマド・アリが
フランスに右の1本を贈ったためで、それは現在コンコルド広場に移送され
パリ観光名所のひとつとなっています。
入場料は40エジプトポンド(約800円)

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第1塔門をくぐるとラムセス2世の中庭へ出ます
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第2塔門をくぐり大列柱室を通って、アメンヘテプ3世の中庭と列柱室をぬけると
アレキサンダー大王の間に出ます

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アレキサンダー大王の間の前で第1塔門の方を振り返った写真です
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この日も最高気温は39℃。暑い中、我ながらよく歩きました。
17:40ルクソール発エジプト航空336便にてカイロへ。
18時少し前が日没でしたので、離陸してすぐあちこちで食事が始まりました。
カイロまで1時間足らずのフライトですが、ガマンの限界なのでしょう。
ラマダンもなかなか大変だと思います。特に夏の時期のラマダンは。

カイロではエジプト到着時に2泊したラムセスヒルトンホテルへ再チェックイン。
今度は5泊です。
炎天下、とにかく歩いたので外に夕食を食べに行く元気などなく、
ホテル内で済ませることに。

本日の万歩計15675


エジプトの旅日記、目次です
日にちをクリックしていただくと、そのページへ飛ぶことができます

⑴初日~2日目
出発からラムセスヒルトンチェックインまで
エジプト考古学博物館のこと

⑵3日目 空路、カイロ→アブシンベル→アスワンと移動し、クルーズ船にチェックイン
①アブシンベル大神殿、小神殿
②アスワンハイダム
③フィラエ神殿(イシス神殿)
④切りかけのオベリスクの観光

⑶4日目 ナイル川クルーズ(アスワン→コム・オンボ→エドフ)
①アスワンのスークを散策
②コム・オンボ神殿の観光

⑷5日目 ナイル川クルーズ(エドフ→ホルス神殿観光→エスナの水門→ルクソール)

⑸6日目 ルクソール観光後、夕方の便でカイロへ
①ルクソール西岸(メムノンの巨像、王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿)観光
②ルクソール東岸(カルナック神殿、ルクソール神殿)観光

⑹7日目 クフ王ほかギザの三大ピラミッド、スフィンクス、河岸神殿の観光

⑺8日目 アレキサンドリアへ日帰り
カタコンベ、ポンペイの柱、国立博物館、カイトベイ要塞の観光

⑻9日目 カイロ近郊
①ダハシュール(屈折のピラミッドと赤のピラミッド)観光
②メンフィス(ラムセス2世の巨像、アラバスター製のスフィンクス)観光
③サッカラ(階段ピラミッド)観光

⑼10日目~帰国まで
①カイロ市内イスラム地区(シタデル、モハメド・アリ・モスク、ハンハリーリ市場など)
②オールドカイロ(アムル・モスク、エル・ムアッカラ教会、コプト博物館、バビロンの城砦、聖セルギウス教会)観光
③エジプト旅行の注意点(旅行時期、ラマダン、通貨、衛生面のことなど)
by tanpopo-jyo | 2007-10-09 23:15 | エジプト | Comments(0)

エジプトの旅 7日目

2007年9月21日(金)

金曜日は安息日のため、いつも大渋滞の市内もスイスイ車が走っていました。
この日はギザの3大ピラミッドとスフィンクス観光をして午後から再び
考古学博物館へ行きました。
クフ王のピラミッド内へ入ることができるのは1日300人(午前と午後各150人)
だそうで、8時のオープン待ちでピラミッドエリア到着です。
ピラミッドエリア入場料50エジプトポンド(約1000円)
クフ王のピラミッド入場は別途100エジプトポンド(約2000円)

こんな場所まで来てケチなことを言うようですが、
カイロ市内の地下鉄は1エジプトポンド(約20円)均一料金。
そんな物価の国で、この入場料高くありませんか?
エジプトの人は別料金なのかもしれませんね。

ギザのピラミッド群は、カイロの南西、小高い丘の上にあります。
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3大ピラミッドの真ん中にあるカフラー王のピラミッドです
土台の一辺の長さは215mとのこと

