大好きな花散歩から世界最古、アプリコット色のナミブ砂漠まで。好奇心を原動力にあちこち出かけます


by tanpopo-jyo

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江戸東京たてもの園へ

2009年6月11日(木)

最初に書いてしまいますが、ココはかなり面白いです。
特に映画「3丁目の夕日」をご覧になって懐かしい!!と感じられた世代にとっては、
たまらない街並みが再現されていたりします。
見どころが多いので1周4時間程度を目安にお出かけくださいね。

江戸東京たてもの園の最寄り駅はJR中央線「武蔵小金井」
広大な都立小金井公園の一角(といっても7ヘクタール)にあります。
マスコットキャラクターえどまるは宮崎駿さんの制作だそうです
江戸東京たてもの園へ_b0112909_10222946.jpg


港区赤坂より移築された高橋是清邸 もちろん内部の見学もできます
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庭側から見た高橋是清邸
1936年(昭和11年)の2.26事件では軍事予算を縮小しようとして軍部の恨みを買い、
青年将校により暗殺されましたが、その場所がこの建物2階寝室。
寝室にはボランティアさんがいて、説明してくださいます
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千代田区神田の万世橋たもとから移築した交番
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下町中通りは昔の商家や銭湯、居酒屋など下町風情が漂う街並みとなっています
1933年(昭和8年)港区白金に建てられた小寺醤油店
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店内にあったレジ
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鍵屋は台東区下谷にあった居酒屋
1856年(安政3年)の建築で、建物と店内は1970年頃の姿に復元しているそうです。
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冷や奴60円、湯豆腐80円・・・
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子宝湯は千と千尋の神隠しのモデルのひとつだそうです
1929年(昭和4年)足立区千住に建てられたこの銭湯は唐破風が立派です
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脱衣場の天井も非常に高く、格天井となっています
衣類はカゴに入れるだけ。盗難なんて心配ない時代だったのでしょうね・・・。
脱衣場に貼られていた料金表によると昭和28年現在の入浴料は、
大人15円、小学生12円、5歳以下6円、婦人洗髪料10円となっていました。
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写真奥が男湯、手前が女湯。定番の富士山のペンキ絵も描かれています
また男湯と女湯の境の壁(鏡の上)にはタイル絵がはめ込まれていました
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タイル絵は銭湯文化のひとつで、ほとんどが九谷で焼かれたものだそうです。
男湯は那須与一など勇壮なもの、女湯は「猿かに合戦」と「舌切り雀」でした
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1879年(明治12年)、文京区に建てられた仕立屋です
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昭和初期、千代田区神田神保町に建てられた丸二商店は荒物屋
軒を出さずに建物前面を平坦にして銅板で装飾した看板建築がきれいです
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店内にはホウキ、亀の子タワシ、フトンタタキ(!)、アルミの鍋やヤカン等が。
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裏手には長屋も移築し、路地の様子なども再現されています
江戸東京たてもの園へ_b0112909_11243464.jpg

懐かしい物干しです~ (^^ゞ
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左は1927年(昭和2年)千代田区神田須田町に建てられた文具店の三省堂
右隣は同年、千代田区神田淡路町に建てられた花市生花店で、
いずれも看板建築のタイル貼りとなっています。
江戸東京たてもの園へ_b0112909_113956100.jpg


三省堂は書道用品の卸から、後に文具の小売店に変わったそうで
店内には筆、くれ竹の炭や墨汁、ラシャの下敷きの他、懐かしいチューブ入りの糊などが並んでいます。時計の下にある扇風機も見覚えあるなぁ・・・
江戸東京たてもの園へ_b0112909_11401585.jpg


7500形の都電は動きませんが中に入ることはできます。
時々、カオナシが座っているそうですよ?
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こちらは常盤台写真場。1階は居住スペースで2階がスタジオです
照明設備が発達していない当時のこと、採光のため北側にも大きな窓があります。
毎月、第3土曜日の午後には1枚500円でレトロな写真撮影もしてくれるそうです。
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1925年(大正14年)に建てられた田園調布の家は全室洋間
パーゴラまであるモダンな造りでキッチンにはオーブン完備です
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港区西麻布に1952年(昭和27年)に建てられた三井八郎右衛門邸
外観は一見シンプルですが・・・
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一歩玄関に入れば照明はラリック
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2階仏間には龍の天井画が描かれ、その前の廊下にはシャンデリアが煌めいています
1階は中廊下を境に南側に客間や食堂、北側に厨房などが配されています。
この厨房の大きさにはびっくりで、来客の多さが想像できました
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江戸時代、鵜ノ木村(現在の大田区内)で名主役を勤めた天明家の主屋は
千鳥破風や式台をもつ格式高い造りです
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ボランティアさんが囲炉裏端でお話を聞かせて下さいます
江戸東京たてもの園へ_b0112909_12461473.jpg


園内にはこの他にもたくさんの文化的価値の高い建物が移築・復元され(全部で30棟ほど)、それぞれの時代の生活を窺い知ることができます。
小学生のグループが社会科見学で来園していましたが、
私はむしろ大人の方がより楽しめるのでは?と思いました。
江戸東京たてもの園は原則として月曜休園、入園料は大人400円でした。
ミュージアムショップでは、こんなオモチャも売られていましたよ~ ♪
江戸東京たてもの園へ_b0112909_1301855.jpg

by tanpopo-jyo | 2009-06-12 13:20 | その他の東京都下 | Comments(2)
Commented by 県民トリム体操 at 2010-03-01 11:09 x
コミュからおじゃましました~

これは懐かしいものばかり!
是非行ってみたいですね!!
銭湯は「時間ですよ」に出てきそうな感じです(笑)
当時、洗髪代をとられましたが
今のこの頭の状態でもやっぱり取られるんですかね(爆)
これからもよろしくお願いします!
Commented by tanpopo-jyo at 2010-03-01 18:26
県民トリム体操さん 早速のご訪問有難うございます。
ここは本当に面白くてアッという間に夕方になり、ショップまでゆっくり見ることができなかったのが心残りなんです。
お醤油屋さんに並んでいたビンも当時のもので、今のようにクリアなガラスではなく、歪んでいるんですよ!
まるで回し者のように宣伝しまっくております (^^;)
こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします!!