大好きな花散歩から世界最古、アプリコット色のナミブ砂漠まで。好奇心を原動力にあちこち出かけます
by tanpopo-jyo
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⑦国立オペラ座の日本語ガイドツアー
2017年1月1日(日)
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートが終わったあとはホテルに戻り、
ラフな洋服に着替えてから国立オペラ座 Wiener Staatsoper へ。
オペラ座の設計は、コンペの結果、ニルとジッカルツブルクのネオルネサンス様式の設計案が
採用されましたが非常に評判が悪く、酷評に耐えかねて1868年にニルは自殺、
ジッカルツブルクも病死してしまったため、
1869(明治2)年、皇帝フランツ・ヨーゼフI世臨席のもと
「ドン・ジョヴァンニ」の上演によって行われたこけら落としの際は
設計者2人共が故人だったそうです。
第2次世界大戦で崩壊したのち、1955年11月、ベーム指揮の「フィデリオ」上演で再開、
現在に至っています。
日本語のガイドツアーは15時から。
ガイドツアーのチケットを購入して、希望言語のプラカードのところで待ちます
この日は英語、ドイツ語、スペイン語ツアーも同時に行われていました。
ガイドはオペラ座で舞台美術の仕事をしている男性で、流暢な日本語で案内して下さいました。
正面階段を上った踊り場の壁(写真左側)には、
二人の設計者のレリーフが飾られています。向かって左がニル。
正面玄関上のホールはテラスもあるシュヴィント・ホワイエ。
幕間に飲み物や軽い食事を楽しめる場所で、壁面には・・・
モーツァルト、ロッシーニ、ベートーベン・・・・などの胸像。
それぞれの作曲家の上には代表作品 (モーツァルトは「魔笛」、ベートーベンは「フィデリオ」)
の壁画も描かれていましたが暗くて撮れませんでした。
色大理石でオペラ上演の様子を描いた
大理石の間は幕間の休憩用のほか、
デビュタントのバレエダンサーを選ぶオーディションの時にも利用するそうです。
「魔笛」などの図柄が織られたゴブラン織りの部屋は出演者待合室。
オペラ座の演奏はウィーンフィルが担当していますが、その入団試験もここで行われるとのこと。
試験に受かっても その後 「3年間の試用期間」 があるそうです
またこの部屋の片隅にはマーラーの携行用ピアノが置いてありました。
元々は、皇帝用待合室として造られた特別席用待合室は、
戦争で焼失しなかった数少ない場所で ドアノブは象牙だそうです。
今は20分 ₠500 (約60,000円) で誰でも使うことができます(誕生日パーティもOK!)。
舞台の真正面、エンジ色の壁紙のバルコニーが皇帝席。
その真上のバルコニーはなんと立ち見席で ₠3(360円位)。
舞台は遠いでしょうが、音響は良い場所ですよね!「皇帝の上」ですし。
立ち見席は567人分 あるそうですが、もちろん人気で、夜の公演のために早朝から並ぶそうです。
でも「門戸」 が広いのは良いことだと思います。
上演中の翻訳はフォルクスオーパーは舞台上でしたが、オペラ座は前の座席に設置されています。
ボタン1回押しでドイツ語、2回押すと英語。
ジェネラルスポンサーがレクサス(トヨタ)なので、そのうち3回押すと日本語になるかも?!
最後は舞台裏。
舞台裏は舞台の2.5倍の広さがあって300人の裏方さんが3交代制で働いているそうです。
オペラ座では年間300日のシーズン中、毎日演目が変わる上に、
別の出し物のリハーサルもあるため、朝7時から前夜の片づけをして
リハーサル用のセットを組み、それが終わるとすぐ撤去して
夜の演目用のセットを組むという繰り返しなのだそうです。
オペラ座ではシーズン中に、オペラ50作品と、バレエを25作品を日替わりで上演していますが
12月31日と1月1日だけは例外的にオペレッタ「こうもり」を2夜連続上演するため
(バレエとオペラ専用劇場なので、オペレッタを上演するのも 2夜連続も この日だけ)
舞台の入れ替えがなく、このように舞台裏を見学できるのだとおっしゃっていました。
入れ替え作業中は危険なので、通常は状況を見ながらになるそうです。
また、舞台下も奈落があって、
幕間にセットを地下に落として後ろに回しセットの入れ替えを行うそう。
そのため、舞台は6分割されていて自由に高さを変えられるという説明でした。
さらに大道具の倉庫はオペラ座から車で20分の距離にあるというのですから大変です。
約45分のガイドツアー、大変面白く有意義でした。
ホテルに戻る前にホテルザッハーでトルテでも と思いましたが、この行列!
