
大好きな花散歩から世界最古、アプリコット色のナミブ砂漠まで。好奇心を原動力にあちこち出かけます
by tanpopo-jyo
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14年で捨てられた都ファテープル・シークリ
2015年9月20日(日)
ジャイプールを出発して3時間半(約200㎞)、

アグラまであと40㎞という場所にある世界遺産 ファテープル・シークリーは、
インド史上最大のムガル帝国(1526~1858年)が築いた都のひとつです。
第3代皇帝アクバルは絶大な力を誇りましたが、唯一の悩みは世継ぎに
恵まれなかったこと。
シークリ村に住むイスラム教の聖者に相談したところ「王子の誕生」を予言され、
その予言の通りに王子(第4代皇帝ジャハーンギル)が誕生したため、記念として
アグラから遷都して、ファテープル・シークリ(勝利の都)と名づけたのです。

ファテープル・シークリの建造には5年の歳月を費やしたといわれ、
丘の上に築かれた城壁の中には、赤砂岩の宮殿や巨大なモスクが造られました。

モスクサイトには王子誕生を予言した聖者の霊廟があり、
子宝に恵まれる巡礼地として、有名な場所だそうです。

ファテープル・シークリーの建物はほとんど赤砂岩で作られていますが、
用途がわからないものが多いようです。これは沐浴用?

この五層の塔屋は、インド古来の木造建築に見られる柱や梁の作りを取り入れた
もので、アクバル式と呼ばれる独自の新しい建築様式とのこと。
ここから月を眺めたのでは?とか或いは・・・

女官たちによる「人間チェス」を見下ろす時に使われたのでは? と言われています。

こちらは第1夫人の部屋ではないかと言われる建造物。小さな建物ですが、

壁や、

天井には精緻な彫刻がなされ、石造でありながらまるで木造建築のような
装飾を見ることができます。

予言通りに誕生した王子(第4代皇帝ジャハーンギル)のために作られた学校も
梁の部分などにヒンドゥー世界の建築の要素を積極的に取り入れています。
ムガル帝国はイスラムの国ですが、領土の拡大とともに多くの異教徒を抱えて
いました。皇帝アクバルは、インドの全ての異教の王朝を収めるために
それまで異教徒に課していた税金などを廃止し、諸宗教を尊重。
さらにヒンドゥー教の豪族たちを要職に就かせ、彼らの娘を後宮に迎えたとも
言われています。

私的謁見室と考えられている建物の内部はとてもユニークなデザインで、

7m四方ほどの部屋の中央に・・・

無数の持ち送りで飾られた太い柱があり、その上に対角に通路が渡されています。
アクバルは自らを神として、人々が真上を見上げなければならないような所に、
玉座を設けたと言われています。

また重臣と内密の話をする時も、通路からは一人しか通れないので
暗殺の危険から身を守ることができたのだそうです。
全て赤砂岩でできているとは思えないつくりですよね!

アクバルは、この都で、イスラムとヒンドゥーの文化が共存する「新しい文化」を
誕生させ、後のムガル朝やインドの他の建築物に大きな影響を与えましたが
遷都後わずか14年(1574~1588年)でここを放棄し、
現在のパキスタン、ラホールへ都を移してしまいました。
その理由は諸説ありますが、慢性的な水不足と暑さが大きな理由だろうと
言われています。たった14年で幕を閉じたファテープル・シークリは、
戦乱にさらされることも、破壊されることもなく良い状態で残されています。

ファテープル・シークリを出発して今夜の宿泊地アグラまで1時間余り。
アグラへ着いたときには19時をまわり真っ暗。

怪しげな街だけど大丈夫?

