大好きな花散歩から世界最古、アプリコット色のナミブ砂漠まで。好奇心を原動力にあちこち出かけます
by tanpopo-jyo
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初めての西オーストラリア
2013年12月26日(木)
23:45 羽田発 D7 523便
2013年12月27日(金)
06:30 クアラルンプール着 (所要7時間45分)
08:50 クアラルンプール発 D7 232便
14:20 パース国際空港着 (所要5時間30分) 直行便がないのが辛いです!

パース国際空港の到着ロビーには詳しい通りの名前が載っている地図や
西オーストラリアのガイドブックが置いてあるのでもらっておくと便利です。

国際空港から市内中心部までは約15㎞。タクシーで30分、A$50ほどでした。
パース駅に近いFOUR POINTS BY SHERATON PERTH にチェックインし
シャワーを浴びて町歩き開始です。
オーストラリアの約3分の1を占める西オーストラリア州。
州都パースは人口180万人だそうですが、意外にこじんまりした印象。
ホテルを出てすぐのところで撮った写真ですが、高層ビル群はこれでほぼ全て。
パース駅前(写真手前)は再開発中です。

パース駅北側にあるエリアが夜の繁華街ノースブリッジ Northbridge

この一帯にはカフェ、レストラン、バー、バックパッカー向けのホテルなどが

密集しており、夜になると静かになってしまうシティ(駅の南側)とは逆に
夜遅くまで賑わう場所だそうですが・・・

明日からはバスツアーに参加するし、初日から無理をするのはやめようと
イタリアレストランで軽めの夕食をとることに。
陽が高く、早い時間に見えるかもしれませんがこれで19時過ぎです。


ホテルへの帰り道にシティ(駅の南側) も少し歩きましたが、
スワン川とパース駅の間に4本の通りがあり、あとはそれらに交差する南北の通り
という簡単なつくりなので地図さえ持っていれば迷うことはなさそうです。
明日は6時45分に迎えのバスが来るので超早起きをしなければ!!
西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
23:45 羽田発 D7 523便
2013年12月27日(金)
06:30 クアラルンプール着 (所要7時間45分)
08:50 クアラルンプール発 D7 232便
14:20 パース国際空港着 (所要5時間30分) 直行便がないのが辛いです!

パース国際空港の到着ロビーには詳しい通りの名前が載っている地図や
西オーストラリアのガイドブックが置いてあるのでもらっておくと便利です。

国際空港から市内中心部までは約15㎞。タクシーで30分、A$50ほどでした。
パース駅に近いFOUR POINTS BY SHERATON PERTH にチェックインし
シャワーを浴びて町歩き開始です。
オーストラリアの約3分の1を占める西オーストラリア州。
州都パースは人口180万人だそうですが、意外にこじんまりした印象。
ホテルを出てすぐのところで撮った写真ですが、高層ビル群はこれでほぼ全て。
パース駅前(写真手前)は再開発中です。

パース駅北側にあるエリアが夜の繁華街ノースブリッジ Northbridge

この一帯にはカフェ、レストラン、バー、バックパッカー向けのホテルなどが

密集しており、夜になると静かになってしまうシティ(駅の南側)とは逆に
夜遅くまで賑わう場所だそうですが・・・

明日からはバスツアーに参加するし、初日から無理をするのはやめようと
イタリアレストランで軽めの夕食をとることに。
陽が高く、早い時間に見えるかもしれませんがこれで19時過ぎです。


ホテルへの帰り道にシティ(駅の南側) も少し歩きましたが、
スワン川とパース駅の間に4本の通りがあり、あとはそれらに交差する南北の通り
という簡単なつくりなので地図さえ持っていれば迷うことはなさそうです。
明日は6時45分に迎えのバスが来るので超早起きをしなければ!!
西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
▲
by tanpopo-jyo
| 2014-01-14 20:16
| 西オーストラリア
|
Comments(2)
パースからカルバリへ
2013年12月28日(土)
パース発着モンキーマイア、カルバリ、ピナクルズツアーに参加。
モンキーマイアまでの西オーストラリアの海岸沿いに広がる大自然の数々を
満喫する3泊4日のツアーです。ツアー代は朝食込@A$899(約85,000円)
06:45 私たちが宿泊していた FOUR POINTS BY SHERATON PERTHに
迎えに来てくれたツアーバスはさらにパース駅近くで3組6名を乗せ出発。
07:35 ヤンチェップ国立公園 Yanchep National Park に着きました。

ヤンチェップ国立公園はパース中心部から北へ約50kmにある広さ 2,842㌶の
自然公園で、ゲートをくぐると、そこはすぐにコアラ達が住んでいるエリア。
ヤンチェップはユーカリがたくさんあるので、オーストラリアで最大の
コアラ生息地の一つだそうですが、保護色なので見つけにくいです。

それでも手分けして5~6頭は見つけました
動物園と違ってかなり木の上の方にいるのですね!

湖畔の草地にはたくさんのカンガルー。
西オーストラリアに生息するカンガルーはグレイ・カンガルー Western Grey
Kangaroo という種類で、背丈は数十センチから1m足らずと小柄です。

ドライバー&ガイドのデビッドさん「ここでモーニングティにしよう!」と言うが早いか
あっという間にバスからコーヒー、紅茶、クッキーやパウンドケーキを出してきて
テーブルの上に並べお茶の用意。
え? さっきカフェあったのに? カンガルーの横でお茶?
このあともツアー中の午前と午後は毎回このデビッドカフェが続くのでした(笑)

8時半にヤンチェップ国立公園を出発、パースの北約350kmにあるポートデニソン
Port Denison に着いたのは11時半。ロブスター漁で有名な町だそうです。
「ランチは各自自由に。出発は1時間後」となり、
カフェでロールサンドを買い、ビーチでランチ。気持ち良かったです~

ポートデニソンを出た辺りから、こんな木や

こんな木が目立つようになりました。
インド洋からの強い風が原因ですが、すごい生命力ですよね!

ポートデニソンから約1時間でジェラルトン Geraldton にある
HMAS シドニーメモリアルに到着。
1941年11月、船団護衛に従事していたシドニー号は、シャーク湾沖のインド洋で
オランダ船に偽装していたドイツの仮装巡洋艦コルモランを発見、戦闘となりました。

シドニーは破損した救命筏一艘だけを残し、645人の全乗員と共に沈没。
オーストラリア海軍史上最大の悲劇となったそうです。
ドームは飛びたつ鳥たちのデザイン。

ドイツ側は397人中317人が救助または自力で海岸に着いて捕虜に。
シドニーとコルモランの残骸は2008年になってようやく発見されたそうです

ジェラルトンの北 約50kmのノーザンプトンで国道1号線から離れ、
ポート グレゴリー ロードを走るとポート グレゴリー Port Gregory 付近 に
ピンク レイクがあります。濃度の高い塩水湖に生息する微生物のフンによって、
ピンク色に見えるらしく、日によってもっと赤に近い色になることもあるとか。

カルバリの町に入る前にカルバリ国立公園 Kalbarri National Park の
Castle Cove と

Natural Bridge に寄り、本日の全行程が終了。

7時にパースを出発して9時間余りで、パースから北へ590kmにある
人口1500人の町カルバリー Kalbarri に着きました。
マーチソン川がインド洋に流れ出す河口が入江のようになった場所にあるので、
ビーチは穏やか。

釣りを楽しむ人も何人かいました。

こんな魚が釣れるようですよ?