氷点下の寒さの中で根性ありますw カフェ文化は一日にして成らず。。。
元旦のディナーは、 Grand Hotel Wien “Le Ciel” で。
日本を発つ前にメールで予約を済ませてあるので安心です
初めてのレストランで、写真を撮っても大丈夫か(ルールというより周囲の雰囲気が)というのは
気になりますよね。で、様子を窺っていたので アヴァン・アミューズ3品 の写真はなし^^
前菜はツナ。ローズヒップのソースと アボカド&ライム のオイルでいただきます。
2皿目は蒸したレタスとロマネスコ にコリアンダーの芽が散らしてあります
歯応えがあって美味しいこと!
メインは仔牛のリード・ヴォー&テンダーロイン をグリンピースソースで。
コールラビがくるりん♪
今まで食べたテンダーロインの中でも1、2 という感動の美味しさでした。
たかがステーキ、されどステーキ。上品な味わい、舌触りの繊細さ 全て完璧です。
テンダーロインの中でも最上の部分だけを使ったに違いない!
(前菜メニューにテンダーロインのホースラディッシュ&エシャロット マリネがあったし)
デセールはアルマニャックで香り付けをしたプラム と 柚子シャーベット
ミニャルディーズの出し方もおしゃれです
帰国してPC を開くと レストランからのお礼メールが。
予約の確認メールは届いても お礼メールは珍しいと思います。
「ちょっとしたこと」ってなかなかできないのですよね。
明日は日帰りでザルツカンマーグートです。大雪になぁれ \(^o^)/
ウィーンの旅の目次は、下記のとおりです
ウィーンの旅①年末年始をウィーンで
ウィーンの旅②ハプスブルク家、夏の離宮 シェーンブルン宮殿
ウィーンの旅③歴代皇帝が住んだ宮殿、ホーフブルク
ウィーンの旅④ウィーンのシンボル、シュテファン大聖堂へ
ウィーンの旅⑤オペレッタ「こうもり」をハシゴした大晦日
ウィーンの旅⑥ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2017
ウィーンの旅⑦国立オペラ座の日本語ガイドツアー
ウィーンの旅⑧ウィーンで霧氷ができた朝 ハルシュタットへ行く
ウィーンの旅⑨シシィも愛した温泉リゾート バート・イシュル
ウィーンの旅⑩名画の宝庫 美術史美術館へ
ウィーンの旅⑪ペーター教会でパイプオルガンの演奏を聴く
ウィーンフィルのニューイヤーコンサートが終わったあとはホテルに戻り、
ラフな洋服に着替えてから国立オペラ座 Wiener Staatsoper へ。
オペラ座の設計は、コンペの結果、ニルとジッカルツブルクのネオルネサンス様式の設計案が
採用されましたが非常に評判が悪く、酷評に耐えかねて1868年にニルは自殺、
ジッカルツブルクも病死してしまったため、
1869(明治2)年、皇帝フランツ・ヨーゼフI世臨席のもと
「ドン・ジョヴァンニ」の上演によって行われたこけら落としの際は
設計者2人共が故人だったそうです。
第2次世界大戦で崩壊したのち、1955年11月、ベーム指揮の「フィデリオ」上演で再開、
現在に至っています。
日本語のガイドツアーは15時から。
ガイドツアーのチケットを購入して、希望言語のプラカードのところで待ちます
この日は英語、ドイツ語、スペイン語ツアーも同時に行われていました。
ガイドはオペラ座で舞台美術の仕事をしている男性で、流暢な日本語で案内して下さいました。
正面階段を上った踊り場の壁(写真左側)には、
二人の設計者のレリーフが飾られています。向かって左がニル。
正面玄関上のホールはテラスもあるシュヴィント・ホワイエ。
幕間に飲み物や軽い食事を楽しめる場所で、壁面には・・・
モーツァルト、ロッシーニ、ベートーベン・・・・などの胸像。
それぞれの作曲家の上には代表作品 (モーツァルトは「魔笛」、ベートーベンは「フィデリオ」)
の壁画も描かれていましたが暗くて撮れませんでした。
色大理石でオペラ上演の様子を描いた
大理石の間は幕間の休憩用のほか、
デビュタントのバレエダンサーを選ぶオーディションの時にも利用するそうです。
「魔笛」などの図柄が織られたゴブラン織りの部屋は出演者待合室。
オペラ座の演奏はウィーンフィルが担当していますが、その入団試験もここで行われるとのこと。
試験に受かっても その後 「3年間の試用期間」 があるそうです
またこの部屋の片隅にはマーラーの携行用ピアノが置いてありました。
元々は、皇帝用待合室として造られた特別席用待合室は、
戦争で焼失しなかった数少ない場所で ドアノブは象牙だそうです。
今は20分 ₠500 (約60,000円) で誰でも使うことができます(誕生日パーティもOK!)。
舞台の真正面、エンジ色の壁紙のバルコニーが皇帝席。
その真上のバルコニーはなんと立ち見席で ₠3(360円位)。
舞台は遠いでしょうが、音響は良い場所ですよね!「皇帝の上」ですし。
立ち見席は567人分 あるそうですが、もちろん人気で、夜の公演のために早朝から並ぶそうです。
でも「門戸」 が広いのは良いことだと思います。
上演中の翻訳はフォルクスオーパーは舞台上でしたが、オペラ座は前の座席に設置されています。
ボタン1回押しでドイツ語、2回押すと英語。
ジェネラルスポンサーがレクサス(トヨタ)なので、そのうち3回押すと日本語になるかも?!
