大好きな花散歩から世界最古、アプリコット色のナミブ砂漠まで。好奇心を原動力にあちこち出かけます


by tanpopo-jyo

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囚われの間があるアグラ城

2015年9月21日(月)

インドの至宝「タージ・マハル」があるため、インドを旅する人が必ず訪れるという
ウッタル・プラデーシュ州最大の都市アグラ AGRA はデリーの南 約200㎞に
位置しています。ゲートウェイホテル・フェートハバドをチェックアウトして・・・
囚われの間があるアグラ城_b0112909_17232539.jpg


世界遺産アグラ城へ。
ガンジス河の最大の支流ヤムナー川岸に横たわるアグラ城は、
周囲2.5㎞に及ぶ広大な赤い城塞です。
デリーからアグラへの遷都に伴い、イスラム勢力のムガル帝国第3代皇帝
アクバルによって、1565年に着工、1573年に完成。
その後、第4代皇帝ジャハーンギル、第5代皇帝シャー・ジャハーンまでの、
3世代の皇帝の居城となり、赤砂岩でできた重厚な城壁で囲まれているため、
「赤い城」と呼ばれています。
囚われの間があるアグラ城_b0112909_17323149.jpg


アクバル帝は1566年、ヤムナー川西岸の岩盤上に半ば完成した城塞をもって、
首都としましたが、1世紀後に第6代アウラングゼーブ帝が外郭の城壁を造り
二重の城壁のあいだを濠としてより堅固な城塞としたそうです。
囚われの間があるアグラ城_b0112909_17394979.jpg


南のアマル・シング門からハネ橋を渡って中に入ると坂道が続きますが、
これは戦いの時に岩を転がして敵の侵入を防ぐためのものです。
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坂を上りきると 第4代ジャハーンギール帝(予言通りに誕生したアクバル帝の息子)
が自分のために建てた赤砂岩の壁面に白大理石の象嵌がある
ジャハーンギール殿が見えてきます。
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ジャハーンギール帝に叔母から贈られたというバスタブ
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ジャハーンギール殿の中央中庭、左手にあるのが・・・
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冬の離宮、
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右手が夏の離宮。諸室は木造を思わせる柱・梁構造からなり、
腕木にはレリーフ彫刻がほどこされています。
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水はけ用の穴とガイドのカーンさんは言うけれど直径1mほどの穴がひとつ。
沐浴用にしては中のデコボコが使いにくそうですし、何なのでしょう?
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ターバンを巻いてもらって記念撮影中のスペイン人ご一行^^
インド人=ターバンのイメージがありますが、
ターバンを巻いているのはシーク教徒だけだそうです。
インドではヒンドゥ教徒7割、イスラム2割、残り1割に仏教やシーク教など7つの
宗教が含まれ、シーク教徒は全体の1~2%とのこと。
囚われの間があるアグラ城_b0112909_18125740.jpg


ジャハーンギール殿の隣には、
タージ・マハルを造った第5代皇帝シャー・ジャハーンが白大理石で造った寝殿。
囚われの間があるアグラ城_b0112909_18311670.jpg


寝殿内部は柱の象嵌や
囚われの間があるアグラ城_b0112909_18501629.jpg


アラベスク模様、透かし彫りが美しく、
囚われの間があるアグラ城_b0112909_18312928.jpg


寝殿テラスからは・・・
囚われの間があるアグラ城_b0112909_18493363.jpg


ヤムナ川越しにタージ・マハルを見ることができます。
第5代皇帝シャー・ジャハーンと愛妃 ムフタズ・マハルの間には14人の子供が
いましたが14人目の出産が元で妃は36歳の若さで亡くなり、嘆き悲しんだ皇帝が
妃の霊廟として建てたのがタージ・マハル。
14人のうち、成人したのは男子4人と女子2人だけでしたが、
タージ・マハル完成から4年後に第5代皇帝シャー・ジャハーンが病に倒れると
4人の息子たちの間で皇位継承争いが勃発。
勝った第3皇子アウラングゼーブは、兄と弟を殺害し第6皇帝の座を奪取した上、
実父シャー・ジャハーンをこの寝殿に幽閉。
亡くなるまでの約8年間、栄華を誇った皇帝はタージ・マハルを眺め、
亡き妃への想いだけを慰めにしながら息を引きとったのだそうです。
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第5代シャー・ジャハーン帝の寝殿前庭園の中央には、四角い池のある白大理石
のテラスがあり、寝殿と相呼応しています。皇帝は池で水浴する女官たちを
寝殿から眺めたのだそうです。タージ・マハルを造るほど愛する妃がいても
ハーレムはあったのですね^^ 白大理石のテラスの向こうに見えるのは・・・
囚われの間があるアグラ城_b0112909_18314410.jpg


アングリー(葡萄)庭園。当時は葡萄が植えられていたからとのこと。
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アングリー庭園を抜けると、一般市民の立ち入れない
マッチ・バワン(魚の館)とよばれる中庭に面して、列柱ホールの内謁殿があります。
囚われの間があるアグラ城_b0112909_19353124.jpg


かつては中庭に、魚で満ちた大きな池があり、
第5代シャー・ジャハーン帝と愛妃は魚釣り競争をしたとか。
でも愛妃の顔ばかりを見ていた皇帝は一度も勝ったことがなかったそうですよ?
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内謁殿の隣は白大理石による高さ7mのアーチが9連も続く公謁殿で、
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皇帝はここで市民の訴えを聞き、裁きを下していたそうです。
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中央奥には一段高い玉座、
その下の白いフェンスで囲われた椅子には妃の父が座ったそうです。
囚われの間があるアグラ城_b0112909_195612100.jpg

次は、第5代皇帝シャー・ジャハーンが愛妃の霊廟として建てたタージ・マハルへ。

インド旅行記は下記のとおりです
①出発~デリー市内観光
②デリー郊外のクトゥブ・ミナール
③風の宮殿 in ジャイブール
④象のタクシーで行くアンベール城
⑤シティパレスとジャンタル・マンタル天文台
⑥14年で捨てられた都ファテープル・シークリ
⑦囚われの間があるアグラ城
⑧インドの至宝 タージ・マハル
⑨アグラからデリーへ そして帰国

by tanpopo-jyo | 2015-09-24 17:59 | インド | Comments(0)