宿泊はパームリゾート

キッチン付きのロッジタイプでした。
「夕食は各自自由に。明日の朝食は僕の部屋で。出発は7時。OK? 」
ひぇ~っ デビッドさんが朝食作るの?
ドライバー&ガイドさんが朝食係というのは初体験。6時から開いているレストランが
近隣にないためですが、それなら出発時間を遅くするという考えはなさそう^^

西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
パース発着モンキーマイア、カルバリ、ピナクルズツアーに参加。
モンキーマイアまでの西オーストラリアの海岸沿いに広がる大自然の数々を
満喫する3泊4日のツアーです。ツアー代は朝食込@A$899(約85,000円)
06:45 私たちが宿泊していた FOUR POINTS BY SHERATON PERTHに
迎えに来てくれたツアーバスはさらにパース駅近くで3組6名を乗せ出発。
07:35 ヤンチェップ国立公園 Yanchep National Park に着きました。

ヤンチェップ国立公園はパース中心部から北へ約50kmにある広さ 2,842㌶の
自然公園で、ゲートをくぐると、そこはすぐにコアラ達が住んでいるエリア。
ヤンチェップはユーカリがたくさんあるので、オーストラリアで最大の
コアラ生息地の一つだそうですが、保護色なので見つけにくいです。

それでも手分けして5~6頭は見つけました
動物園と違ってかなり木の上の方にいるのですね!

湖畔の草地にはたくさんのカンガルー。
西オーストラリアに生息するカンガルーはグレイ・カンガルー Western Grey
Kangaroo という種類で、背丈は数十センチから1m足らずと小柄です。

ドライバー&ガイドのデビッドさん「ここでモーニングティにしよう!」と言うが早いか
あっという間にバスからコーヒー、紅茶、クッキーやパウンドケーキを出してきて
テーブルの上に並べお茶の用意。
え? さっきカフェあったのに? カンガルーの横でお茶?
このあともツアー中の午前と午後は毎回このデビッドカフェが続くのでした(笑)

8時半にヤンチェップ国立公園を出発、パースの北約350kmにあるポートデニソン
Port Denison に着いたのは11時半。ロブスター漁で有名な町だそうです。
「ランチは各自自由に。出発は1時間後」となり、
カフェでロールサンドを買い、ビーチでランチ。気持ち良かったです~

ポートデニソンを出た辺りから、こんな木や

こんな木が目立つようになりました。
インド洋からの強い風が原因ですが、すごい生命力ですよね!

ポートデニソンから約1時間でジェラルトン Geraldton にある
HMAS シドニーメモリアルに到着。
1941年11月、船団護衛に従事していたシドニー号は、シャーク湾沖のインド洋で
オランダ船に偽装していたドイツの仮装巡洋艦コルモランを発見、戦闘となりました。

シドニーは破損した救命筏一艘だけを残し、645人の全乗員と共に沈没。
オーストラリア海軍史上最大の悲劇となったそうです。
ドームは飛びたつ鳥たちのデザイン。

ドイツ側は397人中317人が救助または自力で海岸に着いて捕虜に。
シドニーとコルモランの残骸は2008年になってようやく発見されたそうです

ジェラルトンの北 約50kmのノーザンプトンで国道1号線から離れ、
ポート グレゴリー ロードを走るとポート グレゴリー Port Gregory 付近 に
ピンク レイクがあります。濃度の高い塩水湖に生息する微生物のフンによって、
ピンク色に見えるらしく、日によってもっと赤に近い色になることもあるとか。

カルバリの町に入る前にカルバリ国立公園 Kalbarri National Park の
Castle Cove と

Natural Bridge に寄り、本日の全行程が終了。

7時にパースを出発して9時間余りで、パースから北へ590kmにある
人口1500人の町カルバリー Kalbarri に着きました。
マーチソン川がインド洋に流れ出す河口が入江のようになった場所にあるので、
ビーチは穏やか。

釣りを楽しむ人も何人かいました。

こんな魚が釣れるようですよ?

宿泊はパームリゾート

キッチン付きのロッジタイプでした。
「夕食は各自自由に。明日の朝食は僕の部屋で。出発は7時。OK? 」
ひぇ~っ デビッドさんが朝食作るの?
ドライバー&ガイドさんが朝食係というのは初体験。6時から開いているレストランが
近隣にないためですが、それなら出発時間を遅くするという考えはなさそう^^

西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
▲
by tanpopo-jyo
| 2014-01-14 00:28
| 西オーストラリア
|
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地球最古の生命体ストロマトライト
2013年12月29日(日)
「デビッドレストラン」 は6時開店。
オレンジジュースにコーヒー、パン、ジャムが数種類、ヨーグルトと果物が
用意され「おはよう!よく眠れた?」と朝から絶好調のデビッドさん。
07:15、カルバリのロッジを出発、約20分(町から35㎞)でカルバリ国立公園
Kalbarri National Park のロス・グラハム展望台 Ross Graham Lookout に到着。

赤いシャツがドライバー&ガイドそして朝食係(?)のデビッドさん
日頃6時に朝食など摂らないツアーメンバーは、私を含めまだボーーッ。

マーチソン川が砂岩の大地を切り開いて造りあげたカルバリ国立公園は、
約80kmの渓谷が続く自然の宝庫。写真はホークスヘッド Hawk's Head です。
カルバリは穏やかなビーチに面した町 と 渓谷美の町のふたつの面を持ち
アウトドア派にとても人気なのだそうです。
カルバリからシャーク湾のデンハムという町までは400㎞弱。
その間はロードハウス(レストランと売店を併設したガスステーション)が2軒
あるだけで町はありません。

オーストラリアのアウトバックの景色が延々と続きます。

世界遺産の海 シャーク湾に突き出たペロン半島の付け根に位置する入り江、
ハメリンプール Hamelin Pool に着いたのは11時。

ストロマトライトを傷付けないように水際に作られた桟橋を歩いて行くと・・・

干潮時、水面に頭を覗かせるストロマトライトを間近に見ることができます。

見た目は岩のようですが、シアノバクテリアという微生物の活動によって
形成されたもので、分泌する粘液が砂塵など微細な粒子を集め、
年に0.4mmという速度で堆積していったものだそうです。

ストロマトライトは、35億年前より光合成で酸素を放出し続け、

これにより有害な紫外線を遮るオゾン層が形成され、生物が生きる基盤をつくった
と言われています。

現在のストロマトライトは約3000年も生き続けているそうで、
これだけ広範囲に存在しているのは、シャーク湾だけだそうです。
何故、シャーク湾にストロマトライトがこれだけ大規模に広がっているか? というと、

シャーク湾は入り組んでいるため干満による海水の入れ替えが少ない上に、
気温が高く水の蒸発量が多いので、塩分濃度が高い海水となり生息できる生物が
制限されて、天敵がいなくなったためと考えられているようです。

桟橋に身を預け、海中を見つめていると時折スーッと泡が浮いてくるのです!
何だか 「黒い岩」が愛おしくなりましたよ^^
このあとはシェルビーチでランチ♪
西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
「デビッドレストラン」 は6時開店。
オレンジジュースにコーヒー、パン、ジャムが数種類、ヨーグルトと果物が
用意され「おはよう!よく眠れた?」と朝から絶好調のデビッドさん。
07:15、カルバリのロッジを出発、約20分(町から35㎞)でカルバリ国立公園
Kalbarri National Park のロス・グラハム展望台 Ross Graham Lookout に到着。

赤いシャツがドライバー&ガイドそして朝食係(?)のデビッドさん
日頃6時に朝食など摂らないツアーメンバーは、私を含めまだボーーッ。

マーチソン川が砂岩の大地を切り開いて造りあげたカルバリ国立公園は、
約80kmの渓谷が続く自然の宝庫。写真はホークスヘッド Hawk's Head です。
カルバリは穏やかなビーチに面した町 と 渓谷美の町のふたつの面を持ち
アウトドア派にとても人気なのだそうです。

