「HOKUSAI－ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」

2025年11月4日(火)

今日は雪見ちゃんと 京橋の CREATIVE MUSEUM TOKYOで開催中の
「HOKUSAI－ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」へ行って来ました。
CREATIVE MUSEUM TOKYOは、昨秋竣工した TODA BUILDING
(アーティゾン美術館の隣) の6階にあります。

本題に入る前に。
ブログに広告が入るのがイヤで、ずっとプレミアムコースを利用していたのに
少し前に同級生のひとりから 「ブログに入る広告が鬱陶しい」と言われてびっくり。
なぜ？ と調べてプレミアムコースの広告削除はPC版だけとわかりました。

で先日、スマホデビューして スマホで自分のブログを見て驚きました！
こんなに大量の広告が入っていたんですね
「スーパープレミアムコース」にすればスマホからも広告が消えるとわかり、
早速乗り換えました
今まで鬱陶しい画面にお付き合い下さった皆さま、申し訳ありませんでした。


さて本展は「集中線」や、
葛飾北斎　椿説弓張月 続編 巻之三　浦上蒼穹堂蔵　


「効果線」、
葛飾北斎　唐詩選画本 七言律　　浦上蒼穹堂蔵


爆発や閃光、
葛飾北斎　新編水滸画伝 巻之一　浦上蒼穹堂蔵


ギャグ描写など、現代のマンガやアニメの表現の原点ともいえる北斎の革新性を、
「北斎のしわざ」というキーワードで紹介している展覧会です。
葛飾北斎　北斎漫画 十編　浦上蒼穹堂蔵　


画面枠からはみ出して大きさを誇張したり、
葛飾北斎　北斎漫画 五編　浦上蒼穹堂蔵


アニメーションともいえる連続絵を200年前にすでに描いていた北斎。
「踊独稽古」や、北斎漫画より「雀踊り」と 「武芸 (棒術)」は、
現代アニメーターによりアニメーション化した作品をミニシアターで上映しています。


19世紀後半、西洋を席巻したジャポニスムについて紹介しているコーナーでは ドガや、


ガレが 北斎漫画 からモチーフを転用している例を 展示していましたけど、
これらは現代ならアウトかも?
ガレの花器の鯉には、背中に観世音が乗っていませんが ^^
以前、サントリー美術館のガレ展で見たこの作品は、
ウロコの美しさが特に印象的でしたけどね。


所蔵する「北斎漫画」全十五編 1,700冊という世界的コレクター、
浦上満氏（浦上蒼穹堂）の全面協力により実現した本展は、


高さのある展示空間の中で、


北斎の世界にどっぷり浸る展示構成となっています。


「冨嶽三十六景」に飽き足らなかった北斎が、後年 描いた 「富嶽百景」も・・・


全巻全ページ展示され、


80代の北斎が 「毎日、新しい魔を祓う」という願いを込めて描いた連作、
新発見の肉筆画 「日新除魔図」16図も初公開!!


北斎の画力と巧みな会場設計がピッタリ合致した会場にはエネルギーが満ち満ちています!!


「HOKUSAI－ぜんぶ、北斎のしわざでした。展」は、11月30日(日)までです。
ほぼ全ての作品の撮影OKですが、スマホのみ。
スマホデビューしたばかりの私には、スマホからPC経由でUSBに移すのが大仕事で


ランチは テーマカフェ 「北斎食堂」で、富嶽三十六景神奈川沖浪裏蕎麦を。
富士山は大根おろし、器の周囲に描かれた浪はマヨネーズで再現!


雪見ちゃんは、幾何学模様のばらちらし。
添えられているのは、白醤油とわさびです。


チーズがのってるちらしは 初めて見ました。ピンクのごはんは何味?
追記: ピンクはビーツで色付けした酢飯だそうです


飲み物は二人共、北斎ラテ。
カフェラテ? と思っていたら抹茶ラテですって。どちらの味もしない 「ほぼホットミルク」。
でも可愛いから許す^^


おやつは、雪見ちゃんオススメの 日本橋 RICO DOLCE で、
栗粒や和栗クリームたっぷりのパフェを。雪見ちゃん、ありがとー