大好きな花散歩から世界最古、アプリコット色のナミブ砂漠まで。好奇心を原動力にあちこち出かけます


by tanpopo-jyo

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アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)

2008年1月21日(月)

8時半ホテル出発
午前中はアンコールトム観光ですが、まず3日間有効のアンコール遺跡パスを購入。
このチケット売り場の窓口で写真を撮り、写真付きパスを受け取ります。
3日間有効のパスが40US$、1週間有効パスだと60US$でした

アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)_b0112909_17102712.jpg


チケットを購入して更に密林の道を走っていくと観世音菩薩の四面仏を門上に
掲げたアンコールトムの南大門が見えてきます。
アンコールトムは12世紀末~13世紀初めにかけてアンコール王朝中興の祖、
ジャヤヴァルマン7世により建てられた城砦都市で「大きな城」という意味だそうです。
右手には巨大なナーガ(蛇神)を抱えた54体の阿修羅像の欄干が見えます
(左の欄干はナーガを抱えた54体の神々の欄干になっています)
アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)_b0112909_15482448.jpg


南大門の四面仏
アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)_b0112909_1552744.jpg


南大門をくぐり、森の中をしばらく歩くとアンコールトムの中核をなす仏教寺院
バイヨンが現れます。バイヨンは東西160m、南北140mの矩形を基礎に、
塔と回廊を重ねながら中央の塔にむかってピラミッド型に盛り上がっています

アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)_b0112909_17153742.jpg


バイヨンの回廊にはたくさんのレリーフが残されています
アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)_b0112909_1631480.jpg


これは戦いに行くアンコール軍
カンボジア人の特徴として耳が大きく、髪型はオールバック、ピアスを開けています

アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)_b0112909_1664074.jpg


一方、中国人は髪をまとめ、目もつり上がって描かれています
アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)_b0112909_17175877.jpg


日常生活の様子も多くレリーフとして残されています
下のレリーフは出産シーン

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向かいあって鶏を抱えている闘鶏の場面
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闘犬の場面
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チェスをする人
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料理をする人
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バイヨン寺院内には高さ42mの中央本殿を取り囲むように49基の塔が林立し、
各塔の頂きにはクメールの微笑みで知られる不可思議な笑みを浮かべる
観世音菩薩の巨大な四面仏が刻まれています。
196個(49×4)の顔に見下ろされるというのは少し不気味な経験でした

アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)_b0112909_16454448.jpg


上に登るにつれて、四面仏の巨大な顔が迫ってきます。
全ての人を救えるように四方向に顔があるそうです
アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)_b0112909_17312174.jpg

アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)_b0112909_17315987.jpg


バイヨン出て少し歩くとパプーオンへ続く高さ2mほどの空中参道があります
東塔門から中央祠堂を結ぶ空中参道は、地上と天上世界を結ぶ虹の架け橋
を意味しているそうです

アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)_b0112909_16514398.jpg


パプーオンは11世紀中頃、ウダヤーディティヤヴァルマン2世が建築した
ヒンズー教の寺院です

アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)_b0112909_16532855.jpg


王宮跡に入る門
アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)_b0112909_1755927.jpg


王宮前広場の南側は行進する象の群れが連なる象のテラス
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アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)_b0112909_1815221.jpg


北側はライ王のテラスです
王が大蛇と格闘した時に、その返り血を浴びてライ病に感染したという
伝説がモチーフとなっています

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ライ王のテラスの基壇
アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)_b0112909_18223944.jpg


ライ王のテラスの上には王の座像(レプリカ)
オリジナルはプノンペン国立博物館に展示されているとのこと

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この日のランチはカンボジア王室はじめ、世界のVIPが訪れるという
クメール料理のお店ビロートVirothでした

アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)_b0112909_18371837.jpg


トマトと白身魚のスープ、ココナッツ風味のグリーンカレー、胡麻と刻みピーナッツの
ドレッシングのサラダ、野菜と薄切りパイナップルの炒めものにご飯というメニュー。
デザートは果物の盛り合わせでした。
カンボジアのお料理はタイ料理同様、香草が多く使われていますが、
タイ料理のように辛く(HOT)なく、優しい甘さが特徴のようです。

アンコール遺跡の旅 2日目(午前中)_b0112909_1991012.jpg


ジャヤヴァルマン7世の頃の時代
1177年、アンコール王朝の王都は隣国チャンパ(現在のベトナム中部の王国)の
攻撃を受けて陥落。チャンパ軍は略奪のかぎりをつくし、
王都は荒れ果てていました。1181年、王位に就いたジャヤヴァルマン7世は
新しい王城アンコールトムを造るにあたり、外敵からの守りを重視。

王城の周りは全長12㎞におよぶ厚い外壁で囲まれ、さらにその周囲には
幅130mの堀が造られました。
その後、チャンパ軍は再度侵略を試みましたが、アンコール軍により撃退。
ついに1199年には逆にチャンパの首都を陥落。
1218年にはチャンパ全土を支配下におさめるなどジャヤヴァルマン7世の
治世下でアンコール王朝は全盛期を迎えました。

しかし王の死後、シャム(タイ)との絶え間ない戦いや内部抗争、宗教対立
などにより王国の力は次第に衰退。
1431年、アユタヤに滅ぼされてアンコール王朝はその幕を閉じました



アンコール遺跡の旅日記は
⑴はじめに
①ロイヤル・アンコール・リゾートのこと ②シェムリアップの様子 ③気候や通貨のこと

⑵2日目午前
アンコールトム観光(バイヨン寺院、パプーオン、象のテラス、ライ王のテラス)

⑶2日目午後
アンコールワット観光とバケン山

⑷3日目午前
①アンコールワットの日の出 ②ロリュオス遺跡(ロレイ寺院、プリアコー、バコン寺院)

⑸3日目午後
①タプローム寺院 ②バンテアイ・クディ ③スラ・スラン

⑹4日目午前
東洋のモナリザがあるバンテアイ・スレイ

⑺4日目午後
①クバールスビアン ②アンコール国立博物館 ③ガイドさんから聞いたあれこれ
となっております。
ご興味のあるページをお読みいただければと思います。
by tanpopo-jyo | 2008-02-04 16:54 | カンボジア王国 | Comments(0)