カルバリからシャーク湾のデンハムという町までは400㎞弱。
その間はロードハウス(レストランと売店を併設したガスステーション)が2軒
あるだけで町はありません。

オーストラリアのアウトバックの景色が延々と続きます。

世界遺産の海 シャーク湾に突き出たペロン半島の付け根に位置する入り江、
ハメリンプール Hamelin Pool に着いたのは11時。

ストロマトライトを傷付けないように水際に作られた桟橋を歩いて行くと・・・

干潮時、水面に頭を覗かせるストロマトライトを間近に見ることができます。

見た目は岩のようですが、シアノバクテリアという微生物の活動によって
形成されたもので、分泌する粘液が砂塵など微細な粒子を集め、
年に0.4mmという速度で堆積していったものだそうです。

ストロマトライトは、35億年前より光合成で酸素を放出し続け、

これにより有害な紫外線を遮るオゾン層が形成され、生物が生きる基盤をつくった
と言われています。

現在のストロマトライトは約3000年も生き続けているそうで、
これだけ広範囲に存在しているのは、シャーク湾だけだそうです。
何故、シャーク湾にストロマトライトがこれだけ大規模に広がっているか? というと、

シャーク湾は入り組んでいるため干満による海水の入れ替えが少ない上に、
気温が高く水の蒸発量が多いので、塩分濃度が高い海水となり生息できる生物が
制限されて、天敵がいなくなったためと考えられているようです。

桟橋に身を預け、海中を見つめていると時折スーッと泡が浮いてくるのです!
何だか 「黒い岩」が愛おしくなりましたよ^^
このあとはシェルビーチでランチ♪

西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
▲
by tanpopo-jyo
| 2014-01-13 19:07
| 西オーストラリア
|
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世界遺産の海 シャークベイ
2013年12月29日(日)
ハメリンプールから約40分でシェルビーチ Shell Beach に到着。
紺碧の空に真っ白な砂浜・・・ではなく、

小さな貝殻だけのビーチです。

110kmにも及ぶビーチには4000年前から2枚貝が堆積し、
今では深さ10mに達しているそうです。

写真手前の方に波打ち際があるのが見えますか?
シェルビーチは恐ろしいほどの遠浅で100mほど海に向かって歩いても

水深はくるぶしくらい。

今日の宿泊地モンキーマイアへ行く途中、イーグル岬へも寄ってみました

シェルビーチからこ~んな道を走って・・・

イーグル岬 Eagle Bluff へ

シャーク湾 Shark Bay は、1616年ヨーロッパ人が初めてオーストラリアに
足を踏み入れた地に程近い西オーストラリア州の最西端に位置し

この州で初めて世界遺産に指定された場所です。
コバルトブルーに煌めく遠浅の海には、世界最大の海草(うみくさ)の森があり
それをエサとするジュゴンが1万頭も生息しているほか、

エイ、マンタ、ザトウクジラ、ジンベイザメ、ウミガメも多く住んでいるとのこと。

シャーク湾周辺は乾燥しきった土地で人間の手が及ばなかったため、
こうした生き物の宝庫として残されたのです。

湾に突き出た岬の先端部分に位置するモンキーマイアは、パースから北へ850㎞。
シャーク湾の中心ともいえる町ですが、自然の真っ只中にたった一軒の宿
モンキーマイア・ドルフィン・リゾート Monkey Mia Dolphin Resort があるだけ。

リゾート内には共同トイレ&共同シャワーのバックパッカー用の部屋から、

ガーデンヴィラや、

ビーチフロントヴィラなどさまざまなタイプの部屋がありました。
ツアーで利用するのはバックパッカー用でしたので、事前に部屋のランクアップを
オプションで申し込み・・・

ビーチフロントに宿泊しました。

ビーチにはダチョウも歩いています

このリゾートは毎朝イルカがやって来ることで有名。
1964年のある日、浜へ来た1頭のバンドウイルカに、この町に住む女性がエサを
与えて以来 半世紀。
初代イルカの子孫たちが今もほぼ毎日、浜へやって来るのだそうです。
明日の朝が楽しみ♪

西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
ハメリンプールから約40分でシェルビーチ Shell Beach に到着。
紺碧の空に真っ白な砂浜・・・ではなく、

小さな貝殻だけのビーチです。

110kmにも及ぶビーチには4000年前から2枚貝が堆積し、
今では深さ10mに達しているそうです。

写真手前の方に波打ち際があるのが見えますか?
シェルビーチは恐ろしいほどの遠浅で100mほど海に向かって歩いても

水深はくるぶしくらい。

今日の宿泊地モンキーマイアへ行く途中、イーグル岬へも寄ってみました

シェルビーチからこ~んな道を走って・・・

イーグル岬 Eagle Bluff へ

シャーク湾 Shark Bay は、1616年ヨーロッパ人が初めてオーストラリアに
足を踏み入れた地に程近い西オーストラリア州の最西端に位置し

この州で初めて世界遺産に指定された場所です。
コバルトブルーに煌めく遠浅の海には、世界最大の海草(うみくさ)の森があり
それをエサとするジュゴンが1万頭も生息しているほか、

エイ、マンタ、ザトウクジラ、ジンベイザメ、ウミガメも多く住んでいるとのこと。

シャーク湾周辺は乾燥しきった土地で人間の手が及ばなかったため、
こうした生き物の宝庫として残されたのです。

湾に突き出た岬の先端部分に位置するモンキーマイアは、パースから北へ850㎞。
シャーク湾の中心ともいえる町ですが、自然の真っ只中にたった一軒の宿
モンキーマイア・ドルフィン・リゾート Monkey Mia Dolphin Resort があるだけ。

リゾート内には共同トイレ&共同シャワーのバックパッカー用の部屋から、

ガーデンヴィラや、

ビーチフロントヴィラなどさまざまなタイプの部屋がありました。
ツアーで利用するのはバックパッカー用でしたので、事前に部屋のランクアップを
オプションで申し込み・・・

ビーチフロントに宿泊しました。

ビーチにはダチョウも歩いています

このリゾートは毎朝イルカがやって来ることで有名。
1964年のある日、浜へ来た1頭のバンドウイルカに、この町に住む女性がエサを
与えて以来 半世紀。
初代イルカの子孫たちが今もほぼ毎日、浜へやって来るのだそうです。
明日の朝が楽しみ♪

西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
▲
by tanpopo-jyo
| 2014-01-13 16:47
| 西オーストラリア
|
Comments(1)
イルカがやって来るモンキーマイア
2013年12月30日(月)
モンキーマイア・ドルフィン・リゾートのレストランはビーチに面しているので
朝食を食べながらイルカがやって来るのを待ちます

7時半過ぎ、宿泊客が移動を始めたので私たちもビーチへ。来てる来てる!

初めは砂浜に座って、勝手に触ってはいけないとか、日焼け止めは禁止などの
ルールを聞き・・・

水際へ移動。

今日来たのはNicky ファミリー7頭。
Nicky の子供のFin (♀ 2008年8月生まれ) と Missel (♀ 2012年11月生まれ)
それにNicky の妹の子供たち4頭。

Nicky には他に7頭の子供がいましたがほとんどは赤ちゃんのうちに
サメなどに捕食されてしまったのだそうです

レインジャーさんたちは背ビレの形で個体の識別ができるそうです
私には同じに見えるのですが・・・。

今日は来ていませんが、この他にも10頭で構成されるPuck ファミリーと

7頭で構成される Surprise ファミリーがいて、

いずれも1960年代初頭に最初にやってきたイルカの子孫だそうです。

1頭のイルカがもらえる小魚は5匹程度。

あまりたくさん餌をあげると、野生ではなくなってしまうからという理由ですが
では何故イルカたちは50年も毎朝ここへやって来るのでしょうね?

