大好きな花散歩から世界最古、アプリコット色のナミブ砂漠まで。好奇心を原動力にあちこち出かけます


by tanpopo-jyo

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イランの旅 ③考古学博物館と絨毯博物館

2018年4月27日(金)

ゴレスタン宮殿の後は考古学博物館 です。
イランの旅 ③考古学博物館と絨毯博物館_b0112909_19580093.jpg


ガイドのハミッドさんは「こんなに混んでいるのは初めて」と言いますが、
発券窓口がひとつですもん。
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ハンドバッグ程度は問題ありませんが、大きな荷物を持っている場合は
チケット売り場の向かいにあるクロークに預けて入館します。
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ガイドブックによれば 「紀元前6,000年から19世紀に至るまでの考古学的、歴史的に重要な
美術品を集めたイラン最大の博物館。ペルセポリスから発見された<ダレイオス1世の謁見図>や
レリーフは保存状態もよく見ごたえ十分」とありますが、そうでしょうか?
カイロの考古学博物館へは滞在中に数回通って堪能しましたが、こちらは1時間ほどでサクッと^^

紀元前4,000年頃に鍬を使っていたのはスゴイと思いましたけど。
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ランチはバルハング・レストランで、
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サラダのほか、ターメリックやサフランを使って炊きあげたケーキ型ごはん タ・チーンを。
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中にはチキンも入っています。周りは「おこげ」って感じでパリッ。
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食後のお茶と共に出されたお菓子は、ナツメヤシとバーミエ。
バーミエは、チュロスの生地を小さく切って揚げたあと、
ハチミツ漬けにしたようなお菓子で 噛むと油と糖分がジュワ~
ハミッドさんはこれを食べながら氷砂糖もかじっていましたよ (@_@)
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レストラン近くに「小さなパリ」と呼ばれる一帯があって屋台がたくさん出ていました。
こっちで食べた方がよかったねーとオットとコソコソ話。
イランの旅 ③考古学博物館と絨毯博物館_b0112909_21113066.jpg


ランチのあとは絨毯博物館 へ。
建物は絨毯の織機をデザイン化したものになっています。
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イランの絨毯は、草花模様が多い所謂 ペルシャ絨毯 (ランプが点いている場所が産地) と、
遊牧民が織る素朴な絨毯 (ピンクの場所) の大きく2種類に分けられますが、
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中でも、タブリーズ、コム、カーシャン、イスファハン、ケルマーン、マシュハドを
六大産地と言うそうです。
これらの地域は非常に乾燥した沙漠地帯のため、家の中で草花を感じていたいという願いが
ペルシア絨毯の発展に繋がったとハミッドさん。
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博物館の中には所狭しと絨毯が展示されていました。
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1917年にケルマンで織られた絨毯。素材はウール& コットン、大きさは530×340㎝。
楕円の中には歴史上の人物が織られ、楕円の帯には彼らの名前も織られています。さらに!
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人物に番号が振られているので、該当番号のところを見れば名前が確認できるという細かさ146.png
左はルイ14世、右はナポレオン。
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イスファハンで織られた絨毯は浮き彫り風!
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コムの絨毯はシルク & シルバー なので・・・
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横から見ると輝いて見えます113.png
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これらの「芸術的な作品」 には、上部に制作者の名前、どこかに発注者の名前が入るそうです。
写真の絨毯は中央の壺部分に発注者名がありました。圧巻の絨毯博物館でした!
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このあとはシラーズへ移動のため、
イランの旅 ③考古学博物館と絨毯博物館_b0112909_22282881.jpg


国内線がメインに発着するメフラーバード空港へ。
空港でのボディチェックは男女別だったので、シートで覆われた女性用ブースに入ると
テーブルの上に果物や、おやつがいっぱい!外からは見えないし、良いお仕事ですね~^^
不思議だったのは液体物検査がなく、ペットポトルの飲料も持って入れること。
イランと IS って敵対してるのに大丈夫なの?
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ペルシア文字は読めなくても数字が読めればゲートが確認できるので、
嬉しくてフライト・インフォメーションを眺めていたら親切なイラン人が登場!
「大丈夫か?」と。「コレに乗るのよ」とドヤ顔で指さし^^
ハミッドさんも一緒だから読めなくても問題なしですが。
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搭乗ゲート付近で少々、時間をつぶして
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テヘラン発18:45 QB1236便 に搭乗。
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見慣れない飛行機だったのでシートポケットの安全のしおりを見たらFOKKER 100 とありました。
どこの飛行機? とハミッドさんに訊いたら 「オランダ」とのこと。
あとで調べたら1996年に倒産した飛行機メーカーでした。
倒産した年に製造したとしても機齢22年ってこと? 整備の部品はどうしてるの?
無事に着いて何よりでした。
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テヘランの町は1980-88年のイラン・イラク戦争によりミサイルで破壊され、
戦後は多くの難民が押し寄せたために安く簡単にできるソ連式集合住宅が無計画に建てられた
結果、素っ気ない街並みになったそうです (「よく晴れた日にイランへ」より)。
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テヘラン~シラーズは直線距離で約600㎞、1時間ちょっとのフライトでシラーズ着。
シラーズは、イラン南部 ファールス州の州都で標高1500mの高地にある街です。
バラの美しさと、芸術や文学の中心地として知られているほか、
ペルセポリスへの拠点でもあります。
明日は 「とある理由」で是が非でも快晴であって欲しいのですが・・・。
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イランの旅の目次は下記のとおりです
行ってきます(準備編)
①イランの旅 成田出発からテヘラン到着まで
②イランの旅 ゴレスタン宮殿 
③イランの旅 考古学博物館と絨毯博物館
④イランの旅 ナシル・アル・モスク(ローズモスク)
⑤イランの旅 ペルセポリスとナグシェ・ロスタム
⑥イランの旅 サーディ廟・ハーフェズ廟とエラム庭園
⑦イランの旅 シラーズ街歩き
⑧イランの旅 シラーズからヤズドへ
⑨イランの旅 沈黙の塔とゾロアスター寺院
⑩イランの旅 アミール・チャフマーグのタキイエとマスジェデ・ジャーメ
⑪イランの旅 ヤズドからイスファハンへ
⑫イランの旅 ヴァーンク教会
⑬イランの旅 イスファハンの街歩き
⑭イランの旅 イマーム広場とマスジェデ・イマーム
⑮イランの旅 シェイフ・ロトゥフォッラー・モスクとアリカプ宮殿
⑯イランの旅 イスファハンの街歩き(その2)
⑰イランの旅 オアシス都市カーシャンと聖地ゴム、そして帰国

番外編
イラン出発前に行ったイラン料理のお店の記事
イラン渡航後、アメリカビザを取得した時の記事
by tanpopo-jyo | 2018-05-16 18:13 | イラン | Comments(0)