最後は舞台裏。
舞台裏は舞台の2.5倍の広さがあって300人の裏方さんが3交代制で働いているそうです。
オペラ座では年間300日のシーズン中、毎日演目が変わる上に、
別の出し物のリハーサルもあるため、朝7時から前夜の片づけをして
リハーサル用のセットを組み、それが終わるとすぐ撤去して
夜の演目用のセットを組むという繰り返しなのだそうです。
オペラ座ではシーズン中に、オペラ50作品と、バレエを25作品を日替わりで上演していますが
12月31日と1月1日だけは例外的にオペレッタ「こうもり」を2夜連続上演するため
(バレエとオペラ専用劇場なので、オペレッタを上演するのも 2夜連続も この日だけ)
舞台の入れ替えがなく、このように舞台裏を見学できるのだとおっしゃっていました。
入れ替え作業中は危険なので、通常は状況を見ながらになるそうです。
また、舞台下も奈落があって、
幕間にセットを地下に落として後ろに回しセットの入れ替えを行うそう。
そのため、舞台は6分割されていて自由に高さを変えられるという説明でした。
さらに大道具の倉庫はオペラ座から車で20分の距離にあるというのですから大変です。
約45分のガイドツアー、大変面白く有意義でした。
ホテルに戻る前にホテルザッハーでトルテでも と思いましたが、この行列!
氷点下の寒さの中で根性ありますw カフェ文化は一日にして成らず。。。
元旦のディナーは、 Grand Hotel Wien “Le Ciel” で。
日本を発つ前にメールで予約を済ませてあるので安心です
初めてのレストランで、写真を撮っても大丈夫か(ルールというより周囲の雰囲気が)というのは
気になりますよね。で、様子を窺っていたので アヴァン・アミューズ3品 の写真はなし^^
前菜はツナ。ローズヒップのソースと アボカド&ライム のオイルでいただきます。
2皿目は蒸したレタスとロマネスコ にコリアンダーの芽が散らしてあります
歯応えがあって美味しいこと!
メインは仔牛のリード・ヴォー&テンダーロイン をグリンピースソースで。
コールラビがくるりん♪
今まで食べたテンダーロインの中でも1、2 という感動の美味しさでした。
たかがステーキ、されどステーキ。上品な味わい、舌触りの繊細さ 全て完璧です。
テンダーロインの中でも最上の部分だけを使ったに違いない!
(前菜メニューにテンダーロインのホースラディッシュ&エシャロット マリネがあったし)
デセールはアルマニャックで香り付けをしたプラム と 柚子シャーベット
ミニャルディーズの出し方もおしゃれです
帰国してPC を開くと レストランからのお礼メールが。
予約の確認メールは届いても お礼メールは珍しいと思います。
「ちょっとしたこと」ってなかなかできないのですよね。
明日は日帰りでザルツカンマーグートです。大雪になぁれ \(^o^)/
ウィーンの旅の目次は、下記のとおりです
ウィーンの旅①年末年始をウィーンで
ウィーンの旅②ハプスブルク家、夏の離宮 シェーンブルン宮殿
ウィーンの旅③歴代皇帝が住んだ宮殿、ホーフブルク
ウィーンの旅④ウィーンのシンボル、シュテファン大聖堂へ
ウィーンの旅⑤オペレッタ「こうもり」をハシゴした大晦日
ウィーンの旅⑥ウィーンフィル ニューイヤーコンサート2017
ウィーンの旅⑦国立オペラ座の日本語ガイドツアー
ウィーンの旅⑧ウィーンで霧氷ができた朝 ハルシュタットへ行く
ウィーンの旅⑨シシィも愛した温泉リゾート バート・イシュル
ウィーンの旅⑩名画の宝庫 美術史美術館へ
ウィーンの旅⑪ペーター教会でパイプオルガンの演奏を聴く
by tanpopo-jyo
| 2017-01-09 23:53
| オーストリア
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