ペリカンも浜に何羽かいましたが見向きもされずに ぽつーーん。

このあとは人魚伝説のモデル、ジュゴンを探しにカタマランでクルーズに。
シャーク湾の水深は平均9mと遠浅。このような場所では一般的な海藻ではなく
光合成をして海底に根を張る海草(うみくさ)の草原が広がっているのだそうです。

そしてそれをエサにしているのがジュゴン。
この地域には世界の8分の1、約1万頭のジュゴンが生息しているとのこと。
ジュゴンは偏食でアマモという海草しか食べないそうですが、
アマモは大きさも葉の形もニラによく似ていました。

ここでジュゴンに出会うのはそれほど難しいことではないらしいのですが、
みんなで探しても全然ダメ。イルカが伴走してくれたりサメはいましたが・・・。
今回のツアーメンバー、左からダニエル君親子とマナカイ君親子、
そしてスイスからいらした御夫婦。マナカイ君は飽きちゃってますね^^

真珠の養殖もしているようです。

ダニエル君、ついにカタマランの後ろで海に入っちゃいました。

今日からはパースに向けての帰路となります。
10時にモンキーマイアを出発、往路同様アウトバックの景色のなかを延々走り
15時半に前々日 宿泊したカルバリに到着。カルバリの海もキレイ!

今夜はヴィラの庭でバーベキューをしよう!と ・・・

お肉屋さんやスーパーへ行き、各自好みのお肉や野菜、飲み物を調達。
「17時45分から野菜、18時から肉を焼き始めるから集まって。でもその前に
手伝ってくれる人は大歓迎だよ!」とデビッドさん。

誰かお手伝いしているかな?と少し早めに庭に出るとマナカイ君がひとり奮闘中。

お手伝いエライね!と言ったらこの笑顔。たまりません(笑)
たった3泊4日のツアーでしたが素敵な思い出がたくさんできました。
いよいよ明日はパースに帰ります。

西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
モンキーマイア・ドルフィン・リゾートのレストランはビーチに面しているので
朝食を食べながらイルカがやって来るのを待ちます

7時半過ぎ、宿泊客が移動を始めたので私たちもビーチへ。来てる来てる!

初めは砂浜に座って、勝手に触ってはいけないとか、日焼け止めは禁止などの
ルールを聞き・・・

水際へ移動。

今日来たのはNicky ファミリー7頭。
Nicky の子供のFin (♀ 2008年8月生まれ) と Missel (♀ 2012年11月生まれ)
それにNicky の妹の子供たち4頭。

Nicky には他に7頭の子供がいましたがほとんどは赤ちゃんのうちに
サメなどに捕食されてしまったのだそうです

レインジャーさんたちは背ビレの形で個体の識別ができるそうです
私には同じに見えるのですが・・・。

今日は来ていませんが、この他にも10頭で構成されるPuck ファミリーと

7頭で構成される Surprise ファミリーがいて、

いずれも1960年代初頭に最初にやってきたイルカの子孫だそうです。

1頭のイルカがもらえる小魚は5匹程度。

あまりたくさん餌をあげると、野生ではなくなってしまうからという理由ですが

では何故イルカたちは50年も毎朝ここへやって来るのでしょうね?

ペリカンも浜に何羽かいましたが見向きもされずに ぽつーーん。

このあとは人魚伝説のモデル、ジュゴンを探しにカタマランでクルーズに。
シャーク湾の水深は平均9mと遠浅。このような場所では一般的な海藻ではなく
光合成をして海底に根を張る海草(うみくさ)の草原が広がっているのだそうです。

そしてそれをエサにしているのがジュゴン。
この地域には世界の8分の1、約1万頭のジュゴンが生息しているとのこと。
ジュゴンは偏食でアマモという海草しか食べないそうですが、
アマモは大きさも葉の形もニラによく似ていました。

ここでジュゴンに出会うのはそれほど難しいことではないらしいのですが、
みんなで探しても全然ダメ。イルカが伴走してくれたりサメはいましたが・・・。
今回のツアーメンバー、左からダニエル君親子とマナカイ君親子、
そしてスイスからいらした御夫婦。マナカイ君は飽きちゃってますね^^

真珠の養殖もしているようです。

ダニエル君、ついにカタマランの後ろで海に入っちゃいました。

今日からはパースに向けての帰路となります。
10時にモンキーマイアを出発、往路同様アウトバックの景色のなかを延々走り
15時半に前々日 宿泊したカルバリに到着。カルバリの海もキレイ!

今夜はヴィラの庭でバーベキューをしよう!と ・・・

お肉屋さんやスーパーへ行き、各自好みのお肉や野菜、飲み物を調達。
「17時45分から野菜、18時から肉を焼き始めるから集まって。でもその前に
手伝ってくれる人は大歓迎だよ!」とデビッドさん。

誰かお手伝いしているかな?と少し早めに庭に出るとマナカイ君がひとり奮闘中。

お手伝いエライね!と言ったらこの笑顔。たまりません(笑)
たった3泊4日のツアーでしたが素敵な思い出がたくさんできました。
いよいよ明日はパースに帰ります。

西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
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by tanpopo-jyo
| 2014-01-10 01:20
| 西オーストラリア
|
Comments(2)
荒野の墓標 ピナクルズへ
2013年12月31日(火)
一昨日の朝と同様、「デビッドレストラン」は6時開店。
シリアルとヨーグルト、果物、パンが3種類。
オレンジジュース用のグラスは冷蔵庫で冷やしてありましたよ。
毎日長距離を運転しながらガイドした上に8名分の朝食の用意と後片付け。
デビッドさんの体力には驚かされます。
7時、カルバリロッジを出発。30分ほど走って Pot Alley に到着。よく見ると・・・

釣り人が数名。この絶壁海岸をどうやって下りたのでしょう?
波にさらわれそうになっているけど大丈夫なの?

マナカイ君に気を取られ、鍋の蓋 Pot Alley の形をした岩全体を撮りそこねました
でも可愛いから許す!(笑)

Pot Alley から4時間余りドライブして11時45分、Jurien Bay 到着。
ここまで南下してくれば ピナクルズまでは目と鼻の先です

このビーチは2012年、西オーストラリア州で最もクリーンな海岸に選ばれたそうです

出発は1時間後ということで、それまで好きな所でランチをすることに。
といっても選択はサンドイッチを買ってビーチで食べるか、このレストランか。

私はフィッシュ&チップスを注文したのですが右のまぁるいのはカニカマでした!
カニカマは世界に進出しているのでしょうか?

Jurien Bay を出発して20分で ナンバン国立公園内のピナクルズ The Pinnacles
Desert ( Nambung National Park ) に到着。
入園料を支払うと、一方通行の車道が約4㎞ 設けられており

所々、停車スペースもあるので自由に散策も可能。

「車はあの砂丘の向こうに回しておくからね。ゆっくり歩いてきて~」 と
デビットさん走り去ってしまいました。。。こんな場所で干物になりたくないし。

この奇岩群がとうやって出来たのかは諸説あるそうで、以前は木の化石化説が
有力だったらしいのですが、今は風化作用説が有力となっているそうです。

つまり太古の昔は、この辺りまで海辺だったのが35万年前、海面が下がり

残された貝殻が雨に溶かされながら地中へしみ込んで堅い石灰岩層に。

周囲が風化し浸食されても、石灰岩層だけは残り、今の姿になったというものです。
大きさはさまざまで大きいものは高さが5mほど。

ピナクルズの数キロ先にはインド洋が見えます。

わーい。デビッドさんの車が見えてきた\(^o^)/

このあと園内のミュージアムにも寄りましたが、ここの説明には木の化石化説が
採用されていました

14時半、ピナクルズを出発。あと200㎞南下すればパースです。
が、デビッドさん 走り出してすぐランセリン大砂丘が見える所で停めてくれました。
ピナクルズの黄砂とは異なり、真っ白な砂丘です。

この砂丘を滑り降りるアクティビティもあるそうです。

16:30 FOUR POINTS BY SHERATON PERTH に帰着。
ここでツアーメンバーとはお別れです。みなさん、楽しい旅をありがとう♪
デビッドさん、3泊4日で2000㎞の運転&ガイド お疲れさまでした♪
旅の後半はこのホテルに連泊なのでやっと落ち着けます~

西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
一昨日の朝と同様、「デビッドレストラン」は6時開店。
シリアルとヨーグルト、果物、パンが3種類。
オレンジジュース用のグラスは冷蔵庫で冷やしてありましたよ。
毎日長距離を運転しながらガイドした上に8名分の朝食の用意と後片付け。
デビッドさんの体力には驚かされます。
7時、カルバリロッジを出発。30分ほど走って Pot Alley に到着。よく見ると・・・

釣り人が数名。この絶壁海岸をどうやって下りたのでしょう?
波にさらわれそうになっているけど大丈夫なの?