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カフラー王のピラミッドから河岸神殿に続く参道です
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クフ王のピラミッド
土台の一辺の長さは230m余り
日本が縄文時代だった頃、このように壮大な事業をやってのけた
古代エジプト人の叡智に驚かされます。
その精度の一例ですが、土台の一辺の誤差は、たった4.4㎝以内とのこと。
内部に入るとしばらく下り坂が続き、その後、狭く低い上り坂を40m弱
進むと通路が二股に分かれ、高さが8mもあるという大回廊が50m弱。
そして高さ1mくらいの通路をしゃがみ込むようにしてくぐればようやく王の間
といわれる玄室にたどり着きます。
この玄室は地上から約42mの所に位置しているそうです。

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なにしろ巨大遺跡のため、3大ピラミッドを全て入れようとすると、
ものすごく離れたビューポイントまで車で行かなければなりません
左からクフ王、カフラー王、メンカウラー王のピラミッドです
カフラー王のピラミッドはクフ王のものより高台にあるため大きく見えます

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カフラー王のピラミッドとスフィンクス
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このスフィンクスが最大(全長57m)にして最古のものだそうです。
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このピラミッドやスフィンクスは古王国時代(紀元前2600~2500年頃)に造られたものなので、それより1000年以上あとの新王国時代には砂に埋もれていました。
新王国時代第18王朝のトトメス4世が王子だった頃、夢にスフィンクスが
現れて砂から掘り出してくれたら王にしてやろうと言われて掘りおこしたという伝説

があり、スフィンクスは前足の間にその伝説が書かれた夢の碑文を持っています。

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スフィンクスの南横、カフラー王のピラミッドから延びる参道の先に建っている
河岸神殿。当時はナイル川が氾濫するとこの近くまで水がきたことから
このように呼ばれています。

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河岸神殿の中には巨大な柱が立っています
ここでミイラをつくったそうです

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このピラミッドエリアの中、可能なかぎり車で移動しましたが、
それでも観光に2時間余り。とにかく広大です。

ピラミッドの他にギザでもうひとつ有名なのがパピルス
実演販売をしているお店がたくさんあったので、そのひとつに入ってみました。
まずパピルスを必要な絵の幅に切り、皮をむいてスライスしたら水に1週間浸けます。

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水気を切って、縦横格子状に重ねて並べていきます
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それを1週間プレスして出来上がりだそうです。
透かして見た時に、格子状になっていれば本物のパピルスとのこと。

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このあとカイロに戻り、2度目のエジプト考古学博物館へ。
1度目の時(9月16日)は6時間、この日は3時間いましたけれど、それでも
代表的な作品を見るので精一杯。何しろ膨大なコレクションです。
信じられないことに廊下の隅に無造作に積み上げられているものがあったり、
いつ掃除をしたのかと思うほどガラスケースが手垢でベタベタで、
綿埃がフワフワしていたり。

エジプト人はお掃除が苦手?小さなことにはこだわらないおおらかな性格?
それにしても素晴らしい展示品がちょっと可哀相な気がしました。

夕食は日本料理おかもとへ。
2階には宴会用の部屋まであるというのにお客さんは私たち2人だけ。
ご主人に伺ったところラマダン中はいつもこの調子だそう。
つまり、日本人駐在員の多くは運転禁止で(禁止されなくてもカイロで
運転するのは難しいと思います。超強引なドライバーだらけで)、エジプト人の
運転手を雇っているそうなのですが、ラマダン中は早く仕事を切り上げて
帰ってしまうため、駐在員の足がなくなってしまうのだそうです。
日本料理おかもとは御夫婦でなさっているお店ですが、エジプトへ移住したのは
32年前とおっしゃっていました。中東地域の草分けですね、きっと。


本日の万歩計10445


エジプトの旅日記、目次です
日にちをクリックしていただくと、そのページへ飛ぶことができます

⑴初日~2日目
出発からラムセスヒルトンチェックインまで
エジプト考古学博物館のこと

⑵3日目 空路、カイロ→アブシンベル→アスワンと移動し、クルーズ船にチェックイン
①アブシンベル大神殿、小神殿
②アスワンハイダム
③フィラエ神殿(イシス神殿)
④切りかけのオベリスクの観光

