アピシウスで黒トリュフのサンドイッチ

2025年7月17日(木)

今日は弟とアピシウスでディナーです。


少し前に支配人氏から、
「今年はオーストラリア産フレッシュ黒トリュフを使って
夏に黒トリュフのサンドイッチを提供させていただくことになりました。
年2回夏と冬にご用意できればいいねと、シェフと話しております」とメールをいただき
早速予約をしたのです。


このサンドイッチ、以前は 12月になるとメニューに載っていたのに
この2～3年は1月～になってしまって機会を逸していたのよ。
1月って何かと用事が多くて、、、なんていうお話をしていたら
「今日、お召し上がりいただく黒トリュフです」と持ってきて下さいました。
テーブルを充たす素晴らしい香り！！　やはりサマートリュフとは別物ですね。


カルバドスの名手デュポン のスパークリング・アップルジュースでスタート。


アミューズブーシュは、ガスパチョと宮崎地鶏 じとっこのパテをバルサミコで。


1皿目は黒トリュフのサンドイッチをシェアして1切れずつ。
弟曰く 「これはサンドイッチの大きさじゃないよね? ラスクだな！」


オーストラリアのどこで採れるトリュフですかと伺ったら、
パースの南にあるマンジマップで、南半球で初めてトリュフの栽培に成功したと。


弟の前菜は、カナダ産オマール海老のポシェ。
手前にはエスカルゴのブルギニョンやアワビタケ。
アメリケーヌソースと、パセリを使ったグリーンのエスカルゴバターソースで。


私の前菜は、アピシウス伝統のガチョウのフォアグラのテリーヌ。
キャラメリゼしたモンキーバナナのほか、パイナップルやパパイヤ、ドラゴンフルーツなど
トロピカルフルーツとの相性が素晴らしいひと皿でした。


弟のメインはウナギのパイ。
メニューに「モンゴルフィエ仕立て」となっていて ？？？ でしたが、
熱気球を発明したのがモンゴルフィエ兄弟で、
フランスでは モンゴルフィエ ＝ 気球 なのだそうです。
つまり気球の形をしたウナギのパイ。
弟曰く 「もうすぐ土用の丑の日だしね」(え? それで選んだの?)


サックサクのパイにナイフを入れると、中には鰻のほか、フォアグラやホタテ貝のムース。
ポルト酒を煮詰めたソースでいただきます。
ポルトソースの上の白いのは、早摘みしたブドウを使ったヴェルジュソース。
　

私のメインはシストロン産の仔羊。
お店に入ってすぐ支配人氏が 「今日は仔羊をぜひ」とおっしゃったので。
左は口に入れるととろけてなくなるほどの鞍下肉のロースト、
右は バラ肉のコンフィにナスを巻いてガレット仕立てにしてあります。
タイムの香りのジュのソースで。


弟はチーズワゴンからいつものロックフォールと、
極上のシェーブルチーズ、栗の葉に包まれていたモテ・シュール。


私はチーズは要らないけれど、こちらのドライイチジクは大好き。


デザートワゴンには、マンゴムースやプディング、酒粕を使った大人なチーズケーキ、
桃とピスタチオのケーキ、


三浦半島の赤肉メロン 「サマールージュ」を使ったロールケーキなど
心惹かれるケーキが色々あったのですが、


ホールスタッフの方が 「私、年間のケーキの中でこれが1番か 2番」と
おっしゃったのが決め手となって、


二人とも ブルーベリーケーキを。
北海道のブルーベリーだそうで、このサイズは見たことがないです。巨大！


弟はスモモのシャーベット、


私はマチェドニアも追加で。


ミニャルディーズのワゴンからは、


私は紅茶のマカロンとオレンジピール、弟のは何？


最後はレモングラスとレモンタイムのハーブティでごちそうさまでした。


今夜も美味しくたくさんいただきました。満足満足♪