マナカイ君に気を取られ、鍋の蓋 Pot Alley の形をした岩全体を撮りそこねました
でも可愛いから許す!(笑)

Pot Alley から4時間余りドライブして11時45分、Jurien Bay 到着。
ここまで南下してくれば ピナクルズまでは目と鼻の先です

このビーチは2012年、西オーストラリア州で最もクリーンな海岸に選ばれたそうです

出発は1時間後ということで、それまで好きな所でランチをすることに。
といっても選択はサンドイッチを買ってビーチで食べるか、このレストランか。

私はフィッシュ&チップスを注文したのですが右のまぁるいのはカニカマでした!
カニカマは世界に進出しているのでしょうか?

Jurien Bay を出発して20分で ナンバン国立公園内のピナクルズ The Pinnacles
Desert ( Nambung National Park ) に到着。
入園料を支払うと、一方通行の車道が約4㎞ 設けられており

所々、停車スペースもあるので自由に散策も可能。

「車はあの砂丘の向こうに回しておくからね。ゆっくり歩いてきて~」 と
デビットさん走り去ってしまいました。。。こんな場所で干物になりたくないし。

この奇岩群がとうやって出来たのかは諸説あるそうで、以前は木の化石化説が
有力だったらしいのですが、今は風化作用説が有力となっているそうです。

つまり太古の昔は、この辺りまで海辺だったのが35万年前、海面が下がり

残された貝殻が雨に溶かされながら地中へしみ込んで堅い石灰岩層に。

周囲が風化し浸食されても、石灰岩層だけは残り、今の姿になったというものです。
大きさはさまざまで大きいものは高さが5mほど。

ピナクルズの数キロ先にはインド洋が見えます。

わーい。デビッドさんの車が見えてきた\(^o^)/

このあと園内のミュージアムにも寄りましたが、ここの説明には木の化石化説が
採用されていました

14時半、ピナクルズを出発。あと200㎞南下すればパースです。
が、デビッドさん 走り出してすぐランセリン大砂丘が見える所で停めてくれました。
ピナクルズの黄砂とは異なり、真っ白な砂丘です。

この砂丘を滑り降りるアクティビティもあるそうです。

16:30 FOUR POINTS BY SHERATON PERTH に帰着。
ここでツアーメンバーとはお別れです。みなさん、楽しい旅をありがとう♪
デビッドさん、3泊4日で2000㎞の運転&ガイド お疲れさまでした♪
旅の後半はこのホテルに連泊なのでやっと落ち着けます~

西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
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by tanpopo-jyo
| 2014-01-09 20:39
| 西オーストラリア
|
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パースで迎えた大晦日
2013年12月31日(火)
コーラルコーストへのツアーから戻り、今日から5泊はパースで過ごします。
ツアー中は毎日移動でスーツケースの中身をクローゼットにしまうことは
ありませんでしたが、衣類を片づけて洗濯物をランドリーサービスに出し
一段落してもまだ17時過ぎ。
夕食のレストランを探しがてら大晦日の町を歩いてみることにしました。
ホテルから歩いて5分程の距離にあるパース駅。

赤レンガの建物が何となく東京駅に似ていなくもない?

パース駅前は現在大規模な再開発中。
というより市内いたるところで再開発工事が行われていました。バブル??

スワン川の畔に出てみると・・・

19時半出航の大晦日ディナークルーズ船に長蛇の列。
おお!そのテがあったか!?と思いましたが既にフルブック(涙)

カウントダウンの花火を見に、夜中にここへ来る元気はないだろうな・・・

パース駅の北側、ノースブリッジへ行ってみると結構な人出

地域全体を車両通行止めにして警備の警官多数。

テレビの中継車はカウントダウンの準備・・・とどこの国でも同じような光景です

中には意味不明のパフォマーもいましたが。


大晦日に予約なしで夕食をと思う方が無謀なのですが
何とか中華屋さんに入れました!

この1年、色々なかたちでお付き合い下さったすべての皆さま 有り難う!!
2014年もよろしくお願いいたします <(_ _)>

西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
コーラルコーストへのツアーから戻り、今日から5泊はパースで過ごします。
ツアー中は毎日移動でスーツケースの中身をクローゼットにしまうことは
ありませんでしたが、衣類を片づけて洗濯物をランドリーサービスに出し
一段落してもまだ17時過ぎ。
夕食のレストランを探しがてら大晦日の町を歩いてみることにしました。
ホテルから歩いて5分程の距離にあるパース駅。

赤レンガの建物が何となく東京駅に似ていなくもない?

パース駅前は現在大規模な再開発中。
というより市内いたるところで再開発工事が行われていました。バブル??

スワン川の畔に出てみると・・・

19時半出航の大晦日ディナークルーズ船に長蛇の列。
おお!そのテがあったか!?と思いましたが既にフルブック(涙)

カウントダウンの花火を見に、夜中にここへ来る元気はないだろうな・・・

パース駅の北側、ノースブリッジへ行ってみると結構な人出

地域全体を車両通行止めにして警備の警官多数。

テレビの中継車はカウントダウンの準備・・・とどこの国でも同じような光景です

中には意味不明のパフォマーもいましたが。


大晦日に予約なしで夕食をと思う方が無謀なのですが
何とか中華屋さんに入れました!

この1年、色々なかたちでお付き合い下さったすべての皆さま 有り難う!!
2014年もよろしくお願いいたします <(_ _)>

西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
▲
by tanpopo-jyo
| 2014-01-09 17:56
| 西オーストラリア
|
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パース市民憩いの場 キングスパーク
2014年1月1日(水)
前日、コーラルコーストからパースに戻った私たち。
さすがに疲れていたらしく目が覚めたら8時過ぎでした。
おせちやお雑煮のない普段どおりの朝食を済ませキングスパーク Kings Park へ
行ってみることに。地図を片手にホテルを出て・・・

10分ほどで公園入り口のユーカリの並木道が見えてきました。
キングスパークは、 Mt.Eliza の山頂にある公園で面積は404ヘクタール。
新宿御苑が約58ヘクタール(18万坪)なので7倍弱という広さです。
というわけで公園を廻るトラムも走っています

ここはスワン川やパースの全景を写せる撮影ポイントとして有名だそうで、

キングスパークから眺めると、パースが世界一美しい都市と言われるのも頷けます。

スワン川に架かるNarrows Bridge
ほんとスワン川って大きい! ほとんど海っていう感じです。

キングスパークは市内中心部から1.5㎞と近いこともあり、

散歩やピクニックに人気の場所だそうです。

私たちは行きませんでしたが、園内には BBQエリアやプレイグラウンドもあり

マウンテンバイクのレンタルもあるようです。地上52mに架かるこの橋は・・・

空中歩道フェデレーション・ウォークウェイ。

ボタニックガーデンでひときわ目をひくバオバブは推定樹齢750年。
北オーストラリアのTelegraph Creek から3200㎞の長旅をして
2008年7月、ここに移植されたと書いてありました

クィーンズランド ボトルツリー Queensland Bottle Tree

インドハマユウ Swamp Lily

グレビレア Grevillea

モトレカ Small-leaved Mottlecah は、

荒れ地のダイヤモンドと呼ばれるそうです

イラワラ炎の木 Illawarra Frame Tree はすでに終わりかけでしたが、

名前のとおりの鮮やかさ。

園内にあるアートギャラリーの隣に・・・

カフェがあったので

ひと休み。ポテトを頼んだらディップが付いてきましたよ?