⑶4日目 ナイル川クルーズ(アスワン→コム・オンボ→エドフ)
①アスワンのスークを散策
②コム・オンボ神殿の観光

⑷5日目 ナイル川クルーズ(エドフ→ホルス神殿観光→エスナの水門→ルクソール)

⑸6日目 ルクソール観光後、夕方の便でカイロへ
①ルクソール西岸(メムノンの巨像、王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿)観光
②ルクソール東岸(カルナック神殿、ルクソール神殿)観光

⑹7日目 クフ王ほかギザの三大ピラミッド、スフィンクス、河岸神殿の観光

⑺8日目 アレキサンドリアへ日帰り
カタコンベ、ポンペイの柱、国立博物館、カイトベイ要塞の観光

⑻9日目 カイロ近郊
①ダハシュール(屈折のピラミッドと赤のピラミッド)観光
②メンフィス(ラムセス2世の巨像、アラバスター製のスフィンクス)観光
③サッカラ(階段ピラミッド)観光

⑼10日目~帰国まで
①カイロ市内イスラム地区(シタデル、モハメド・アリ・モスク、ハンハリーリ市場など)
②オールドカイロ(アムル・モスク、エル・ムアッカラ教会、コプト博物館、バビロンの城砦、聖セルギウス教会)観光
③エジプト旅行の注意点(旅行時期、ラマダン、通貨、衛生面のことなど)
by tanpopo-jyo | 2007-10-08 18:18 | エジプト | Comments(0)

エ ジプトの旅 8日目

2007年9月22日(土)

日帰りで地中海に面したエジプト第2の都市アレキサンドリアまで行きました。
所要片道2時間半というので7時出発。
さて、エジプトの地をファラオが統一国家としたのは紀元前3000年頃。
その後30の王朝が興亡を繰り返し、紀元前332年にマケドニアの
アレキサンダー大王に征服されましたが、アレキサンドリアの港は、
大王が砂浜の上に投げたマントの形をしている
と言われています。
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1900年に発見されたエジプト最大級といわれるカタコンベ(共同墓地)。
カタコンベ内はカメラ持ち込み禁止のため入り口のみの撮影です。
らせん階段を降りて行くと地下1階は客間。
お墓参りに来た人はここで食べたり飲んだりしたあと使った食器類をその場で
割ったのだそうで、ここが発見された時には夥しい食器の破片が出てきた
ということです。地下2階はたくさんのお墓や礼拝堂があり迷路のようでした。
地上からはこれほど巨大なものが地下にあるとは想像できません。
カタコンベ入場料25エジプトポンド(約500円)

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クレオパトラが息子シーザリオンのために建造したセラピス神殿にあった
と伝えられる400本のコリント式円柱の1本ポンペイの柱
この1本を残して全てキリスト教徒によって破壊されてしまいました。
ポンペイの柱入場料15エジプトポンド(約300円)

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貴族のヴィラを利用したという国立博物館です
入場料30エジプトポンド(約600円)

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空前の最盛期を迎えた新王国第18王朝のファラオアクエンアテン(アメンヘテプ4世)は、それまでの多神教(自然界のあらゆるもの)から唯一神信仰を唱えましたが、
あまりに急進的すぎて受け入れられず、次のファラオツタンカーメンにより
多神教にもどされました。
しかしアクエンアテンの時代(紀元前1360年頃)に花開いた美術様式
アマルナ美術は、それまでの細かいルールにとらわれない自由で
写実的な作風が高く評価されています。写真はアクエンアテン王の頭像。

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ツタンカーメン王とアンケセナーメン夫妻の像
アンケセナーメンは12歳で父、アクエンアテン王(この上の写真のファラオ)と結婚、
王女が生まれたものの結婚2年で父王(=夫)が亡くなったため、
次の夫として幼なじみの叔父ツタンカーメンを迎えました。
しかしツタンカーメンも治世9年18歳(アンケセナーメン23歳)にしてこの世を去り、
3度目の夫に40歳も年上の重臣アイ(祖母の兄)を迎えますが
25歳にして三度未亡人となってしまいました。

