大好きな花散歩から世界最古、アプリコット色のナミブ砂漠まで。好奇心を原動力にあちこち出かけます
by tanpopo-jyo
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港町フリーマントル
2014年1月2日(木)
パースの南西約20kmに位置するフリーマントル Fremantle は、
インド洋に面した港町。パースから電車で30分弱とアクセスしやすい所で、
1986-87年にはアメリカズカップが米国以外で初めて開催された地でもあります。
19世紀の雰囲気が漂うこの町では、
週末のみ開かれるマーケットが有名。
残念ながら木曜日でマーケットは覗けませんでしたが・・・
カフェが軒を並べる通称 カプチーノ通りでコーヒーを飲んだり
町を散策しながらのんびり出来る場所でした。
1829年、イギリスのジェームス・フリーマントル率いる開拓団により
入植が始まったこの町には
当時の囚人たちによって造られた素晴らしい建造物が数多く残っています。
植民地開拓の労働力として、労働に従事させられた人々について知りたくて
町中にあるフリーマントル刑務所へ行ってみました。
フリーマントル刑務所は1850年代に流刑囚たちの労役で建てられ、
1991年までの134年間使われていた刑務所で、
ツアーに参加することで内部を見学することができます。
私たちが参加したのは30分毎に催行の Doing Time 刑期満了ツアー!!
その他 Great Escapes 大脱走ツアーや夜間の肝試し的ツアーもありました
1770年にイギリスがシドニーをオーストラリアで最初の植民地とした後、
19世紀にかけて延べ16万人の囚人がオーストラリア各地に流刑されましたが、
そのほとんどは窃盗や思想犯といった比較的軽い罪で有罪判決を下された
人々だったそうで、約1万人がこのフリーマントルへ送られたそうです
このフリーマントル刑務所もオーストラリア全土にある11の囚人遺跡群のひとつ
としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています
運動場から独房への出入り口は回転ドア。暴動を防ぐためだそうです
4階建ての吹き抜けには自殺防止のネットが張られていました
独房のスペースは2.1m×1.2mでトイレはなくバケツのみ。
立てこもりができないようドアは外開きになっています
1920年代にハンモックから金属製ベッドになったものの囚人数の増加で
1960年代には2段ベッドに変更されたそうです
このような劣悪な環境だったため、囚人たちは植民地開拓の労働力として、
わずかな報酬が得られる過酷な労働に従事することを喜んだのだそうです
134年の歴史の中で44人(うち女性1人)の死刑が執行された場所。
執行の朝は午前5時半起床、朝食のあと希望者は牧師さんとの時間が与えられ
ブランデーを振る舞われて、8時には刑が執行されたそうです。
ガイドさんが「床を落とすレバーを引きたい人!」と言ったら手を挙げた人が・・・。
すごい音でした。。。
中央独房棟の中心には英国国教会が作られていました。
1988年1月4日、42℃という暑い日の昼下がりに看守に熱湯をかけたことが
発端となり暴動が起こりました。
この暴動が、1991年の刑務所閉鎖のきっかけになったようです
もうひとつ。フリーマントルで最も古い刑務所がハイ・ストリート High St. の
突き当たり、海沿いにあるラウンドハウスで1831年に建てられたもの。
嬉しそうに「懲罰」を受けている人がいました^^
ちょうど13時の大砲発射(空砲)のデモンストレーションに間に合いました!