この日の夕食はスワン川に面したヘイロー halo で。

オットは前菜にカキを注文。
レモンじゃなくライムを添えてと頼んだらライムのシャーベットのせでした♪

私の前菜はホタテのグリル。ソースはカボチャのムースです

メインはオットがバラマンディ

私は本日のおすすめスナッパーをいただきました

メインが終わる頃にはスワン川が夕焼けに染まって美しいこと!

オットのデザートはチョコレートパフェ。パッションフルーツのムース(右)と
ココナッツのアイスクリーム添えです。

私が頼んだクレームブリュレはブラッドオレンジのシャーベット添え。
グラスシャンパンとグラスワイン各1杯を入れてA$186(18,000円弱)。
満足満足♪ 帰るまでにもう1度来よう!と決めました(笑)

西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
前日、コーラルコーストからパースに戻った私たち。
さすがに疲れていたらしく目が覚めたら8時過ぎでした。
おせちやお雑煮のない普段どおりの朝食を済ませキングスパーク Kings Park へ
行ってみることに。地図を片手にホテルを出て・・・

10分ほどで公園入り口のユーカリの並木道が見えてきました。
キングスパークは、 Mt.Eliza の山頂にある公園で面積は404ヘクタール。
新宿御苑が約58ヘクタール(18万坪)なので7倍弱という広さです。
というわけで公園を廻るトラムも走っています

ここはスワン川やパースの全景を写せる撮影ポイントとして有名だそうで、

キングスパークから眺めると、パースが世界一美しい都市と言われるのも頷けます。

スワン川に架かるNarrows Bridge

ほんとスワン川って大きい! ほとんど海っていう感じです。

キングスパークは市内中心部から1.5㎞と近いこともあり、

散歩やピクニックに人気の場所だそうです。

私たちは行きませんでしたが、園内には BBQエリアやプレイグラウンドもあり

マウンテンバイクのレンタルもあるようです。地上52mに架かるこの橋は・・・

空中歩道フェデレーション・ウォークウェイ。

ボタニックガーデンでひときわ目をひくバオバブは推定樹齢750年。
北オーストラリアのTelegraph Creek から3200㎞の長旅をして
2008年7月、ここに移植されたと書いてありました

クィーンズランド ボトルツリー Queensland Bottle Tree

インドハマユウ Swamp Lily

グレビレア Grevillea

モトレカ Small-leaved Mottlecah は、

荒れ地のダイヤモンドと呼ばれるそうです

イラワラ炎の木 Illawarra Frame Tree はすでに終わりかけでしたが、

名前のとおりの鮮やかさ。

園内にあるアートギャラリーの隣に・・・

カフェがあったので

ひと休み。ポテトを頼んだらディップが付いてきましたよ?

この日の夕食はスワン川に面したヘイロー halo で。

オットは前菜にカキを注文。
レモンじゃなくライムを添えてと頼んだらライムのシャーベットのせでした♪

私の前菜はホタテのグリル。ソースはカボチャのムースです

メインはオットがバラマンディ

私は本日のおすすめスナッパーをいただきました

メインが終わる頃にはスワン川が夕焼けに染まって美しいこと!

オットのデザートはチョコレートパフェ。パッションフルーツのムース(右)と
ココナッツのアイスクリーム添えです。

私が頼んだクレームブリュレはブラッドオレンジのシャーベット添え。
グラスシャンパンとグラスワイン各1杯を入れてA$186(18,000円弱)。
満足満足♪ 帰るまでにもう1度来よう!と決めました(笑)

西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
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by tanpopo-jyo
| 2014-01-08 19:06
| 西オーストラリア
|
Comments(2)
港町フリーマントル
2014年1月2日(木)
パースの南西約20kmに位置するフリーマントル Fremantle は、
インド洋に面した港町。パースから電車で30分弱とアクセスしやすい所で、

1986-87年にはアメリカズカップが米国以外で初めて開催された地でもあります。

19世紀の雰囲気が漂うこの町では、

週末のみ開かれるマーケットが有名。
残念ながら木曜日でマーケットは覗けませんでしたが・・・

カフェが軒を並べる通称 カプチーノ通りでコーヒーを飲んだり

町を散策しながらのんびり出来る場所でした。

1829年、イギリスのジェームス・フリーマントル率いる開拓団により
入植が始まったこの町には

当時の囚人たちによって造られた素晴らしい建造物が数多く残っています。
植民地開拓の労働力として、労働に従事させられた人々について知りたくて

町中にあるフリーマントル刑務所へ行ってみました。
フリーマントル刑務所は1850年代に流刑囚たちの労役で建てられ、
1991年までの134年間使われていた刑務所で、
ツアーに参加することで内部を見学することができます。
私たちが参加したのは30分毎に催行の Doing Time 刑期満了ツアー!!
その他 Great Escapes 大脱走ツアーや夜間の肝試し的ツアーもありました

1770年にイギリスがシドニーをオーストラリアで最初の植民地とした後、
19世紀にかけて延べ16万人の囚人がオーストラリア各地に流刑されましたが、
そのほとんどは窃盗や思想犯といった比較的軽い罪で有罪判決を下された
人々だったそうで、約1万人がこのフリーマントルへ送られたそうです

このフリーマントル刑務所もオーストラリア全土にある11の囚人遺跡群のひとつ
としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています

運動場から独房への出入り口は回転ドア。暴動を防ぐためだそうです

4階建ての吹き抜けには自殺防止のネットが張られていました

独房のスペースは2.1m×1.2mでトイレはなくバケツのみ。
立てこもりができないようドアは外開きになっています

1920年代にハンモックから金属製ベッドになったものの囚人数の増加で
1960年代には2段ベッドに変更されたそうです
このような劣悪な環境だったため、囚人たちは植民地開拓の労働力として、
わずかな報酬が得られる過酷な労働に従事することを喜んだのだそうです

134年の歴史の中で44人(うち女性1人)の死刑が執行された場所。
執行の朝は午前5時半起床、朝食のあと希望者は牧師さんとの時間が与えられ
ブランデーを振る舞われて、8時には刑が執行されたそうです。
ガイドさんが「床を落とすレバーを引きたい人!」と言ったら手を挙げた人が・・・。
すごい音でした。。。

中央独房棟の中心には英国国教会が作られていました。
1988年1月4日、42℃という暑い日の昼下がりに看守に熱湯をかけたことが
発端となり暴動が起こりました。
この暴動が、1991年の刑務所閉鎖のきっかけになったようです

もうひとつ。フリーマントルで最も古い刑務所がハイ・ストリート High St. の
突き当たり、海沿いにあるラウンドハウスで1831年に建てられたもの。

嬉しそうに「懲罰」を受けている人がいました^^

ちょうど13時の大砲発射(空砲)のデモンストレーションに間に合いました!