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湾の向こうに見えている旗の立っている建物がカイトベイ要塞です。
ここにはプトレマイオス朝の頃(紀元前3世紀)に造られたファロス島の灯台
がありました。ファロス島の灯台は高さ120m、その灯りは数十キロ先からでも
見ることができたと言われています。
1998年、この湾内でクレオパトラ時代の遺跡が発見され、海底トンネルで
それらを見学できるようにするという計画もあるらしいのですが、
現在はダイビングツアーに参加しないかぎり見ることはできません。

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15世紀頃に造られたカイトベイ要塞です
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紀元前300年頃、プトレマイオス1世によってムーセイオン(学問研究所)と共に
造られたアレキサンドリア図書館は、プトレマイオス12世の頃には世界一の
図書館として蔵書70万巻を貯えていましたが、クレオパトラの時代に火災で焼失。
2002年、その図書館があったとされる場所に新アレキサンドリア図書館
オープンしました。斬新なデザインの建物です

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16時45分 ホテル帰着。
ロングドライブでちょっと疲れてしまったので、夕食はホテル内で摂ることに。
アレキサンドリアはカイロの人たちにとっては避暑地だそうで、
エジプトにしては(失礼!)垢抜けた町という印象です。
日帰りは少々きつく、せめて1泊はしたいところ。


本日の万歩計16136


エジプトの旅日記、目次です
日にちをクリックしていただくと、そのページへ飛ぶことができます

⑴初日~2日目
出発からラムセスヒルトンチェックインまで
エジプト考古学博物館のこと

⑵3日目 空路、カイロ→アブシンベル→アスワンと移動し、クルーズ船にチェックイン
①アブシンベル大神殿、小神殿
②アスワンハイダム
③フィラエ神殿(イシス神殿)
④切りかけのオベリスクの観光

⑶4日目 ナイル川クルーズ(アスワン→コム・オンボ→エドフ)
①アスワンのスークを散策
②コム・オンボ神殿の観光

⑷5日目 ナイル川クルーズ(エドフ→ホルス神殿観光→エスナの水門→ルクソール)

⑸6日目 ルクソール観光後、夕方の便でカイロへ
①ルクソール西岸(メムノンの巨像、王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿)観光
②ルクソール東岸(カルナック神殿、ルクソール神殿)観光

⑹7日目 クフ王ほかギザの三大ピラミッド、スフィンクス、河岸神殿の観光

⑺8日目 アレキサンドリアへ日帰り
カタコンベ、ポンペイの柱、国立博物館、カイトベイ要塞の観光

⑻9日目 カイロ近郊
①ダハシュール(屈折のピラミッドと赤のピラミッド)観光
②メンフィス(ラムセス2世の巨像、アラバスター製のスフィンクス)観光
③サッカラ(階段ピラミッド)観光

⑼10日目~帰国まで
①カイロ市内イスラム地区(シタデル、モハメド・アリ・モスク、ハンハリーリ市場など)
②オールドカイロ(アムル・モスク、エル・ムアッカラ教会、コプト博物館、バビロンの城砦、聖セルギウス教会)観光
③エジプト旅行の注意点(旅行時期、ラマダン、通貨、衛生面のことなど)
by tanpopo-jyo | 2007-10-05 18:36 | エジプト | Comments(1)

エジプトの旅 9日目

2007年9月23日(日)

朝9時、日本語ガイドのアハメッドさんとホテルを出発。
今日はメンフィス、サッカラ、ダハシュールの観光です。
ダハシュールの町の入り口にあったパン屋さん。右側が男性専用窓口で
左側が女性専用となっています。パン屋さんの売り場まで男女別々なんですね。

