シンガポールへ ⑪ラッフルズホテルのアフタヌーンティなど

2025年3月2日(日)

今日は12時にアフタヌーンティを予約してあるので、
朝はコーヒーだけにしようねと言ってラッフルズ・アーケードにある
シンガポールコーヒーへ行ったのに、


メニューを見たらミーゴレンがあって、半分ずつなら食べられるよね? となり、


注文。ライムをぎゅっと絞って ああ美味し
コーヒーとラテ、ミーゴレンで S＄40.30 (4,600円ほど)


3泊なんてアッという間で、明日はチェックアウトなので、
食後はまだ行っていないプールへ。


デッキチェアに座ったと思ったら、
キンキンに冷えた水を持って来て下さったプールバーのスタッフ君。


プールと同じフロアに、


ジムと、プールと共用の更衣室やシャワールーム。


もう1ヶ所、素敵だと思った場所は図書室です。


どこを切り取っても絵になるラッフルズホテルの中で特に好き。
中で2フロアになっていたので、3階に上がってみると、


デスクの上に スミス・コロナのタイプライターが置いてありました！
50年ほど前にN.Y.で初めて買ったタイプライターがスミス・コロナでした。

効率とか便利さと引き換えに、多くの人が手放してしまった「古き良き風景」が
ラッフルズにはあちこちにあります。これが 「余裕」なんでしょうね。
2年半に及ぶ大改修の時に、よくぞ更地にして高層ホテルにしなかったものです。


アフタヌーンティの予約時間になったので、グランドロビーへ。


まず紅茶を選び、


3段トレイが運ばれてきます。
紅茶は以前はマリアージュフレールを使っていたそうですが、
今はロンドンから入れていると。


フィンガーサンドイッチは、スモークサーモン、卵、ツナ、チキン、
カレー風味のパンには蟹のサラダの5種類。


フルーティな柑橘系のババロアやチョコレートケーキ、


ピスタチオのムースなど繊細なスィーツが並びます。


スコーンは、プレーン、レーズン、ベーコンチーズの3種類で、
焼きたてを持ってテーブルの間をまわって来られるので好きなだけ。
クロテッドクリームとローズペダルのジャム添えです。
お支払いは2人で S＄246.99 (約28,000円)

ハープの演奏が流れるグランドロビーでいただくアフタヌーンティは、
お味もサービスも申し分ないのですが、日本の場合セイボリーがサンドイッチだけ
ということは今まで経験したことがなく、キッシュやサラダ、パイなども並びますし、
紅茶のフレーバーもコーヒーも何種類でも選べるところがほとんどなので、
それと比較すると帝国ホテルやパレスホテルの方が満足度は高いかもしれません。


夕食は19時から北インド料理のティフィンルームで。


オットはラッフルズのオリジナルビールを注文し、


ケバブの盛り合わせと、


黒レンズ豆のカレーと、ソフトシェルクラブのカレーは2人でシェア。
黒レンズ豆のカレーはまろやかで優しいお味、ソフトシェルクラブは超絶美味!!
お支払いは S＄238.60 (約27,000円)。


梅雨の季節ではありましたが、マリーナサンズ1泊、ラッフルズ3泊の 4泊5日の間
一度も雨に降られることなくお天気に恵まれた旅となりました。
出発前は、世界遺産の植物園は絶対に行く！と思っていたのに
いざラッフルズに着いてみると部屋にいたい、ホテルから出たくないという気持ちが強くなり、
3泊４日の中でホテルの外へ出たのは、ガイド氏と街歩きをした4時間だけ。

レストランは食べるだけの場所ではなく、客室は眠るための場所ではなく、
どちらも 「過ごす場所」であることを再認識しました。
歴史や格式と、親しみやすさが共存するラッフルズホテルは、
「2024年版 The World's 50 Best Hotels」で 6位。
いつの日か またこのホテルで過ごしたいものです。


2025年3月3日(月)
一夜あけて。
最後に誇り高きシーク教徒のドアマン氏と記念撮影をして、


エレガントな白のメルセデスで空港まで送っていただいて帰国の途に。
あ、そうそう。玄関前のドライブウェイは玉砂利なんですよ。
それでお掃除の方がしょっちゅうホウキでタイヤ跡を整えていらっしゃいます。
タイヤが砂利を踏み締める音って好きですけれど、こういう方がいらしてこそですね。

シンガポールの旅の記事は以下のとおりです
番外編 : 行って来ます !?
シンガポールへ ①今度は本当に行って来ます！
シンガポールへ ②マリーナ・ベイ・サンズのスィートルームに宿泊
シンガポールへ ③マリーナ・ベイ・サンズのプールと朝食
シンガポールへ ④ルイ・ヴィトンのチョコレートショップ
シンガポールへ ⑤ガーデンズ・バイ・ザ・ベイへ
シンガポールへ ⑥ラッフルズホテルにチェックイン
シンガポールへ ⑦Butcher’s Blockでドンペリを
シンガポールへ ⑧ティフィンルームの朝食と街歩き
シンガポールへ ⑨ラッフルズホテルの歴史ツアーに参加
シンガポールへ ⑩藝 by ジェレーム・レオンで夕食
シンガポールへ ⑪ラッフルズホテルのアフタヌーンティなど