ラウンドハウス近くにある難破船ギャラリーは、元々は1850~60年代にかけて
囚人用の食料や衣服を保管する倉庫として使われていたもの。
オーストラリアに漂着したオランダ東インド会社の船から発見された宝物などを
展示しています

1629年に難破したバタビア号の復元展示は当時の船の展示として
世界唯一のものだそうです

最後に行ったのは西オーストラリア海事博物館。
1983年のアメリカズカップで初めてアメリカを破ったオーストラリアⅡ号の展示や
無寄港世界一周のヨットの展示などもありましたが一番興味深かったのは・・・

メガマウスのホルマリン漬け!!世界で3例しかないそうです。
夏頃、NHKスペシャルで放送していましたがまさかここで会えるとは(嬉)
サメらしからぬちっこい歯がかわゆい♪♪

博物館の外には潜水艦オーベンス号も展示されていましたが、

この日の潜水艦ツアーはフルブックで参加できず。心残り・・・。

西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
パースの南西約20kmに位置するフリーマントル Fremantle は、
インド洋に面した港町。パースから電車で30分弱とアクセスしやすい所で、

1986-87年にはアメリカズカップが米国以外で初めて開催された地でもあります。

19世紀の雰囲気が漂うこの町では、

週末のみ開かれるマーケットが有名。
残念ながら木曜日でマーケットは覗けませんでしたが・・・

カフェが軒を並べる通称 カプチーノ通りでコーヒーを飲んだり

町を散策しながらのんびり出来る場所でした。

1829年、イギリスのジェームス・フリーマントル率いる開拓団により
入植が始まったこの町には

当時の囚人たちによって造られた素晴らしい建造物が数多く残っています。
植民地開拓の労働力として、労働に従事させられた人々について知りたくて

町中にあるフリーマントル刑務所へ行ってみました。
フリーマントル刑務所は1850年代に流刑囚たちの労役で建てられ、
1991年までの134年間使われていた刑務所で、
ツアーに参加することで内部を見学することができます。
私たちが参加したのは30分毎に催行の Doing Time 刑期満了ツアー!!
その他 Great Escapes 大脱走ツアーや夜間の肝試し的ツアーもありました

1770年にイギリスがシドニーをオーストラリアで最初の植民地とした後、
19世紀にかけて延べ16万人の囚人がオーストラリア各地に流刑されましたが、
そのほとんどは窃盗や思想犯といった比較的軽い罪で有罪判決を下された
人々だったそうで、約1万人がこのフリーマントルへ送られたそうです

このフリーマントル刑務所もオーストラリア全土にある11の囚人遺跡群のひとつ
としてユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています

運動場から独房への出入り口は回転ドア。暴動を防ぐためだそうです

4階建ての吹き抜けには自殺防止のネットが張られていました

独房のスペースは2.1m×1.2mでトイレはなくバケツのみ。
立てこもりができないようドアは外開きになっています

1920年代にハンモックから金属製ベッドになったものの囚人数の増加で
1960年代には2段ベッドに変更されたそうです
このような劣悪な環境だったため、囚人たちは植民地開拓の労働力として、
わずかな報酬が得られる過酷な労働に従事することを喜んだのだそうです

134年の歴史の中で44人(うち女性1人)の死刑が執行された場所。
執行の朝は午前5時半起床、朝食のあと希望者は牧師さんとの時間が与えられ
ブランデーを振る舞われて、8時には刑が執行されたそうです。
ガイドさんが「床を落とすレバーを引きたい人!」と言ったら手を挙げた人が・・・。
すごい音でした。。。

中央独房棟の中心には英国国教会が作られていました。
1988年1月4日、42℃という暑い日の昼下がりに看守に熱湯をかけたことが
発端となり暴動が起こりました。
この暴動が、1991年の刑務所閉鎖のきっかけになったようです

もうひとつ。フリーマントルで最も古い刑務所がハイ・ストリート High St. の
突き当たり、海沿いにあるラウンドハウスで1831年に建てられたもの。

嬉しそうに「懲罰」を受けている人がいました^^

ちょうど13時の大砲発射(空砲)のデモンストレーションに間に合いました!

ラウンドハウス近くにある難破船ギャラリーは、元々は1850~60年代にかけて
囚人用の食料や衣服を保管する倉庫として使われていたもの。
オーストラリアに漂着したオランダ東インド会社の船から発見された宝物などを
展示しています

1629年に難破したバタビア号の復元展示は当時の船の展示として
世界唯一のものだそうです

最後に行ったのは西オーストラリア海事博物館。
1983年のアメリカズカップで初めてアメリカを破ったオーストラリアⅡ号の展示や
無寄港世界一周のヨットの展示などもありましたが一番興味深かったのは・・・

メガマウスのホルマリン漬け!!世界で3例しかないそうです。
夏頃、NHKスペシャルで放送していましたがまさかここで会えるとは(嬉)
サメらしからぬちっこい歯がかわゆい♪♪

博物館の外には潜水艦オーベンス号も展示されていましたが、

この日の潜水艦ツアーはフルブックで参加できず。心残り・・・。

西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
▲
by tanpopo-jyo
| 2014-01-08 16:02
| 西オーストラリア
|
Comments(0)
ウェーブロックへ
2014年1月3日(金)
日帰りバスツアーを利用してパースの東340kmにあるハイデンHyden
という町の近くにある奇岩ウェーブロックへ行った一日です。
07:20 ホテルへ出迎えのバスが来て出発。
08:00 パース・サイトシーング・センターで他の参加者約30名を乗せ出発。
パースを出て30分も走るとファーム地帯となり、羊やオーストリッチの放牧場や
キャノーラ畑が続いていました。
09:25 パースから東に約97キロ のヨーク Yorkに到着。
写真は人気の写真スポット公会堂 Town Hall です

1871年に開拓され、

ゴールドラッシュ時にはパースからの中継点として栄えたヨークには、

町が拓かれた当初からの建物が数多く残っています。
メインストリートのカフェでモーニングコーヒーを楽しむ人の姿を見かけた以外、
あまり人通りもなく、静かでのんびりとした町。

白い建物は1892年建築とありました。

St.Patrick's Catholic Church です

10時にヨークを出発。
ヨークを過ぎた辺りからは起伏のない平らな景色が延々と続きます。
この辺りは、ウィートベルト Wheatbelt と呼ばれる穀倉地帯だそうで、13時に
ハイデンに着くまで収穫が終わった小麦畑がとぎれることはありませんでした。

11時半、コリジン Corrigin という町にある犬のお墓 Dog Cemetery に到着。

牧羊犬を自分たちの家族として手厚く葬っているそうです。

13時、ようやくハイデンに到着しました!
8時にツアーを開始、ヨークで30分休憩したのでここまで4時間半のドライブ。
車窓からは小麦畑しか見えませんし正直飽きました。。。
この間、ドライバーさんはずっとしゃべりっぱなし。が、聞き取りにくい英語の上に
こちらの語学力のなさで聞き取れたのはほんの少しという情けなさ。
さてこの洞窟ですが何に見えますか?

ウェーブロックの手前1.5㎞にあるHippo's Yawn カバのあくび岩です(笑)

ウェーブロックへ行く前にまずはランチ

簡単な食事がとれるレストランと売店を併設したお店がここだけなので
ゼイタクは言えませんが、パースから食べ物や飲み物持参の方が良いかも?