ラウンドハウス近くにある難破船ギャラリーは、元々は1850~60年代にかけて
囚人用の食料や衣服を保管する倉庫として使われていたもの。
オーストラリアに漂着したオランダ東インド会社の船から発見された宝物などを
展示しています
1629年に難破したバタビア号の復元展示は当時の船の展示として
世界唯一のものだそうです
最後に行ったのは西オーストラリア海事博物館。
1983年のアメリカズカップで初めてアメリカを破ったオーストラリアⅡ号の展示や
無寄港世界一周のヨットの展示などもありましたが一番興味深かったのは・・・
メガマウスのホルマリン漬け!!世界で3例しかないそうです。
夏頃、NHKスペシャルで放送していましたがまさかここで会えるとは(嬉)
サメらしからぬちっこい歯がかわゆい♪♪
博物館の外には潜水艦オーベンス号も展示されていましたが、
この日の潜水艦ツアーはフルブックで参加できず。心残り・・・。
西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
パースの南西約20kmに位置するフリーマントル Fremantle は、
インド洋に面した港町。パースから電車で30分弱とアクセスしやすい所で、
1986-87年にはアメリカズカップが米国以外で初めて開催された地でもあります。
19世紀の雰囲気が漂うこの町では、
週末のみ開かれるマーケットが有名。
残念ながら木曜日でマーケットは覗けませんでしたが・・・
カフェが軒を並べる通称 カプチーノ通りでコーヒーを飲んだり
町を散策しながらのんびり出来る場所でした。
1829年、イギリスのジェームス・フリーマントル率いる開拓団により
入植が始まったこの町には
当時の囚人たちによって造られた素晴らしい建造物が数多く残っています。
植民地開拓の労働力として、労働に従事させられた人々について知りたくて
町中にあるフリーマントル刑務所へ行ってみました。
フリーマントル刑務所は1850年代に流刑囚たちの労役で建てられ、
1991年までの134年間使われていた刑務所で、
ツアーに参加することで内部を見学することができます。
私たちが参加したのは30分毎に催行の Doing Time 刑期満了ツアー!!
その他 Great Escapes 大脱走ツアーや夜間の肝試し的ツアーもありました
1770年にイギリスがシドニーをオーストラリアで最初の植民地とした後、
19世紀にかけて延べ16万人の囚人がオーストラリア各地に流刑されましたが、
そのほとんどは窃盗や思想犯といった比較的軽い罪で有罪判決を下された
人々だったそうで、約1万人がこのフリーマントルへ送られたそうです
このフリーマントル刑務所もオーストラリア全土にある11の囚人遺跡群のひとつ
としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています
運動場から独房への出入り口は回転ドア。暴動を防ぐためだそうです
4階建ての吹き抜けには自殺防止のネットが張られていました
独房のスペースは2.1m×1.2mでトイレはなくバケツのみ。
立てこもりができないようドアは外開きになっています
1920年代にハンモックから金属製ベッドになったものの囚人数の増加で
1960年代には2段ベッドに変更されたそうです
このような劣悪な環境だったため、囚人たちは植民地開拓の労働力として、
わずかな報酬が得られる過酷な労働に従事することを喜んだのだそうです
134年の歴史の中で44人(うち女性1人)の死刑が執行された場所。
執行の朝は午前5時半起床、朝食のあと希望者は牧師さんとの時間が与えられ
ブランデーを振る舞われて、8時には刑が執行されたそうです。
ガイドさんが「床を落とすレバーを引きたい人!」と言ったら手を挙げた人が・・・。
すごい音でした。。。
中央独房棟の中心には英国国教会が作られていました。
1988年1月4日、42℃という暑い日の昼下がりに看守に熱湯をかけたことが
発端となり暴動が起こりました。
この暴動が、1991年の刑務所閉鎖のきっかけになったようです
もうひとつ。フリーマントルで最も古い刑務所がハイ・ストリート High St. の
突き当たり、海沿いにあるラウンドハウスで1831年に建てられたもの。
嬉しそうに「懲罰」を受けている人がいました^^
ちょうど13時の大砲発射(空砲)のデモンストレーションに間に合いました!
ラウンドハウス近くにある難破船ギャラリーは、元々は1850~60年代にかけて
囚人用の食料や衣服を保管する倉庫として使われていたもの。
オーストラリアに漂着したオランダ東インド会社の船から発見された宝物などを
展示しています
1629年に難破したバタビア号の復元展示は当時の船の展示として
世界唯一のものだそうです
最後に行ったのは西オーストラリア海事博物館。
1983年のアメリカズカップで初めてアメリカを破ったオーストラリアⅡ号の展示や
無寄港世界一周のヨットの展示などもありましたが一番興味深かったのは・・・
メガマウスのホルマリン漬け!!世界で3例しかないそうです。
夏頃、NHKスペシャルで放送していましたがまさかここで会えるとは(嬉)
サメらしからぬちっこい歯がかわゆい♪♪
博物館の外には潜水艦オーベンス号も展示されていましたが、
この日の潜水艦ツアーはフルブックで参加できず。心残り・・・。
西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
by tanpopo-jyo
| 2014-01-08 16:02
| 西オーストラリア
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