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ダハシュールには6つのピラミッドがありますが、
中でも有名なのが古王国第4王朝のスネフル王(クフ王の父)が紀元前2600年頃
に造った
屈折のピラミッドと赤のピラミッドです。
屈折のピラミッドはその名前のとおり途中から傾斜角度が緩やかに
なっているのですが、何故角度が変わったのかは明らかになっていません。
建設途中、王様が死にそうになったので角度を変えて早く完成させたとか、
地盤沈下がおきたため角度を変えて高さを低くし、石の量を減らして
重さによる崩壊も防いだなどの説があるようです。

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赤のピラミッドは一面がきれいな二等辺三角形で、底辺の一辺は220m。
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入り口はツーリストポリスに護られていました。

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赤のピラミッドの中へ入ってみることにしました。
実はこの前々日にクフ王のピラミッドの中へ入ったため、前日から前腿が筋肉痛
だったのですが、ここまで来てパスしては女がすたると思ったもので・・・。
クフ王のと違ってここは入り口がまずとても高い場所にあるのですね。
これを登り切って中へ入ると、真っ暗な中を中腰姿勢のまま延々(途中、絶望的な気分になりました)下ります。
とても狭い通路なので、出る人が上がって来た時は双方譲り合いの精神で。
王の玄室にたどり着いて、まっすぐ立てた時にはホッとしましたが、かなりの悪臭。
早々に退散しようとしたら居合わせたスペイン人カップルが、
『こうやってピラミッドパワーをもらうんだ』
と言って両腕を高く挙げて瞑想(?)してみせるので、真似してきました。
御利益はあったのかしら?
ダハシュールのピラミッドエリア入場料は25エジプトポンド(約500円)

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車で走ること10分足らずでメンフィスに着きます。
ナツメヤシがたわわに実っていました。

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メンフィスは、紀元前3000年頃に始まった第1王朝の時に建設された最初の首都
メンフィスの地を守る神プタハを祀ったプタハ神殿には、歴代のファラオたちが
たくさんの石像や石碑を奉納しました。ラムセス2世の巨像もそのひとつです。
メンフィス遺跡エリア入場料は50エジプトポンド(約1000円)

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アラバスター(大理石の一種)製のスフィンクス
ギザのものよりかなり小さいですが、それでも全長8m。
全体的に丸みをおびているのでギザより優しい雰囲気がします

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ラムセス2世の立像は高さ7m
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プタハ神殿に奉納された聖牛アピスのミイラを作る時に使われたという
アラバスター製の解剖台です

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再び車で7~8分。サッカラ階段のピラミッドで有名です。
古代王朝では王族の血の純潔さを保つために兄妹=夫婦という形を
とっていましたが、第3王朝の頃から親子間の結婚も行われるようになりました。
紀元前2650年頃、階段ピラミッドを作ったジョセル王の母ニマアトハピは
父王カセムケイと結婚。カセムケイ亡き後ネブカ王を迎えてジョセルを産みました。

世界最古といわれるジョセル王の階段ピラミッドです

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この階段ピラミッド゙建設の総指揮官はジョセル王の宰相イムホテプ。
ただ最初からこのような形を目指していたのではなく、最初は先代王と同様に
単なる石の墓が造られたようです。そしてこの石を土台にして上にいくほど
サイズの小さい正方形を重ねていき、ジョセル王がこの形を気に入ったので、
さらにサイズを大きくするため土台を拡大して現在の姿になったと
考えられているそうです。階段ピラミッドの北側にはセルタブと言われる
小部屋があり、穴があいているのでちょっと覗いてみます

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ジョセル王とご対面!
ファラオが外界を眺められるように造った穴でした。
本物のジョセル王の像は考古学博物館にあり、こちらはレプリカとのこと。

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ここのピラミッド群はヘブ・セド祭殿や葬祭殿などコンプレックスとして
造られており修復も進んでいます。
ジョセル王のピラミッドコンプレックスへの入場料は30エジプトポンド(約600円)

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砂漠にはラクダがお似合いですね
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ランチはここで
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階段下でおばさんがパンを焼いていました
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焼き上がり~
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ヨーグルト、そら豆のペースト、ゴマペーストなどパンにつけて食べます
これはトウモロコシの粉で焼いたパンのようですが、今回の旅行中、
パンはどこのお店でも美味しかったです。

