大好きな花散歩から世界最古、アプリコット色のナミブ砂漠まで。好奇心を原動力にあちこち出かけます


by tanpopo-jyo

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「没後190年 木米」展

2023年3月15日(水)

昨日、桜の開花宣言があった東京地方。
我が家の近くでもソメイヨシノが咲き始め、ケヤキやカツラの若葉も出始めました。
だけど、GW頃に咲くシャクナゲまで開花って早くない?
「没後190年 木米」展_b0112909_23340422.jpg


今日は、サントリー美術館で開催中の 「没後190年 木米」展へ行って来ました。
「没後190年 木米」展_b0112909_10095321.jpg


祇園の茶屋「木屋」に生まれ、俗称は「八十八」(やそはち)。
木屋の「木」と、八十八を縮めた「米」に因んで「木米」と名乗った、
江戸時代後期の京都を代表する陶工・画家、木米が手がけた
書画や陶芸などを紹介する展覧会です。
「没後190年 木米」展_b0112909_10555204.jpg


会場の入り口には 「白泥蘭亭曲水四十三賢図一文字炉」を象った巨大なフォトスポット。
中国の書家・王羲之の 名筆「蘭亭序」の逸話をモチーフにした作品で、
風門(空気抜きのための穴)は 周囲に透かし彫りが施されて窓に見立てられ、
窓の下のガチョウを眺めて笑みを浮かべる王羲之の塑像が覗いています。

炉の風門上部には「蘭亭四十三賢之圖」の刻印、
側面や背面には賢人たちが川岸に座り作詞の宴に興じる様子が彫刻されています。
「没後190年 木米」展_b0112909_10101399.jpg


木米のやきものには、中国や日本の古陶磁から形や文様の一部を抜きだし、
それらを再構築した作品が多くあります。
たとえば 「染付龍濤文提重」重要文化財 東京国立博物館所蔵 は、
中国に古くからある食べ物や貴重品を収める木製の堤重をやきもので制作したもので、
重箱の角や縁の釉の "欠け" は、明代の古染付に見られる製造行程で出来た傷を、
「虫喰い」として愛でる日本の茶人文化に則ってわざと加工したと言われているそうです。
「没後190年 木米」展_b0112909_10353237.jpg


また 三彩鉢 サントリー美術館所蔵 の色使いやまだら文様は
清代の素三彩に似ているそうですが、
並んで展示されていた 「黒釉三彩瓜文鉢」同様、
側面の一部を押してゆがみをだすなど遊びがあって個性的。
「没後190年 木米」展_b0112909_10505288.jpg


甲羅のフタを傾けると目が びよ~んと飛び出るお茶目な香合もありました。
そのほか青磁や黄瀬戸、金襴手、赤絵など手法も形もさまざまな作品多数。
とてもひとりの人の作陶とは思えません。
※写真は港区民ニュースhttps://kumin.news/minato/articles/403877 より
「没後190年 木米」展_b0112909_19273859.jpg


さらに50代後半以降に余技として描いた絵画や、
「没後190年 木米」展_b0112909_00373124.jpg


「ご依頼の品はおつかいの人に渡しました。代金は早めに払ってね」(私の意訳^^)
というような書状のほか、
木米の陶業の師・奥田頴川や、同門・仁阿弥道八の作品も展示。
出色の展覧会となっています。

下は、親友・田能村竹田が描いた「木米喫茶図」(部分) 個人蔵 ※展示は前期のみ
木米はこの親友・田能村竹田に、これまでに集めた各地の陶土をこね合わせ、
その中に私の亡骸を入れて窯で焼き、山中に埋めてほしい。
長い年月の後、私を理解してくれる者が、それを掘り起こしてくれるのを待つ。

と語ったそうです。壮大なのか お茶目なのか、はたまたホラーなのか?(笑)
幸いこの遺言は実行されなかったようですが。
「没後190年 木米」展_b0112909_19544918.jpg


「没後190年 木米」展は 3月26日(日)まで。
展示作品が多いので、時間に余裕をもっておでかけ下さいね。
「没後190年 木米」展_b0112909_20261132.jpg


by tanpopo-jyo | 2023-03-15 20:57 | 赤坂・六本木・広尾エリア | Comments(0)