ただこのお店、裏にちょっとした「動物園」があって面白かったです

お店からウェーブロック Wave Rock までは歩ける距離。

ウェーブロックと呼ばれているエリアは、ハイデンロック Hyden Rockという
花崗岩の一枚岩の北側部分で、

27億年もの間に、一定方向から吹いてくる風、風が運んでくる砂、雨などで
浸食されてできあがったものだそうです。

縞模様は、雨に含まれる鉄分と花崗岩の成分が化学反応を起こした結果とか。

高さは15m。この壁を駆け上がろうとして、ズルズルと落ちてくる人多数ですが

頑張って登りきれば・・・

壮大な眺めを楽しむことが出来ます♪ 右に見えるのは塩湖。

私は階段で上りましたけれども ^^

ウェーブロックからバスで15分程の距離にあるマルカの洞窟 Mulka's Cave

この洞窟にはアボリジニーの伝説があります。
昔、このハイデン周辺にはアボリジニの一族が住んでいました。
そのなかに一人、肌が黒く非常に背が高い男性がいて一族から恐れられ、
すべての女性は彼との交際を禁じられていました。
しかし、ある一人の女性が彼と恋に落ち、ついに子どもが生まれてマルカと
名付けられました。禁断の関係からできた子供だったせいか、マルカは目が悪く、
生活に必要な狩りをすることができずに一族から疎外されていきます。
母親は、ひっそり洞窟で暮らすようにとマルカをここへ連れて来ました。
狩りができないので虫などを食べていたマルカでしたが、耐え切れなくなって
ついに一族の子どもを食べてしまったそうです。
母親はマルカを問い詰めますが、口論の末、マルカに殺されます。
その後マルカも一族に殺されてしまいました
洞窟の中は案外広く、奥にも出口がありました。壁面には140を超える手形があり
これは洞窟の所有権を主張しているものだそうです。

16時半にマルカの洞窟を出発。再び単調な小麦畑の中を1時間半ほど走って
バービカン Babakin という小さな村に到着。

バービカン Babakin はわずか18人の村で、ここでのアフタヌーンティの収益が
学校の先生の給与に当てられているのだそうです。
とても素朴なケーキやクッキー、サンドイッチとインスタントコーヒーで7ドルの
アフタヌーンティですが、美味しかったですよ!

21:15 FOUR POINTS BY SHERATON PERTHに帰着。
朝ホテルを出て実に14時間の長い長いツアーでした。
乗っているだけでこんなに疲れたのにガイドをしながら往復700㎞を一人で
運転したドライバーさんはすごいです!!
参加したウェーブロックツアーは@A$187(約18,000円)。
さすがにこの日は食べに出かける元気はなく夕食はルームサービスで。

西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
日帰りバスツアーを利用してパースの東340kmにあるハイデンHyden
という町の近くにある奇岩ウェーブロックへ行った一日です。
07:20 ホテルへ出迎えのバスが来て出発。
08:00 パース・サイトシーング・センターで他の参加者約30名を乗せ出発。
パースを出て30分も走るとファーム地帯となり、羊やオーストリッチの放牧場や
キャノーラ畑が続いていました。
09:25 パースから東に約97キロ のヨーク Yorkに到着。
写真は人気の写真スポット公会堂 Town Hall です

1871年に開拓され、

ゴールドラッシュ時にはパースからの中継点として栄えたヨークには、

町が拓かれた当初からの建物が数多く残っています。

メインストリートのカフェでモーニングコーヒーを楽しむ人の姿を見かけた以外、
あまり人通りもなく、静かでのんびりとした町。

白い建物は1892年建築とありました。

St.Patrick's Catholic Church です

10時にヨークを出発。
ヨークを過ぎた辺りからは起伏のない平らな景色が延々と続きます。
この辺りは、ウィートベルト Wheatbelt と呼ばれる穀倉地帯だそうで、13時に
ハイデンに着くまで収穫が終わった小麦畑がとぎれることはありませんでした。

11時半、コリジン Corrigin という町にある犬のお墓 Dog Cemetery に到着。

牧羊犬を自分たちの家族として手厚く葬っているそうです。

13時、ようやくハイデンに到着しました!
8時にツアーを開始、ヨークで30分休憩したのでここまで4時間半のドライブ。
車窓からは小麦畑しか見えませんし正直飽きました。。。
この間、ドライバーさんはずっとしゃべりっぱなし。が、聞き取りにくい英語の上に
こちらの語学力のなさで聞き取れたのはほんの少しという情けなさ。
さてこの洞窟ですが何に見えますか?

ウェーブロックの手前1.5㎞にあるHippo's Yawn カバのあくび岩です(笑)

ウェーブロックへ行く前にまずはランチ

簡単な食事がとれるレストランと売店を併設したお店がここだけなので
ゼイタクは言えませんが、パースから食べ物や飲み物持参の方が良いかも?

ただこのお店、裏にちょっとした「動物園」があって面白かったです

お店からウェーブロック Wave Rock までは歩ける距離。

ウェーブロックと呼ばれているエリアは、ハイデンロック Hyden Rockという
花崗岩の一枚岩の北側部分で、

27億年もの間に、一定方向から吹いてくる風、風が運んでくる砂、雨などで
浸食されてできあがったものだそうです。

縞模様は、雨に含まれる鉄分と花崗岩の成分が化学反応を起こした結果とか。

高さは15m。この壁を駆け上がろうとして、ズルズルと落ちてくる人多数ですが

頑張って登りきれば・・・

壮大な眺めを楽しむことが出来ます♪ 右に見えるのは塩湖。

私は階段で上りましたけれども ^^

ウェーブロックからバスで15分程の距離にあるマルカの洞窟 Mulka's Cave

この洞窟にはアボリジニーの伝説があります。
昔、このハイデン周辺にはアボリジニの一族が住んでいました。
そのなかに一人、肌が黒く非常に背が高い男性がいて一族から恐れられ、
すべての女性は彼との交際を禁じられていました。
しかし、ある一人の女性が彼と恋に落ち、ついに子どもが生まれてマルカと
名付けられました。禁断の関係からできた子供だったせいか、マルカは目が悪く、
生活に必要な狩りをすることができずに一族から疎外されていきます。
母親は、ひっそり洞窟で暮らすようにとマルカをここへ連れて来ました。
狩りができないので虫などを食べていたマルカでしたが、耐え切れなくなって
ついに一族の子どもを食べてしまったそうです。
母親はマルカを問い詰めますが、口論の末、マルカに殺されます。
その後マルカも一族に殺されてしまいました

洞窟の中は案外広く、奥にも出口がありました。壁面には140を超える手形があり
これは洞窟の所有権を主張しているものだそうです。

16時半にマルカの洞窟を出発。再び単調な小麦畑の中を1時間半ほど走って
バービカン Babakin という小さな村に到着。

バービカン Babakin はわずか18人の村で、ここでのアフタヌーンティの収益が
学校の先生の給与に当てられているのだそうです。
とても素朴なケーキやクッキー、サンドイッチとインスタントコーヒーで7ドルの
アフタヌーンティですが、美味しかったですよ!

21:15 FOUR POINTS BY SHERATON PERTHに帰着。
朝ホテルを出て実に14時間の長い長いツアーでした。
乗っているだけでこんなに疲れたのにガイドをしながら往復700㎞を一人で
運転したドライバーさんはすごいです!!
参加したウェーブロックツアーは@A$187(約18,000円)。
さすがにこの日は食べに出かける元気はなく夕食はルームサービスで。

西オーストラリアの旅行記は、下記のとおりです。
タイトル前の数字をクリックしていただければ記事に飛ぶこともできます。
①初めての西オーストラリア
②パースからカルバリへ
③地球最古の生命体 ストロマトライト
④世界遺産の海 シャークベイ
⑤イルカがやって来るモンキーマイア
⑥荒野の墓標 ピナクルズへ
⑦パースで迎えた大晦日
⑧パース市民の憩いの場 キングスパーク
⑨港町フリーマントル
⑩ウェーブロックへ
⑪クォッカが棲むロットネスト島
▲
by tanpopo-jyo
| 2014-01-07 22:08
| 西オーストラリア
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