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冷めるとペチャンコになりますが、お味はメチャウマなんです
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14:30ホテル帰着
夕食はギザへステーキを食べに行くことにして、
それまではプールサイドでお昼寝&読書
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本日の万歩計 9844



エジプトの旅日記、目次です
日にちをクリックしていただくと、そのページへ飛ぶことができます

⑴初日~2日目
出発からラムセスヒルトンチェックインまで
エジプト考古学博物館のこと

⑵3日目 空路、カイロ→アブシンベル→アスワンと移動し、クルーズ船にチェックイン
①アブシンベル大神殿、小神殿
②アスワンハイダム
③フィラエ神殿(イシス神殿)
④切りかけのオベリスクの観光

⑶4日目 ナイル川クルーズ(アスワン→コム・オンボ→エドフ)
①アスワンのスークを散策
②コム・オンボ神殿の観光

⑷5日目 ナイル川クルーズ(エドフ→ホルス神殿観光→エスナの水門→ルクソール)

⑸6日目 ルクソール観光後、夕方の便でカイロへ
①ルクソール西岸(メムノンの巨像、王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿)観光
②ルクソール東岸(カルナック神殿、ルクソール神殿)観光

⑹7日目 クフ王ほかギザの三大ピラミッド、スフィンクス、河岸神殿の観光

⑺8日目 アレキサンドリアへ日帰り
カタコンベ、ポンペイの柱、国立博物館、カイトベイ要塞の観光

⑻9日目 カイロ近郊
①ダハシュール(屈折のピラミッドと赤のピラミッド)観光
②メンフィス(ラムセス2世の巨像、アラバスター製のスフィンクス)観光
③サッカラ(階段ピラミッド)観光

⑼10日目~帰国まで
①カイロ市内イスラム地区(シタデル、モハメド・アリ・モスク、ハンハリーリ市場など)
②オールドカイロ(アムル・モスク、エル・ムアッカラ教会、コプト博物館、バビロンの城砦、聖セルギウス教会)観光
③エジプト旅行の注意点(旅行時期、ラマダン、通貨、衛生面のことなど)
by tanpopo-jyo | 2007-10-04 20:34 | エジプト | Comments(0)

エジプトの旅 10日目~帰国まで

2007年9月24日(月)

朝9時にホテルを出発、まずイスラム地区にあるモハメド・アリ・モスク
向かいました。モハメド・アリ・モスクはモカッタムの丘に建つシタデル(城砦)
の中にあります。写真はシタデルの入り口
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1824年、モハメド・アリにより建設が始まり、息子の時代に完成したという
オスマントルコ様式のモハメド・アリ・モスクは、トルコのブルーモスクに似ている
ことからブルーモスクとも呼ばれているそうです。

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モスクの中庭にはバロック風の時計台があります。
これは1833年、モハメド・アリがルクソール寺院のオベリスクを
フランスへ贈ったお礼にルイ・フィリップから贈られたものとのこと。
なおパリに贈ったオベリスクは現在コンコルド広場にあるものだそうです。

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中庭です。
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モスクの天井はドーム型になっていて、音響効果バツグンです
私たちの日本語ガイドが試しにと言ってコーランを詠んだのですが、
とても一人の声とは思えないほどでした

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モスクの中へは靴を脱いで入ります。ランプの光がきらびやか
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シタデルから見下ろしたスルタン・ハッサンモスク(左)とリファイ・モスク(右)
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次に訪れたのはカイロ発祥の地、オールドカイロ。
アフリカ大陸で最初に建てられたイスラムのモスク、アムル・モスクです

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エル・ムアッラカ教会は3~4世紀初め、聖母マリアに捧げるために建てられた
教会だそうです。城砦の上にあるので架けられた教会という意味とのこと。
コプト(エジプトにおけるキリスト教の一派)の十字架は先が広がっています。
入場料は40エジプトポンド(約800円)

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エル・ムアッラカ教会の内部です
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とてもたくさんのイコンがありました
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教会のすぐ隣にあるコプト博物館
入場料40エジプトポンド(約800円)