インド旅行記は下記のとおりです
①出発~デリー市内観光
②デリー郊外のクトゥブ・ミナール
③風の宮殿 in ジャイブール
④象のタクシーで行くアンベール城
⑤シティパレスとジャンタル・マンタル天文台
⑥14年で捨てられた都ファテープル・シークリ
⑦囚われの間があるアグラ城
⑧インドの至宝 タージ・マハル
⑨アグラからデリーへ そして帰国
ジャイプールを出発して3時間半(約200㎞)、

アグラまであと40㎞という場所にある世界遺産 ファテープル・シークリーは、
インド史上最大のムガル帝国(1526~1858年)が築いた都のひとつです。
第3代皇帝アクバルは絶大な力を誇りましたが、唯一の悩みは世継ぎに
恵まれなかったこと。
シークリ村に住むイスラム教の聖者に相談したところ「王子の誕生」を予言され、
その予言の通りに王子(第4代皇帝ジャハーンギル)が誕生したため、記念として
アグラから遷都して、ファテープル・シークリ(勝利の都)と名づけたのです。

ファテープル・シークリの建造には5年の歳月を費やしたといわれ、
丘の上に築かれた城壁の中には、赤砂岩の宮殿や巨大なモスクが造られました。

モスクサイトには王子誕生を予言した聖者の霊廟があり、
子宝に恵まれる巡礼地として、有名な場所だそうです。

ファテープル・シークリーの建物はほとんど赤砂岩で作られていますが、
用途がわからないものが多いようです。これは沐浴用?

この五層の塔屋は、インド古来の木造建築に見られる柱や梁の作りを取り入れた
もので、アクバル式と呼ばれる独自の新しい建築様式とのこと。
ここから月を眺めたのでは?とか或いは・・・

女官たちによる「人間チェス」を見下ろす時に使われたのでは? と言われています。

こちらは第1夫人の部屋ではないかと言われる建造物。小さな建物ですが、

壁や、

天井には精緻な彫刻がなされ、石造でありながらまるで木造建築のような
装飾を見ることができます。

予言通りに誕生した王子(第4代皇帝ジャハーンギル)のために作られた学校も
梁の部分などにヒンドゥー世界の建築の要素を積極的に取り入れています。
ムガル帝国はイスラムの国ですが、領土の拡大とともに多くの異教徒を抱えて
いました。皇帝アクバルは、インドの全ての異教の王朝を収めるために
それまで異教徒に課していた税金などを廃止し、諸宗教を尊重。
さらにヒンドゥー教の豪族たちを要職に就かせ、彼らの娘を後宮に迎えたとも
言われています。

私的謁見室と考えられている建物の内部はとてもユニークなデザインで、

7m四方ほどの部屋の中央に・・・

無数の持ち送りで飾られた太い柱があり、その上に対角に通路が渡されています。
アクバルは自らを神として、人々が真上を見上げなければならないような所に、
玉座を設けたと言われています。

また重臣と内密の話をする時も、通路からは一人しか通れないので
暗殺の危険から身を守ることができたのだそうです。
全て赤砂岩でできているとは思えないつくりですよね!

アクバルは、この都で、イスラムとヒンドゥーの文化が共存する「新しい文化」を
誕生させ、後のムガル朝やインドの他の建築物に大きな影響を与えましたが
遷都後わずか14年(1574~1588年)でここを放棄し、
現在のパキスタン、ラホールへ都を移してしまいました。
その理由は諸説ありますが、慢性的な水不足と暑さが大きな理由だろうと
言われています。たった14年で幕を閉じたファテープル・シークリは、
戦乱にさらされることも、破壊されることもなく良い状態で残されています。

ファテープル・シークリを出発して今夜の宿泊地アグラまで1時間余り。
アグラへ着いたときには19時をまわり真っ暗。

怪しげな街だけど大丈夫?

インド旅行記は下記のとおりです
①出発~デリー市内観光
②デリー郊外のクトゥブ・ミナール
③風の宮殿 in ジャイブール
④象のタクシーで行くアンベール城
⑤シティパレスとジャンタル・マンタル天文台
⑥14年で捨てられた都ファテープル・シークリ
⑦囚われの間があるアグラ城
⑧インドの至宝 タージ・マハル
⑨アグラからデリーへ そして帰国
by tanpopo-jyo
| 2015-09-24 23:39
| インド
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