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博物館横にあるバビロンの城砦
ローマのビザンチン帝国が建設した要塞で、7世紀にはアラブ人が
この要塞に侵攻。19世紀のイギリス統治時代に多くは破壊されてしまったため、
現在は外壁の一部と塔が残っているだけ。

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オールドカイロのコプト教会の大半は、このバビロンの城砦を利用した壁の中に
あります。これはコプトたちが迫害から逃れようとしたためだそうです。
コプト教会への路地入り口を示す看板が階段上にありました。

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階段下にあった頑丈そうな扉。これで外部からの侵入を防いだのでしょう
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この路地の左右、あちらこちらにコプトの教会があります
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聖母マリアと幼いキリストがエジプトに逃れて来た時に身を隠したと言われる
地下道がある聖セルギウス教会の標識も目立ちません

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聖セルギウス教会です
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ふたたびイスラム地区にもどって、本日最後の観光はハン・ハリーリ市場へ。
これは市場近くにあるエル・フセインモスクです

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972年建立のエル・アズハルモスク
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ハン・ハリーリ市場は夕方涼しくなってからの方が賑わうらしいです
いちばん暑い2時過ぎなので人通りはこんなものでした

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香油びん、パピルス、カルトゥーシュ(ヒエログリフで名前を入れてくれるペンダント)、
ガラベーヤ(民族衣装)などを売っています

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ハン・ハリーリ市場の中で迷子になったら、この塔を目印に!
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これは観光客用ではないハン・ハリーリの路地
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15時、ホテル帰着。
8日間、私たちの日本語ガイドを務めてくれたアハメッドさんとはこれでお別れです。
エジプト最後の夕食は王室御用達だったというレストランを予約して、
それまではプールサイドでお昼寝&読書。
考古学博物館で購入した古代エジプトなかなか面白いです。

本日の万歩計 8841


2007年9月25日(火)
23:10カイロ発SQ493便で帰国のため、ホテルの部屋を
レイトチェックアウトにしてもらって一日ゆっくり過ごしました。帰りは
シンガポールでの乗り継ぎが4時間もあって、関空まで24時間かかるので!
で、カイロ国際空港ですがラマダン中につき、メッカ巡礼へ行く人・人・人・・・。
24時間空港とはいえ、免税店などは21時前の段階で閉まっていましたし、
見たところ規模も小さそうであまり買うものもないかも?です。

9月27日(木)早朝、帰宅。
10泊13日のエジプト旅行も終わりです。
今度エジプトへ行く時はシナイ半島と紅海リゾートね♡と帰りの機内で話してしまう
私たちでした・・・。



エジプト旅行を計画中の方へ
①旅行時期について
9月中旬~下旬でもアブシンベル、アスワン、ルクソールは連日39℃。
カイロは30℃前後でした。湿度が低いので日本の夏に比べれば凌ぎやすい
部分もありますが、陽差しは強烈です。そしてその中をかなり歩きます。
もし旅行時期を選ぶことができるのなら11月~3月をおすすめします。

②道路横断に気をつけましょう
カイロの人口は1600万人とのこと。新市街は人と車であふれ返っていますが、
信号や横断歩道はほとんどないと言ってもよいほど少ないです。
よって人々は片側4車線もあるような大通りでも車をぬって横断していきます。
車も隙あらばという感じで割り込みしますので、交通ルールはあるの?とさえ
思ってしまいました。エジプトに住んで32年という邦人の方に伺った話では、
このような状況のため多くの日本企業は駐在員に対して運転禁止命令を
出しているのだそうです。また自動車保険(対人)という考え方も成立しない
そうで当たられた人の方が悪いという考え方とのこと。
新市街を歩く時は細心の注意が必要です。

③衛生面について
これは残念ながらあまり良いとは言えないと思います。
出発前、多くの方から胃腸薬が効かないほどの下痢をすることがかなりの
頻度でおこるから注意をするようにとアドバイスされました。
ミネラルウォーターを飲む、生野菜や自分で皮をむく果物(バナナやオレンジ)
以外は食べない、ウェットティシュでこまめに手をふく等の注意をしたので、
持参した抗生物質のお世話にならずにすみました。
氷の入った飲み物もNGです。
日本から持参した野菜ジュース(1日1缶あて)も重宝でした。
ホテルやレストラン以外のトイレは(遺跡は言うに及ばず、考古学博物館の中や
エジプト航空の機内まで)いつ掃除をしたの?と思うほどでした。
④で書きますが紙幣は、ものすごく汚れているので、チップ等を渡したあとも
ウェットティッシュを使いました。あまり神経質になる必要はないと思いますが、
できることはしておいた方が後悔しませんものね。


④お金のこと
日本から持って行くのは米ドルの少額紙幣が一番便利だと思います。
特に1ドル札は小さな買い物、馬車に乗る時、チップ用としても使えました。
エジプトではコインが普及しておらず紙幣を使用しているのですが、
少額紙幣(日本の5円、10円、20円程度の)は、もはや元の色がわからないほど
油染みてジットリしています。経済が停滞している証拠でしょうか?


⑤ラマダンについて
2007年は9月13日からラマダン入りをしたので、私たちの旅行は
どっぷりラマダン中となりました。
結論から言えばラマダンによる支障は感じませんでしたが、
⑴日本語ガイドをお願いしたアハメッド氏がラマダンをしているため、
日中、水を飲んだり ランチを食べるのには少し気が引けました。

⑵ラマダン中は遅くまで起きているらしく、通常より商店の開店が遅くなったり、
夕方 早めに閉店したり、美術館等の開館時間が変更になったりはしましたが、
「一斉に」と いう訳ではないので、特に不便は感じませんでした。
ラマダン中だからといってランチを食べられないということも全くありませんでした。

⑶とにかく街中あちこちでみんながコーランを読んでいます(お祈りの時間以外でも)
私たちの日本語ガイドは1ケ月でコーランを3回通読すると言っていました!
おまわりさんまで交通整理そっちのけでコーラン読んでいるのを目撃。

⑷特に夕方近くになってくると、空腹が絶頂?になるのかイライラが
目に見えてきます。
ドライバーの運転も過激さを増してくるので、歩いているこちらも要注意です。


エジプトの旅日記、目次です
日にちをクリックしていただくと、そのページへ飛ぶことができます

⑴初日~2日目
出発からラムセスヒルトンチェックインまで
エジプト考古学博物館のこと

⑵3日目 空路、カイロ→アブシンベル→アスワンと移動し、クルーズ船にチェックイン
①アブシンベル大神殿、小神殿
②アスワンハイダム
③フィラエ神殿(イシス神殿)
④切りかけのオベリスクの観光

⑶4日目 ナイル川クルーズ(アスワン→コム・オンボ→エドフ)
①アスワンのスークを散策
②コム・オンボ神殿の観光

⑷5日目 ナイル川クルーズ(エドフ→ホルス神殿観光→エスナの水門→ルクソール)

⑸6日目 ルクソール観光後、夕方の便でカイロへ
①ルクソール西岸(メムノンの巨像、王家の谷、ハトシェプスト女王葬祭殿)観光
②ルクソール東岸(カルナック神殿、ルクソール神殿)観光

⑹7日目 クフ王ほかギザの三大ピラミッド、スフィンクス、河岸神殿の観光

⑺8日目 アレキサンドリアへ日帰り
カタコンベ、ポンペイの柱、国立博物館、カイトベイ要塞の観光

⑻9日目 カイロ近郊
①ダハシュール(屈折のピラミッドと赤のピラミッド)観光
②メンフィス(ラムセス2世の巨像、アラバスター製のスフィンクス)観光
③サッカラ(階段ピラミッド)観光

⑼10日目~帰国まで
①カイロ市内イスラム地区(シタデル、モハメド・アリ・モスク、ハンハリーリ市場など)
②オールドカイロ(アムル・モスク、エル・ムアッカラ教会、コプト博物館、バビロンの城砦、聖セルギウス教会)観光
③エジプト旅行の注意点(旅行時期、ラマダン、通貨、衛生面のことなど)
by tanpopo-jyo | 2007-10-01 15:01 | エジプト | Comments(0)